|
|
|
グループホームの入所が空きベッドまちで
いつになるか わからないといわれたことで
さちは 自分の気持ちを決めたようだ。
復職することをあせらないって。
そうだね。そうしたらいいね。
私の力はあまりに小さいけど できることは手伝います。
がんばってみよう。
|
|
|
|
|
|
お母さんに聞きました。
「ね、人間が生きていくのに 一番大事な事って何?」
お母さんは「それは 難しいことやなぁ〜〜〜。」
軽く聞いた私の問いなのに 一生懸命誠実に答えようとしてくれる母。
そして・・・「正直かなぁ」 と言いました。
母の人生を彷彿させるような 一言でした。
私の心にしっかり入ってきました。

|
|
|
|
|
|
お母さん・さち・西川さん・私 みんなでグループホームの見学に行きました。
お母さんは なんだか軽くふわふわしていて
いつも歌を口ずさんでいました。私はとても安心しました。
そして みんなでグループホームの見学に行きました。
お母さんは「ここは下宿屋で?」とか いいながら
初めて会う方たちに 何度も頭をさげて挨拶をしていました。
見学を終えて さちの家に帰り さちが作ってくれたうどんと おでんを食べました。
食べながら 見学の感想をだしあいました。
お母さんは そんな私たちの傍で 安心してくつろいでいるようでした。
私たちは お母さんの次のお家を
このグループホームにしようかと いっぱい相談しました。
夜 お母さんと一緒!

|
|
|
|
|
|
|
明日は朝一番の飛行機でお母さんに会いに行きます。
うれしい。すごく嬉しい。
一晩しか泊まれないけど お母さんとさちと子供達と西川さんと
一緒にいられることを感謝します。
お父さんは 変わらずに店を守っているんだろうな。
明日は時間も短いし お母さんとだけいっしょにいたい。
お父さんはまた今度。
今は そう思っています。
徳島にいったら 違った思いが出てくるかもしれませんが。
|
|
|
|
|
|
|
さちからグループホームの様子を聞いた。
そこはさちの家からも近く 私も一番願っていた。
さちは そこのヘルパーさんがとても優しかったと嬉しそうに語った。
良かった。さちが嬉しい場所にお母さんは入れてあげたら良いと思っている。
どこがいいなんて誰もわからない。
おかあさんはどこでもいいのかもしれないとも思う。
介護しているさちが安心できる場所が 一番いいような気がするょ。
あさって 私も行って見て来よう。
|
|
|
|
|
|
|
母からのはがきが届きました。
「葉書ありがとう。よう子も元気でね。 しま子」と書いてありました。
お母さんは 娘よう子と自分しま子がわかっているんだと思いました。
さちから聞くには ご飯食べた事もすぐ忘れる 妄想のようなものも
現れだしたお母さんです。
重度の痴呆と認定されながら
尚「よう子」と葉書を書いてくれる事がとてもうれしい。
おかあさん おかあさん おかあさん 長生きしてね。
生きていてくれるだけで よう子はうれしいよ。
|
|
|
|
|
|
|
H病院をさちと西川さんが見学してくれました。
今日二人で見学に行ってくれました。
リハビリが活発で 今のお母さんならみんなに混じってやれそうで
一日でも早く入れてあげたいと思ったようです。
私も来週仕事を休んで見学に行きたいと思っています。
今度は 最期の場所になるかもしれない。
ならば 最高にお母さんが安らぐ場所を探してあげたい。
病院の院長さんともお会いしてみたい。
楽しみ。本当に楽しみです。
|
|
|
|
|
|
|
さちの体調が悪く 仕事復帰を辞めた。
睡眠障害で 夜もうつらうつらしか寝られないとか。
「あなたが 倒れたらどうするの?あなたが要なんだから」
さちに訴えながら 自分にも言えるゾと思った。
本当に 自分を大切にしてこそ 介護ができる。
私は遠くから祈るだけだけど さちには自分を大切に使っていって欲しい。
わたしも そうするからね。
|
|
|
|
|
|
|
父が要介護3に認定された。
半年前は1だった。かなり進んだ。
母が要介護4だ。父は 一人で暮らし 店を開け 店を維持する事に
自分を賭けている。
父が一日でも長く 店で居られますように・・・
それを祈るのみ。
|
|
|
|
|
|
|
さちが仕事に戻るヨ。
何でも突然なんだな。副校長からの電話でさちが学校に一時戻る事になった。
先生の仕事が大好きなさちが 障害児教育に情熱を燃やしているさちが
悔いなく母の介護をしたいと 教師の仕事から離れてきた。
さちが学校に戻れる事は 私は嬉しい。
お母さんだって 元気ならきっとそういうに違いない。
でもさちは 今はお母さんの介護をしていたいようだ。
さちが学校に戻る間 介護体制をどうするか
知恵を寄せ合い 考えたい。
考える事は 離れていてもできるはず。
|
|
|
|
|
|
満面に笑みの母
3週間ぶりに 母に会いに帰る。
母は更に可愛く 明るく チャーミングになっていた。
「よう子 よう子」と何度も呼んで とってもうれしそう。
さちの家に外泊。さちと母と三人で枕を並べた。
パジャマになって ビールを飲む私を見て けらけら大笑いする母。
さちがカメラで母の表情をずっと撮り続けていた。
こんなに 大声で笑う うれしそうな母は初めて。
楽しくて 楽しくて 大騒ぎした。忘れらない夜になりました。

|
|
|