ふくませ方
赤ちゃんがおっぱいを飲むときは、乳首を深くくわえ込み、乳管洞(乳輪部の奥の方にある)と呼ばれる部分に圧を加えながら飲んでいます。
トラブルを起こさず、十分に飲ませるためには、乳管洞のところまで深くまっすぐにくわえさせる必要があります。
乳頭の含ませ方…
赤ちゃんが大きく口をあけたら、乳輪部まで、できるだけまっすぐに入れるようにします。
乳頭は赤ちゃんの舌の上に置き、乳輪部までしっかり含ませます。
先をくわえさせるだけではツクンツクンと音がするだけで、母乳は飲めていません。
チュッチュッという音で飲んでいると乳首が切れたり、ゆがめのみをしてしこりができたりするので、しっかり含み直しましょう。
乳頭は、丸く飲むように含ませます。おっぱいを離したときに、乳首がま〜るくなっていますか?斜めになったり、押しつぶされていたりしたら、ゆがめのみをしている証拠。つぶされた乳腺におっぱいがたまって、しこりや乳腺炎の原因になります。
赤ちゃんが、おいしいおっぱいだけを飲もうとして、わざと美味しくないおっぱいの腺をよけてることもありますよ。
抱き方いろいろ
正常抱き…
赤ちゃんを膝の上に抱き、飲ませる乳房の側の肘の内側で赤ちゃんの首を支え、手のひらでお尻から大腿部をしっかりと抱き、赤ちゃんの姿勢がそったような姿勢で抱きます。クッションや枕を赤ちゃんのしたに敷いて、片方の手で飲ませるおっぱいを持って授乳すると楽ですね。
ポイントは…
赤ちゃんの胸とお母さんの胸が平行になるようにする。お母さんの目と赤ちゃんの目がしっかり合うように。
赤ちゃんの姿勢がそったような姿勢であごが突き出るようにすると、口が自然にあき、おっぱいを含みやすくなります。
フットボール抱き(逆抱き)…
袖付きの椅子があるとき、または、重ねた枕の上でも構いません。赤ちゃんをフットボールをかかえるように抱っこして(赤ちゃんの足がお母さんの背中側、脇の下にお腹がくるように、赤ちゃんをかかえている側の手で頭をささえて)おっぱいを含ませます。脇の下にしこりがある場合にやってみましょう。
なぜならば、下顎をしこり(溜まり乳)のある方向に向けて飲ませると、飲む力が強いのでしこりがとれやすいのです。
さかさ抱き…
乳房の上方にしこりがあるときにやってみましょう。赤ちゃんを寝かせた上から、逆向きにお母さんが覆い被さるようにして、飲ませます。
たて抱き(正面抱き)…
お母さんのふとももの上を赤ちゃんがまたぐように抱いて飲ませます。首がすわっていない時期は、頭と首を手のひらでしっかり支える。
しこりが残らないように、まんべんなく、いろんな方向からおっぱいを含ませましょう。
こんな抱っこの方法も…
寝そべったままでも(ラッコ状態)…
お母さんが寝そべったまま赤ちゃんをお腹の上にのせ、赤ちゃんの位置を適当に変えて授乳します。お母さんの脇のほうへ赤ちゃんをもたせかけたり、胸とお腹の上に赤ちゃんを置いて口だけ乳首のところへつけます。
添い寝式…
お母さんが横向きになって、そばへ置いた赤ちゃんに添い寝して飲ませる。お母さんが眠り込んで、赤ちゃんをつぶしてしまわないように注意してください。