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| 2004年4月5日、午前2-4時の間にとても悲しい夢をみました。 -Tale- ある日、夫と私は仕事をしていた。それぞれの持ち場の仕事を普通にこなしていた。 ちょっとだけ違っていたのは、夫の職場に以前から夫の知り合いだった女性が再就職をしたことだった。 不況のあおりで正社員としては雇ってもらえなかったが、その女性は地道に仕事をしていた。 夫は、いつもの通りにその女性が同じ職場に加わったことなど帰宅しても話さなかった。だから、私は何も知らなかった。 ほんの数日過ぎたとても暖かい日に私は夫の会社の近くの桜の咲いている小さな公園へ行った。時間が合えば一緒に帰れるかもしれないと思いながら公園のベンチに腰掛けた。 しばらくすると座っているベンチの右後方から「気配」・・・ただの「気配」を感じた。 ごく自然に「気配」を感じた方へ顔を向けると、見慣れた深緑とグレーのパーカーが視界の端に入ってきた。正確にはその見えた生地がパーカーだったとは気づかなかった。 でも、顔を元の位置に戻した時にその生地があまりに「いつも見ている」配色だったので、その時初めて「あのパーカー」だと思った。 そして、もう一度気配の方向へ顔を向けるとそのパーカーが動いた。ほんのわずかだけど動いた。 私は、こんなとき意外に冷静である。と言うか鈍感なのかもしれないけど 「何故見慣れたパーカーがここで動いているのだろうか?」と可能性があることをいくつか並べることを先にしてしまうのだ。 夫はその女性と抱き合い長い長い時間キスをしていた。 私と夫は夕方になっても暖かい日差しが差し込む喫茶店にいた。いつもなら夫は自分の非が明らかになる時は決まって高揚する。 しかし、目の前にいる夫は普通だった。諦めた風でもなく・・・。 「ずっとずっと前からあの人が好きだったんだ。あの人も僕のことを好きだったなんて知らなかった。だから、あの人と一緒に生きていきたいんだ」 と言った。 私は「どうしてなの?私のどこを直せばもう一度私を見てくれるの?」と言おうと思っているのに何も声にならない。 夫はまるで私の声を封印するかのようにゆっくりと私に言った。 「あの人がずっと好きだったから仕方ないんだよ」 と・・・。 私は、やっぱり声が出なかった。 あの人は夫と話をしている間どこで待っていたのかわかないけど、夫がお店のドアを開けるとす〜と夫のそばに来て二人で手を繋いで歩いて行った・・・行ってしまった。 - The end of a tale - 2日前の土曜日に毎日深夜に夫がやっているゲームのことについて話をしたり、私の仕事は「すぐに結果を出せ」って言うスタンスであるがゆえに「きつい」と言われた。 毎日のネットゲームに対してどれほどまでに心奪われているかを私は理解したつもりだった。でも、それは理解できたことで「私と一緒にいて欲しい」と願う自分に別れを告げたのではないか、と心のどこかで引っ掛かっていたことが夢の種になったのかもしれない。 今朝、私は考えることがまったくできなかった。修正点も改良点も浮かんで来なかった。 ただ、夫が「あの人が好き」って理由でそのまま離れて行ってしまったことが悲しかった。 「す〜さん」のことも大切に思っている。 だけど、「す〜さん」以上に私は夫を想っていたい。 夫を想うことと理解することの共有はできないものなのだろうか。 それとも共有をできないと答えを出しているのは私の方なのだろうか。 |
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