<つわり入院日記>
第二子妊娠発覚後、なんとかこれならイケるかも〜なんて余裕もあったのだけど、そうは問屋が卸さなかった・・・
やはり魔の「つわり地獄」はやってきた・・・ジワリジワリと。結局妊娠2ヶ月から3ヶ月までは壮絶な地獄生活だった。
なかでも「入院」は予期せぬ出来事。かんたはまだ1歳になったばかり、さてどうするどうなる・・・!!!
つわりは辛い・・・しかしそれはなった者しか分からない。そしてなった者も学習能力がないのかそれにも増して子どもの可愛さに
負けて、なのかまた性懲りもなく同じ地獄を見るのである・・・ワタシの場合第1子よりもすさまじく短期集中型のつわりだった。
参考になるかどうか分かりませぬが、こういう事例もあるのだな、程度にご覧くださいませ。
2002年8月28日(水)・・・・・朝、少しでも良くなればという気持ちで点滴を打ちに病院へ。とても自分で運転して行ける状態ではなく 実家母に迎えに来てもらう。車の中には甥っ子と預かってもらっているかんたが同乗していたが、余裕のない私はかんたに何の言葉も掛けられなかった。
病院内には一人で行ったが待っている間もじっとすわっていられなくて長いすに横になっていた。・・・もう人目も気にしていられない。その後尿検査、そして点滴をしてもらう。点滴をしてもらっている時看護婦さんがやってきて「尿検査の結果、ケトン体が+++と出てたので、もし良ければ入院してもらったらどうかな?」と言われる。先生にも「上の子もいるし入院は難しいかもしれないけど、もし見てもらえる人がいるなら入院してみますか?」と言われ、その時点でもうワタシの中では「入院決定」ランプが点滅していたのだった。尿検査でそう結果が出たならワタシの中で「相当辛い状態」というのが周囲の方たちにも「そんなにひどかったんだ」と改めて理解してもらえるはずである。つわりはなった者しか分かりえない辛さだもんね。慌しく実家母へ電話をし入院のことを伝え、あとで入院グッズを持ってきてもらうことにしワタシはそのまま入院し個室へ。
ワタシの入院した病院は総合病院で婦人科の病棟はない為「外科」病棟にまわされた。入院患者はほとんど高齢者の方たち。さながら老人ホームのようだった。しかしつわりの身にはそんなことはどうでもよかった。とにかく楽になりたかった・・・。
その日の夕方から夜にかけて何度も空吐きをする。吐いても吐いても何も出てこない状態。もともと吐くことが下手?な性質と吐くものが胃の中にほとんどないせいか。しかし何回目かでようやくその日の朝食べた少しの桃が出た。消化できないのか。もう何も・・・。水さえも飲む事ができない。
2002年8月29日(木)・・・・・点滴は24時間となっている。何処へ行くのも点滴付き。そして脱水症状がある為「蓄尿」と言って一日分の尿量を調べる為に貯めておくよう言われる。
ふらふらになりながらトイレに行くだけでも一仕事なのに・・・辛い・・・。また、昨日・今日と絶食し一度胃を休めることになっている。空腹感はあるのだけど、ずっとムカムカしてるので食欲はない。それでも朝は少々マシかも。と思っていたらやっぱり昼過ぎから最悪の状態に。もうあまりにも気持ち悪くて涙が出てくる。
明日のお昼から流動食をとることになったが、食べたいような食べるのが怖いような、そんな気持ちだ。夜、眠れなくて辛い。何度も空吐きしたあと緑色の胃液?をドバっと吐く。もう自分の体臭さえも許せない。寝返りを打つだけでも寒気がするほど気持ち悪い。頭の中は「辛い辛い」ばかり・・・。ダンナさまや実家母が見舞いに来てくれても話しもできない状態で本当に申し訳なく思う。特に夜ダンナさまがきて「どう?」なんて聞いてきたときにゃ、首を振ることしかできない。そして「もう夜はきてくれなくてもいいから」とまで言ってしまった。でもそれほど余裕がないのだ。
かんた、昨日目のあたりが赤かったので病院に連れて行ってもらったそう。「湿疹」と言われたそうだけどどんどん酷くなってきてるみたい。気になる。が、実家母は自分が預かっていて何か悪いもの食べさせたのではないかとかしきりに気にしてるので「大丈夫。しばらく様子見て。多分すぐ直るよ」と励ます。

2002年8月30日(金)・・・・・朝フラッとしながらもなんとか外来にて受診。赤ちゃんは元気だった・・・。安心する。尿検査でケトン体は++になってた。点滴効果か。今の赤ちゃんの大きさでいくと9週と1日だそうだ。思っていた週数よりも1週成長が早まっていたので、内心飛び上がるほどうれしかった。「辛い事のあとにはちゃんとご褒美があったんだなぁ〜」と心底赤ちゃんに感謝する。
蓄尿では点滴した分だけちゃんと尿が出ていてその量の多さに驚く。そういえば入院する前は一日に数回しかおしっこがでなかったよなぁ、と思う。お昼、流動食開始でお味噌汁の上澄みとおかゆの上澄みのようなもの?を飲む。なんだかおいしく感じたぞ。夜はおかゆスープのみ飲んだがいきなりにしては量が多すぎたのか空吐き数回し気持ち悪い・・・。今日もやっぱり眠れず。ゆううつだ。何も気の晴れる事がないような気がする。せもてもの慰めは今日もらった赤ちゃんのエコー写真だ。
かんちゃんに会いたい・・・でも病院にくると病気をもらうかもしれないので来て貰えないし。淋しい。かんた、今日あまりにも顔の湿疹がひどいのでもう一度病院に連れて行ってもらったところ、「即入院」となったそう。病名は「ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群」というらしい。かかりつけのお医者様からかんたの生まれた市立の病院へ連絡してもらい、実家母、姉、姪っ子甥っ子、ダンナさまの付き添いで病院へ行ったそう。ダンナさまはその日の朝実家へ顔を出した時、かんたの顔を見てギョッとしたらしい。もう顔がパンパンに腫れていたため別人のようだったらしい。そのまま、会社に行ったのだけど、途中で実家父より電話を受け慌てて病院にいったそうで、その心中を察すると胸が痛くなる。なぜなら、ワタシは退院の日までその事実を知らなかったから・・・。胎児がかんたの病気に感染する危険があるから。と、今は動ける状態ではないし、今のかんたを見たら精神的ショックが大きいから、という配慮だったらしい。この日からダンナさまと実家母はワタシの病院とかんたの病院を行ったり来たりする大変な毎日だった。らしい。。。
2002年8月31日(土)・・・・・朝から夜まで、気持ち悪さ度60パーセントくらい。少しマシになったか・・・?それにしても尿の量がすごい!今日なんて2.8リットル。余り夜眠れないことを先生にいったらニンプさんでもOKな睡眠薬を処方してくれた。「ハルシオン」という薬。しかしあまりに微量なためかまったく効かない。
今日はダンナさまにシャンプーをしてもらう。久々にすっきり!
かんたのことを聞くと元気で食欲旺盛だと答えた。ダンナさまも辛かっただろう。しかしおかげでワタシは全く疑うこともなくその言葉を信じていたので、安心していられたのだ。
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