11月

11月28日
グループホームの入所が空きベッドまちで
いつになるか わからないといわれたことで
さちは 自分の気持ちを決めたようだ。
復職することをあせらないって。
そうだね。そうしたらいいね。
私の力はあまりに小さいけど できることは手伝います。
がんばってみよう。



11月24日
お母さんに聞きました。
「ね、人間が生きていくのに 一番大事な事って何?」
お母さんは「それは 難しいことやなぁ〜〜〜。」
軽く聞いた私の問いなのに 一生懸命誠実に答えようとしてくれる母。
そして・・・「正直かなぁ」 と言いました。
母の人生を彷彿させるような 一言でした。
私の心にしっかり入ってきました。



11月22日 
お母さん・さち・西川さん・私 みんなでグループホームの見学に行きました。
お母さんは なんだか軽くふわふわしていて 
いつも歌を口ずさんでいました。私はとても安心しました。
そして みんなでグループホームの見学に行きました。
お母さんは「ここは下宿屋で?」とか いいながら
初めて会う方たちに 何度も頭をさげて挨拶をしていました。
見学を終えて さちの家に帰り さちが作ってくれたうどんと おでんを食べました。
食べながら 見学の感想をだしあいました。
お母さんは そんな私たちの傍で 安心してくつろいでいるようでした。
私たちは お母さんの次のお家を 
このグループホームにしようかと いっぱい相談しました。
   夜 お母さんと一緒!
            



11月21日
明日は朝一番の飛行機でお母さんに会いに行きます。
うれしい。すごく嬉しい。
一晩しか泊まれないけど お母さんとさちと子供達と西川さんと
一緒にいられることを感謝します。
お父さんは 変わらずに店を守っているんだろうな。
明日は時間も短いし お母さんとだけいっしょにいたい。
お父さんはまた今度。
今は そう思っています。
徳島にいったら 違った思いが出てくるかもしれませんが。



11月20日
さちからグループホームの様子を聞いた。
そこはさちの家からも近く 私も一番願っていた。
さちは そこのヘルパーさんがとても優しかったと嬉しそうに語った。
良かった。さちが嬉しい場所にお母さんは入れてあげたら良いと思っている。
どこがいいなんて誰もわからない。
おかあさんはどこでもいいのかもしれないとも思う。
介護しているさちが安心できる場所が 一番いいような気がするょ。
あさって 私も行って見て来よう。



11月19日
母からのはがきが届きました。
「葉書ありがとう。よう子も元気でね。 しま子」と書いてありました。
お母さんは 娘よう子と自分しま子がわかっているんだと思いました。
さちから聞くには ご飯食べた事もすぐ忘れる 妄想のようなものも
現れだしたお母さんです。
重度の痴呆と認定されながら
尚「よう子」と葉書を書いてくれる事がとてもうれしい。
おかあさん おかあさん おかあさん 長生きしてね。
生きていてくれるだけで よう子はうれしいよ。
       



11月15日
H病院をさちと西川さんが見学してくれました。
今日二人で見学に行ってくれました。 
リハビリが活発で 今のお母さんならみんなに混じってやれそうで 
一日でも早く入れてあげたいと思ったようです。
私も来週仕事を休んで見学に行きたいと思っています。
今度は 最期の場所になるかもしれない。
ならば 最高にお母さんが安らぐ場所を探してあげたい。 
病院の院長さんともお会いしてみたい。
楽しみ。本当に楽しみです。
      



11月13日
さちの体調が悪く 仕事復帰を辞めた。
睡眠障害で 夜もうつらうつらしか寝られないとか。
「あなたが 倒れたらどうするの?あなたが要なんだから」
さちに訴えながら 自分にも言えるゾと思った。
本当に 自分を大切にしてこそ 介護ができる。
私は遠くから祈るだけだけど さちには自分を大切に使っていって欲しい。
わたしも そうするからね。



11月11日
父が要介護3に認定された。
半年前は1だった。かなり進んだ。
母が要介護4だ。父は 一人で暮らし 店を開け 店を維持する事に
自分を賭けている。
父が一日でも長く 店で居られますように・・・
それを祈るのみ。



11月8日
さちが仕事に戻るヨ。
何でも突然なんだな。副校長からの電話でさちが学校に一時戻る事になった。
先生の仕事が大好きなさちが 障害児教育に情熱を燃やしているさちが
悔いなく母の介護をしたいと 教師の仕事から離れてきた。
さちが学校に戻れる事は 私は嬉しい。
お母さんだって 元気ならきっとそういうに違いない。
でもさちは 今はお母さんの介護をしていたいようだ。
さちが学校に戻る間 介護体制をどうするか
知恵を寄せ合い 考えたい。
考える事は 離れていてもできるはず。



11月3日
満面に笑みの母
3週間ぶりに 母に会いに帰る。
母は更に可愛く 明るく チャーミングになっていた。
「よう子 よう子」と何度も呼んで とってもうれしそう。
さちの家に外泊。さちと母と三人で枕を並べた。
パジャマになって ビールを飲む私を見て けらけら大笑いする母。
さちがカメラで母の表情をずっと撮り続けていた。
こんなに 大声で笑う うれしそうな母は初めて。
楽しくて 楽しくて 大騒ぎした。忘れらない夜になりました。
         
         





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