大井川へ
2005年のゴールデンウィークは家で

だらだら。せっかくの休みなのに全く外に

出ないのも悲しかったので、「旅に出るか!」

ということで、日帰りで南アルプスへ車を

走らせた。目的は吊り橋。

まずは寸又峡にある「夢の吊り橋」へ。

車を停めてからしばらく歩くとエメラルド

グリーンの川の上にひっそりと架かっていた。

この橋の中心で女性が願い事をすると

運命の人にめぐり合えると言われている

らしいのですが、怖いのと写真を撮らねば!

という変な使命感で一杯一杯の私にそんな

余裕があるわけが無く・・・。

要はすっかり忘れていました。

川がエメラルドなのはチンダル現象

によるらしいので透明度はバツグンです。

木々が川に反射されて綺麗でした。

観光客が多い時期、この吊り橋は一方

通行なのですが、今は引き返すことも

可能です。まぁ、せっかく来たので

ハイキングがてら突き進むことに。

300段くらいだったか、先にある階段を

登りきると展望台へ。

昔、大井川鉄道を走っていたSLが展示

されていました。こっそり乗ってみたり。

ところで、上から見るとさっき渡った

橋もかなり小さく見えます。

結構上まで登ったのだなと改めて実感。

ぐるっと回って元来た道に戻りながら寄り道

をすることに。また別の橋です。

「猿並橋」へ。この吊り橋の方が怖かった。

せっかく来たついでに川へも降りてみた。

久々に河原で寝転んだり平たい石を

投げて何段飛ぶか試してみたり。

さてさて、寸又峡を後にして私たちは

大井川沿いに南下することに。

途中、フォーレ中川根という所で休憩。

ちょうどSLが通る時間帯だったので一目

見ようとしばし待つことに。因みに大井川

鉄道のSLは現在1日に2往復するらしい。

新茶の時期なので葉が淡い緑で光って

見えます。そんな茶葉を見ていると新茶を

飲みたくなってきました。

お茶売り場で一杯。これが甘いのです。

お茶ってこんなに甘いものだったの?

と驚きを隠せません。恐るべし川根茶。

それからしばらく進むと正面の道の上に

またもや吊り橋発見!車を路駐して

渡ってみることに。これは長い!民家の

屋根より高い場所に吊られた橋は

かなりのものでした。

少し進んで牧の原台地突き当たった。

「お茶の郷」に寄ることに。

お茶の博物館で世界のお茶を見て

きました。売店も充実していて、ここでも

新茶をゴクゴク。土産も買い込む。

後で実家に送った新茶はかなり好評でした。

またあのお茶を送ってよ!って言われても

買いに行くには遠すぎです。

それから牧の原台地にある金谷町は

東海道の宿の一つ。

旧東海道金谷坂石畳は当時の様子を

残す貴重な道です。当時の幕府が旅人

への配慮で作ったらしいのですが、平成

3年に430mを復元したのだそうです。

それにしても牧の原台地の茶畑の広さ

は圧巻。延々と続くかと思われる茶畑は

今まさに収穫期。

えぇ。世の休日とは無関係のお茶農家

方たちが至る所で働いていらっしゃいました。

あなた方のおかげで私たち美味しいお茶を

味わえます。ありがとう。

さて、日帰り旅行も終わりに近づき帰路の

途中、丸子のとろろ汁を食べるために

「るるぶ」に載っていた「丁子屋」という

店に入った。

ここは創業慶長元年(1596)安藤広重の

「東海道五十三次・鞠子宿」に描かれた

有名な店。雰囲気に呑まれたせいか、

とろろ汁をあまり好まない私も始めて

美味しいと感じた。また来たいな。

そんなこんなで突然思い立った旅もかなり

充実したものだったのです。静岡バンザイ!