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2月23日
母 倒れる!
朝 肩や首がつる。風呂に入ろうとして服を脱いで風呂場まで行き
突然頭が痛いと顔をしかめる。
ようやく服をきるが 上げ下げする。意識あり。肩 首をさすって欲しいと訴える。
生あくびがでたり 妙ないびきをかいて寝たりするので T救急病院に電話。
家で横になっていても なおりませんよ。すぐ病院につれてくるようにと言われる。
12:30 救急車でT病院へ。S先生が迎えてくれる。すぐにCTをとり
くも膜下出血といわれる。
くも膜下出血とは 2人に1人が死ぬ怖い病気。検査中に亡くなったり
手術中に亡くなったり 術後2週間以内になくなったりするとのこと。
母は出血が多いと言われる。
即造影剤を入れて検査。1時間くらいで検査終わる。
検査前に「この人誰かわかる?」と聞かれ「さっちゃん」と答える。
検査は1時間くらいで終わり 動脈瘤がみつかる。
手術しましょうとのことで 午後4じから手術。
まずは出血しやすくなっているので 再出血を防ぐ手術が必要とのこと。クリップみたいなので
再出血を止めてあるらしい。
ずい液を外へ出す管を頭にいれてある。
手術後のCTをみると だいぶんきれいになったとのこと。
まずは一段落。8時間にわたる手術。カイロをして 待合室で眠る。
寒かった。バスタオルをかぶり 寒さをしのぐ。
<診断書>
・傷病名 くも膜下出血
・原因 脳動脈瘤
・手術の種類 開頭術
・手術名 動脈瘤ネットクリッピング
・症状 意識清明でCTスキャンにて くも膜下出血を認めた。
前交通動脈瘤の診断で動脈瘤ネットクリッピングを行った。
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2月24日(2日目)
母に「いけるで」とたずねると 「いける」と返事してくれる。
2月25日(3日目)
「河野さん」とよばれると「はい」と返事。
「頭をあげたらいかんよ」というと 母が初めて笑う。
「一緒に服買いにいったな」と言うと 微笑む。
「すまんな」「悪いな」と言う。
私の顔が見えると笑う。
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2月26日(4日目)
左手を強く握る。左足よく動かす。
今の状態はいいとのこと。
頭のはれも引いてきているらしい。
東京の孫えり あきがお見舞いにくる。
2月27日(5日目)
きのうより反応よし。
「和・祥もじいちゃんも元気よ」と言うと「ほうか」
手をマッサージしてあげると「ありがとう」
背中を痛がりながらも「何とも言えん」「どうしてもなあ」
右手も昨日よりものをつかもうとしたり おむつをはずそうとしたりしてよく動く。
左足を上にあげてみせてくれる。
「よくあがるな」というと 笑う。
S先生「いい状態で悪いサインはでていません。2週間までが山です。
今日は昨日より反応がいい。
脳の血管が細くなろうとしているところです。」
2月28日(6日目)
S先生「ここ2週間が一番血管が細くなりやすい。
普通の人は50なのに130あるが 安定している。
右手があまり動かない。
名前を聞くと「宮下シマ子 (旧姓)」というらしい。
熱が高く 座薬をいれる。血糖が高く インシュリン
血圧も高い。
今日は雨が降るせいか痛そうな顔をよくする。
点滴をいれなおそうとすると 「もういや。せんでいい」とはっきり言う。
父が母のところに来る。
「さっちゃん呼んで」と言ったらしいので すぐ行くが疲れたのか起きてこず。
父も母が子供のようになっていると 実感した様子。
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