
検査
2000年3月。生理のあと、一度検査をしてもらおうと一念発起し、市内でも人気の産婦人科を訪ねる。
基礎体温をみて「いいねぇ〜問題ないですよ。じゃ、一度レントゲン撮りましょう」と言われ、卵管造影をする。卵管造影についてはネットにて下調べ済みだったので「痛い」と言うことは知識としてあった。
そしていざ、「やっぱり痛い」ものであった。
カエルの解剖のような格好で過ごすその時間は1分が1時間くらいに感じた。
しかし、不妊治療への第一歩を踏み出したばかりなのにそんなことは言ってはいられないのであった。
そして、結果。やや子宮が小さいけど気にするレベルではないこと、卵管はちゃんと通っていること、などの説明を受ける。
そして最後に先生が言ったのは「まぁ、やりまくってください!!!(声・大)」だった。
薄い壁一枚を隔てた診察室を出ると、中待合にいた妊婦さんたちの「この人、やりまくるんだ・・・」というような視線が気になった。
違う病院へ
その後も順調に生理がやってきて、季節はもう夏になっていた。
あれ以来病院には行っていないけど、もう一度本格的に治療までしてもらえる病院を探していた。
そして友人のお姉さんが検査をしてもらったことがあるという総合病院へと行ってみることに。
ホルモンの検査の為の採血を2日おきくらいに通ってしてもらう。その結果やや高温期のホルモン量が少なめ
ということで高温期に入ってから、注射(HCG)をこれから毎週期打つことになる。
そして念のためにとダンナさまの精液検査もすることになる。
結果、なんと自然妊娠が難しいという診断が下される。ただし、これは今回の検査の結果というだけであって
今度やったら良い結果がでるかもしれない、という説明を受ける。
とりあえず漢方薬を飲んで様子を見ましょうということに・・・。
ダンナさまはこの事実をどうしても信じたくない、という様子で聞いていた。
それでも2人して精力剤(キャッ!)を飲んだり、枕元に不妊に効くと言われるプーさんの置物を置いたり
ザクロエキスを飲んだり、とにかく努力は惜しまなかった。
治療
毎週期、高温期には出勤前に注射を打ちに行った。
しばらくはタイミング法で行くことになり、排卵日を特定するためにその前後の日には、また病院に行った。
これは予約ができない為、会社の途中で抜け出して診察を受けるというパターンがほとんどだった。
総合病院なので毎回曜日によって先生は変わるが、その中でもいちばんソフトな印象のO先生が担当のときは
なんだかホッとした。できればこの先生に「妊娠です」って言われたいな・・・などと密かに願望を持っていた。
そしてため息とともに4回の生理がやってきた頃、O先生に「先生フーナーテストしてみて下さい」とお願いする。
そして、その結果・・・「精子が全くいません。おそらく今の状態では自然妊娠は無理でしょう。人工授精を考えてみては?」と言われる。そういうことなら仕方あるまい、なんとしても欲しいのだから「早速来月にでも」と即答して
しまった。ダンナさまに相談もしないまま・・・。今思えば無神経だな。と思う。
ダンナさまに結果を報告すると、どうしても人工授精には抵抗がある様子。
それでもしばらく考えたあとで「やってみよう」と言ってくれる。
2人が同じ方向を向いていないときっと赤ちゃんは来てくれないもんね。
ありがとう。ダンナさま。
しかし、事態は急変化。その月に妊娠が判明したのだ。
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