私自身も、2児の母である。
ウチの子は『たまたま』健常者だった。
でも2人とも出生前に心音の低下は起こしていた。
上の子は羊水混濁もあって、出産がもう少し長引けば重篤な障害を残していたかもしれない。
もしも自分が『障害児の母』であったら、仕事はしていただろうか・・・?
普段、仕事をしている母親同士で話すとき、よく話題に出てくるのが
「もしも毎日家にいてコドモと一緒だったら気が狂うよねェ〜」
普段離れている分、一緒にいるときの時間は濃密に過ごせる・・・というのが多い意見かな。
とくに看護師なんてものをしている人は、家庭に落ち着けない人が多いのかも。
周りにおばあちゃんや、公/私的機関の強力なバックアップがあれば、
障害児がいても働くことは難しくないかもしれない。
でも、仕事をしていることで、育児から逃げることはして欲しくない、と思う。
経口摂取がなかなかすすまない子がいる。
唯一の栄養摂取手段が、ほ乳瓶で高カロリーミルクを飲むこと。
身体が小さかった彼は、こうやってひたすらミルクを飲むことで、ようやく大きくなり始めた。
そろそろ口から食事を・・・と思ったときには、口腔付近の過敏が際だちすぎてしまい、
なかなか食べてくれない子になってしまった。
彼の母は公務員だ。
毎日時間に追われて家事をするだけで精一杯、ましてや健常児の弟妹がいたりしたら
どうしても「しゃべる子」の用事が優先されてしまうのだろうと思う。
明らかに、彼が普段家庭で摂食の機会を設けてもらっているとは思えない。
でも、毎日の積み重ねが大きな意味を持つ摂食訓練において、このことは大きなダメージになる。
そもそも、この子の母が、経口摂取を望んでいるのかすら、最近は分からなくなってきてしまった。
話をしようにも、おばあちゃんやヘルパーさんに任せきりで母と離す機会さえもない。
体調の変化があったとき、保育園だったら母の職場に電話連絡が入る。
でもおばあちゃんが保護者として来ている以上、それもできないし。
『母子通園』を原則に掲げているのに、こんな状態で意味があるんだろうか?
2002.12.07
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