ドルフィン・フィーディング
タンガルーマ島に来て次の日
昼はビーチで泳いだり遊んだりして過ごしました。
そして、その夜
私達はドルフィン・フィーデングを体験しました。
あたりは日が落ち暗くなりホテルやコテージ、レストランに電気がついています。
餌付けの時間は7時15分
それより少し前の7時頃、予告なしに島中の電気が消されます。
これを合図に、もしくは、イルカが目印を見つけやすいようにするために、あたりを暗くするのではないかと思います。
電気はすぐにつけられ、そして、どこからか、イルカが静かに岸に集まってきます。
(6,7頭だったはず)
水の音をさせないで、いつのまにか、静かにスーっと泳いでくるのです。
サワーッと近づいては遠くに泳いでいくイルカ、その美しさと神秘さは私の文章力では表せません。
私は胸がドキドキする様な感じがしました。
さて、相手は野生のイルカです。
イルカを守るために、ルールがあります。
イルカはデリケート、手や足につけた日焼け止めを洗い流します。
彼らを傷つけないように、靴を脱ぎます。
指輪をはずします。
餌を持つ前に、手を消毒します。
餌の魚は頭を上にして尻尾のほうを3分の1持ちます。
イルカが餌を加えたら、静かに魚を離します。
岸では静かにします。
イルカに触ってはいけません。
前日もそうでしたが、この日もイルカの餌付けの体験者はたくさんいました。
たくさんとは、抽象的ですが90人前後はいたと思います。
毎日こんなに人がいるのか分かりません。
週末だけ、人が多いのかも分かりませんが、相手は野生のイルカ
大変なお仕事です。
係りの人の指示に従って、2人ペアになって、3列に並びます。
係りの人を挟んで2人ペアで海に入って行きます。
一人、2、3匹の魚をあげることができます。
私達は列の真ん中より後ろのほうでした。
夕食を取らずにきたので、チョビがお腹をすかせたのか
イルカには興味があるものの、待つことに飽きてしまったのか
チョビは静かに待っていなければいけないのに、ぐずっていました。
お父さんがチョビを何とかあやし、時間を持たせていましたが
気がきではなく、早く順番が来ないかと思いながら待っていました。
順番が来ると
ぐずっていたチョビも緊張している様子、静かになりました。
まずは、バケツに手をいれ消毒です。
チョビは小さいので、私が抱っこしました。
係りの人を挟んで、魚を持って海に入って行きます。
しゃがむと腰がつかるぐらいのところまで、入っていきます。
魚を持った手を海に入れます。
すると、イルカがスーッと近づいて来て、魚をパクリとくわえて
私の足の横を通って遠ざかっていきました。
もう、ものすごく感動です。
係りの人がまた、魚をくれました。
もう一度海に手を入れると、また、グレーのイルカが近づいて来て
私の手から魚を食べて行きました。
魚を食べる時、冷たいようなイルカの口が、私の手に触れました。
イルカがこんなに近くにいるなんて・・・。
係りの人が小さいチョビに、魚を渡してくれました。
私は小さいチョビは体験できないものと思っていたのでビックリしました。
魚を持ったチョビの手を海に入れて上げました。
イルカは静かに近づき、小さい手から、魚をくわえて行きました。
私達の体験は終わりました。
まだ、私達の後にも、体験者の列はありましたが、この時もう8時近くになっていました。
チョビのお腹がすいているであろうと思い、見学はしないで夕食を食べに行きました。
チョビはしばらくの間、しゃべらず、静かでした。
レストランでメニューを選び、食事が運ばれているのを待っていると
チョビは
「ドルフィン○%&$@#フィッシュ・・・ドルフィン・・・
ドルフィン○%&$@#フィッシュ・・・ドルフィン・・・
ドルフィン○%&$@#フィッシュ・・・ドルフィン・・・」
と、エキサイティングに話し始めました。
食事が運ばれて食べ始めてからも、イルカの餌付けがどうであったか エキサイティングに話していました。
(理解できるのは、ドルフィンとフィッシュだけでしたけど)
小さいチョビにもイルカの餌付けは感動したようです。
2泊3日の小旅行は終わり、家に帰ってからも
チョビはお風呂で泳ぐまねをして、ドルフィンと言ったり
しばらく、イルカの話をしたりしていました。
私には、オーストラリアにきて最も印象に残った体験ではないかと思います。
もう一度体験してみたいドルフィン・フィーディングです。
できることなら、フォエール・ウォチングもしてみたい!
2002年6月25日