2人きりの旅路 その1 −ザグレブ空港-
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昨年は日本へ発つ前日にザグレブ入りしダンナの友人宅に宿泊させてもらったのだが、前日出発だと慌しいしフライトの時間も午後なので当日の早朝に家を出ることに。個人で運転業を営む(といっても会社を持っているわけではなくリクエストがある時にドライバーになるだけだが)ダンナの親友の親戚に車の運転を依頼してザグレブに向かう。しかし、一番近い国境からクロアチアに入ればすぐにザグレブ方面への高速にのれるのに高速料金がもったいない(注:これは私達の負担)とほざき延々回り道をした挙句しょーもない話を延々を続け、「日本から帰ってくる時は絶対この人にドライバーを依頼するのはやめてもらおう」と心の中で決意するが、ダンナも同じ事を思っていたらしい。確実ではなかったが仕事からうまく抜け出せれば空港まで会いに来てくれる事になっていたダンナの友達が数名いるので空港に到着するのが遅れると彼らにも迷惑を掛けてしまうのだ。それ以上にチェックインに間に合わなければこの旅は始まらない。どうやらこのオヤジ飛行機に乗ったことがないらしく、電車同様飛行機も出発時刻寸前に間に合えば乗れると思っていたらしい(怒)・・ダンナから「12時55分発のフライトで2時間前位にはチェックインしないといけないし、友人にも会うから色々余裕を見て10時半頃には到着したい」と伝えられていたと思うのだが、完全に聞き流されていたようだ。ここではよく怒り得る事である。オヤジの信頼度更に急降下。 結局ザグレブ空港には私達が予想していたより30分位遅れて到着。友人達とも無事おち合えた。前回も感心した事であるが、ザグレブ空港の真ん中にあたる所にベビールームが完備されている。ミュンヘン空港のように障害者用トイレと兼用でしかもオムツを替える場所は背の低い私にとっては高めの場所に付いている開閉式のプラスチックの板(飛行機の中についているのと同じようなの)という子連れ客のニーズを本当に考えて設計されたのかと疑うようなスペースではない。成田の柵付きベビーベッドとまではいかないが、オムツを替える場所にはクッションが2つ備え付けてあるし、もちろんこれまたミュンヘン空港のように入り口に哺乳瓶のマークがついているのに関わらず、座れる場所が便器しかないのとは違い、椅子も置かれている。残念ながら部屋の全体を撮るのを忘れていたが、こんな感じである。この他に洗面台も付いている。また出国した後にも同様の部屋がある。さすがにプレイルームまではないもの、授乳やオムツ替えの必要な子連れの利用客には大変助かる施設である。
丁度バケーションの時期に当たったのか、子連れのツーリストを沢山見かけた。みっしゅよりもかなり上に見える子もベビーカーに乗せられているが、一見移動が楽に見えるベビーカーも子どもが歩きたがると荷物になるだけだしチェックイン後は使用できるか分からないので私はあえてみっしゅを歩かせる事にした。歩けなくなったらみっしゅだけを抱えて歩けばいいだけの事である。今回は預ける荷物もダンナがいない分10kg位しかないと思っていたが、いざチェックイン時に計ってみると規則上持込限度重量の20kgぎりぎりあった。帰りはここから10kgしか増やせないのか・・・とはいえ約3ヶ月の滞在で増える荷物を考えると超過分は事前にボスニアへ送るしかなさそうである。ちなみに前回は事前に送った分約12kg+自力で持ち帰った分約33kg+その後親から送られてきた分約10kg。それでもまだ実家に残されている荷物がある(汗) 大してお土産を買わずに来たので空港内の土産屋を物色していると、アロマグッズを発見。店員さんに尋ねると新製品らしいのでハーブティーと石鹸を購入してみる。ハーブティーの種類を尋ねると、店員さん曰く「よく分からないけど、いい匂いでしょ?」・・いい匂いなのは聞かなくても分かるけど、友達にお茶の効能聞かれても答えられんやん・・・ 友人達とお茶したりみっしゅを遊ばせたりしているうちに、とうとう2人旅開始の時が来てしまった。ダンナもいささか心配気な表情だが、ここまで来たら二人で行くしかないのである。後ろ髪を引かれるままパスポートコントロールに向かうが、ダンナが「後ろ振り向かないで行け」というので前だけ向いて荷物検査場に向かう。 検査場を過ぎてゲートまで行く途中に子どものおもちゃを扱う店があり、いつみても閑散としているのだが(笑)ディック・ブルーナの本やキャラクターグッズも取り揃えているのでフライトまで時間もあるし立ち寄る事に。いくつかうさこちゃん(ミッフィ-)シリーズの日本語訳をもっているので同じもののクロアチア語版が欲しかったのだが、今回は飛行機に乗るしということで「うさこちゃん ひこうきにのる」のクロアチア語バージョン「Miffy u zrakoplovu」を選ぶ。6.50ユーロ也。余談だがオランダ語のオリジナルではミッフィ-ではなく現地語の「うさこちゃん」と意味する「ネインチェ」と呼ばれているので(ミッフィ-という呼び方はアメリカから来たらしい)、クロアチア語バージョンは英語版を訳されたものと思われる。日本語版と比べるとクロアチア語版は一回り小さく印刷の色が濃い。
店内にはスイッチが入っていない扇風機が置かれていたが、気が付くと扇風機が「ブーン」と音を立てて風を送っている。店員さんも一瞬慌てていたが、みっしゅが目を離した隙にスイッチを入れていたらしい。(汗) 次回こそ本格的に旅の始まりです(続く) |