まだ工事中 (^。^;)

                      
我が家の次男、ぺろすけは「高機能自閉症」です。

見た目にはどこにでもいる普通の子。
健常に近い能力を持っている為に、
「なんでこんな事もできないの?」「なんでわからないの?」
と、周りからはなかなか理解してもらえない障害です。
でも、ほんの少し周りが理解してあげるだけで
ほんの少し手を貸してあげるだけで
今よりもっと過ごしやすくなるのです。


以下、私が今まで調べた限りの事を書きます。
もし間違っている事や、ここはこうした方がいいというようなアドバイスがございましたら
是非教えて下さい。宜しくお願いします

  



自閉症って?・・・

あなたは自閉症の事をどの位知っていますか?

「名前の通り、自ら心を閉ざしている子でしょ?」
「窓際で膝を抱えて黙り込んでる子ってイメージよね」
「引きこもりみたいなもんなんじゃないの?」
「親があまり構わなかったからそうなったんでしょ?」
「わがままなのよ」
「ホラ、今流行りの心の病気でしょ?」

こんな声が聞こえてきそうです・・・
恥ずかしながら、私もぺろすけが自閉症とわかるまではそう思っていました・・・
答えは全部 NO! です

自閉症は生まれつきの脳の器質的な障害で、
決して「育て方」や「家庭環境」や「心因性のショック」や「本人の努力不足」ではありません。
それに、「ひきこもり」「自分の殻に閉じこもっている子」でもありません。

自閉症にはまだまだ不明な点も多く、現代の医学でも根本的な治療法はありません。


先日放映していたTV番組でも100人中16人しか自閉症の事を正しく知っている人はいなかったそうです。
自閉症は 「見えない障害」です。仕方のない事かもしれません。
でも、もっともっと一般の方々に自閉症の事を知って欲しいです。
私達はもっと声を上げて、皆さんに伝えるべきなのではないかな?と思います。



自閉症には大きく分けて3つの障害があります。

1.社会性の障害〜人との関わり方〜
視線が合わない(慣れていれば合いますが・・・)
一方的な関わり方をする(自分の言いたい事だけを喋ってどこかに行ってしまうとか)
場の雰囲気がわからない為、その場にふさわしい行動がとれない
相手の感情が読めない
相手の立場になれない
感情を共有する事が苦手
人を人として認識せず、道具のように扱う(お母さんの手をとって物を取らせるような行動・・・クレーン現象)


2.コミュニケーションの障害
   言葉の発達が遅れる
    オウム返しになってしまう→エコラリア
(何を聞かれているのかわからないが、何かを答えなくてはならないと思う為?)
疑問系での要求・独特の話し方
独り言
同じ言葉の繰り返し

[更に「高機能自閉症」や「アスペルガー症候群」の人だと・・・]
言葉の発達には遅れがなくても、「獲得の仕方」が変わっていたりする
話が出来ても、冗談や例え話が通じない
言葉のウラが読めない
難しい言葉を多用するが、パターンとして使ってみたいだけで、本当の意味はわかっていなかったりする・・・

   
3.想像力の障害(こだわり)
   変化を嫌う。いつもと同じという事が何より安心する
初めての事・物への混乱(自分の記憶の引き出しにないものにはなかなか対応できない)
見通しが持てない事への不安が強い
   自己刺激行動(くるくる回る・横目で物を見る・手をひらひらさせるetc)に没頭する
特定の物への興味が強い
ファンタジーへの没頭
気持ちのリセットが苦手



上記の3つの他にも・・・

感覚の異常
目も耳も鼻も口も、それぞれ障害はないのに、入力されたものの脳内での処理がうまくいかず
様々な感覚の異常となって表れる事があります。
それは過敏さだったり、反対に鈍感さだったり、その子によって全く違います。
これらも脳の障害からくるものです

・聴覚・・・突然の大きな音・ほんの小さな音でも嫌がったりします
・触覚・・・服や首もとのタグが肌に触れる感じが嫌だったりします
また、柔らかい感触を常に触っていたりします
口中の刺激が嫌で、偏食があったりします
・視覚・・・普通の見え方じゃない方法を好む
回転する物・光る物に魅かれる
・嗅覚・・・匂いに敏感だったりします
・味覚・・・味覚に異常があったりして偏食に繋がっている子もいます

不器用さ
器用な子もいますが、アスペルガー症候群の子には不器用な子が多く見られます
極端に運動が苦手だったり、書字の乱れがあったり、リコーダーが苦手だったり・・・


広汎性発達障害っていう言葉も聞くけど、自閉症とは違うの?

広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)とは、自閉症圏の発達障害です。
広汎(広い範囲において)に発達の障害があるという意味で、
自閉症も広汎性発達障害の中に属します。

その障害の程度によって
「自閉症(または自閉性障害)」・「高機能自閉症」・「アスペルガー症候群」・「非定型自閉症」
などと診断されます。

上記の3つの障害が顕著に見られるものは
  自閉症(カナー型)とされます。

自閉症の中で知的な遅れがないものは
  高機能自閉症とされます。

また、知的な遅れもなく、幼少時に言葉の遅れもないものは
  アスペルガー症候群とされます。

自閉症の症状をいくつか持っているものの、診断基準を満たしていないものが
  非定型自閉症(特定不能の広汎性発達障害・・・PDD-NOS)とされます。


専門家の間でも「高機能自閉症」と「アスペルガー症候群」との厳密な線引きは
一致していないのが現状です。
(なので、病院が変わると診断名が違うという事もあります。)


「高機能自閉症」と「アスペルガー症候群」「知的な遅れのない非定型自閉症」を総称して
「高機能広汎性発達障害」と呼ぶこともあります。

ここで出てくる「高機能」とは知的に遅れがないという事を指すもので
決して「障害の度合いが軽い」とか「社会適応がいい状態」ではありません。
かえって、見かけは何の障害もないように見えるため
周りも・本人も戸惑い、かなり辛い生活を強いられているのが現状です。


話ができて、ある程度コミュニケーションがとれるアスペルガー症候群・高機能自閉症の人達・・・
それでも、自閉症にはかわりありません
自閉症の辛さを抱えながらも
周りからは「普通である事」「みんなと同じように頑張る事」を求められて
頑張ってはみるけれど
いくら頑張ってもみんなと同じようにできない辛さ・苦しさを悩み、葛藤しています
一番困っているのは親でも先生でもなく、本人達なのです