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いよいよプリK。日本で言うなら年中さんです。






































新学期  9/7/2004 (Tue)






































新学期はLabor Day明けの火曜日から始まりました。
プリK(Pre-Kindergarten - 義務教育の幼稚園のひとつ前、という意味)にはなんと20人もクラスメートがいます。3分の1は、おととしまで一緒のクラスだった懐かしい子供たち、去年一年違うクラスで見かけなかっただけで男の子なんか特にグン!と大人っぽくなっていてびっくりします。そりゃ2歳と4歳じゃ変わる訳よね。次の3分の1は、去年違うクラスで始めたらしい、私は知らないがムスメは顔見知りの子供たち。残りが去年のクラスメート、仲良しのLちゃんやAちゃんたちです。
担任のミスJは去年から隣のクラスですっかりおなじみ、今までの先生たちよりは少し年上の、元気なやさしい先生です。

持ってくるものリストには、おきまりのティッシュ2箱、クレヨン、マーカー、のり、着替えセット、お昼寝セット、以上。特に目新しいものはなし。

新学期すぐに取り組むテーマとして、指示に従う、日記をつける、数をかぞえる、共同作業、などがあげられており、学校でしたことを質問したり、持って帰ってくるものについて質問したり、話し合ったりしてくださいと書いてありました。友人のプリスクールでは、毎週宿題でたいへんと聞いていましたが、宿題については特に触れられていませんでした。

 

違うクラス 9/8/2004 (Wed)

この学校ではプリKのクラスが2つあります。一見年齢別のようですが、実はそうでもなく、学校に慣れている程度や、子供の性格も考慮されているようです。

「少し教えるだけで習得できる子」はミスJのクラス、シャイだったり、きかんぼうだったり、特別に注意の必要な子供はミスRのクラスへ振り分けられるそうです。これについては正式に説明があったのではなく、私が先生に根掘り葉掘り聞き出したことで、知らない親もたくさんいると思います。

お昼のピックアップの時、去年一緒で、今年はミスRのクラスへ進級したKちゃんのお母さんに呼び止められました。去年のクラスメートは全員R先生のクラスにいると思い込んでいるらしく、Mに誕生パーティの招待状を送りたいのだが、クラス名簿にMの名前が載ってなかった、と不思議がっていたのです。MはJ先生のクラスに進級したと話していると、他のお母さんたちも「どうして?」と話しに混ざって着ました。

手っ取り早く「年齢別」と無責任に言おうとして、グッとつまりました。中にはMよりも年上の子供のお母さんもいます。
「性格」「能力」どれも使いたくない言葉です。仮に私が逆の立場だったら(特に日本人だからかもしれないけど)すっごーく気にしちゃうと思う。とっさに「さぁ?学校に慣れている子はミスJのクラスなのかも?」とごまかしておきました。

確かに、ミスJのクラスには、半日の子供は1歳半からフルタイムで通っていたMだけであとは全員フルタイム。他の3歳からはじめたハーフデイやパートタイムの子供たちはみんなミスRのクラスに進級しました。去年の担任の先生も「週に2日半日だけ来る子供たちは1年たっても先生の言うことを聞けなかったり、後片付けができなかったりする。いまだに学校にくることは特別なことで、バースデーパーティかなんかだと思ってるのよね」と言っていたのを思い出しました。

ミスJのクラスで、入ったとたんに雰囲気が違うのは、年上の子が多いだけじゃないのかも。食事の様子を見ても「Please」「Thank You」が自然にいきかっているような気がしました。

 

トイレ 9/9/2004 (Thu)

ピックアップに行った時、ムスメの姿が見えずきょろきょろしていると、トイレの前に立っていたアシスタントの先生が「Mはここよ」。

ドアをノックして「M,終わった?」と聞いていました。プリKになったら、トイレも一人でするのかぁ。去年までは、ドアは常に開いているトイレに二つ便器があって、先生付きそって大も小もしてたのに。感慨深し。

学校では一人で立派にできるのに、うちへ帰ると「ひとりでトイレいけない〜」「パンツはけない〜」となってしまう。それならダイパーにするよ!とか、そこに漏らしちゃいなさい!とか言ってるんだけど、敵もなかなかしつこい。いつまでこれが続くのやら。

 

Show and Tell 9/10/2004 (Fri)

毎週金曜日はShow and Tell。家からテーマに添ったものを持ってきて、みんなの前で発表する。今週は家族の写真です。

ムスメが赤ちゃんの時の夫の家族も含む写真があったので、それと、先月撮ったミニMとの8x10の大きなポートレート。汚されないように厚紙にコーティングして持たせました。ダディに見せなさい、と言ったら、ダディは早速「練習しよう」。1、2回やるくらいかな、と思ったのですが、写真の持ち方や立ち方、せりふなど、しつこく繰り返させていたのに驚きました。もしかして教育パパ?
翌朝も練習させていたようです。

 

My Book 9/20/2004 (Mon)

先週一週間休暇へ行っていたため、Back To School Nightを逃してしまいました。今日、先生に聞いてみると、新しいこととして、名札を持ってまわる決まりについての説明をしてくれました。教室には、キッチン遊びのコーナー、パズルコーナー、読書、お絵かき、ドールハウスなどがあるのですが、その一つ一つに、3つ杭がついた木の板がかかっていて、自分がそこで遊びたい時は名札を持って行きそこへ引っ掛けておく。つまり3人以上はひとつの場所では遊べない仕組み。
ちょっと複雑そうですが、実際にこのシステムが使われるのか、ちょっと楽しみです。

新学期初日からから作っているのが、「My Book」。「保管して綴じて本にしてあげてください」という先生からのメモが付いていました。名前、誕生日、大きくなったら何になりたいか、身長体重や好きな色など、一日に2枚ずつ仕上げてきます。ムスメが休んでいた間の分は、白紙のままフォルダーに入っていました。うちでやらせなければ。

右:毛糸を貼り付けてある、自画像。日本なら黒の毛糸だけで済むけど、アメリカはやっぱり黄色、茶色などそろえてあるんだろうか?

左:家族の肖像画。父母妹に猫まで描いてある。なかなか感心しました。

 

成長痛(Growing Pains) 9/21/2004 (Tue)

昨日は4歳児検診で、2年ぶりに2本の予防注射を受けてきました。MMRとポリオ、どっちだったか忘れたけれど、看護婦さんに、片方は痛んだり腫れたりすると注意されました。右利きのムスメは左肩に2本されてちょっと泣き、一日中腕を動かすと痛そうにしていました。

翌日、右の膝が痛くて「歩けない〜、学校休んでおうちにいる〜」と言います。去年のHSPのこともあるので、仔細に膝を調べましたが、特に目に見える異常はなし。それにしてもプリスクール好きのムスメが休みたいというのは珍しいので、コレは本当か?と思いましたが、
「じゃぁドクターへ行こうか?」
と聞くと、普段は大好きなドクターも、さすがに昨日の注射が効いているのかそれも嫌。ドクターか学校かで、学校を選びました。

駐車場で親友のLちゃんを見かけ、走りよろうとして「Ouch!」「歩けない〜」が又始まりました。「ほら、ここは駐車場でしょ!車が来て危ないよ、歩いて歩いて」とせきたてると何とかびっこを引いて中に入りましたが、受付でいすに座り込んでしまいました。

それまでは半信半疑よりもちょっと「偽だろう」の思いが強かったのが、だんだん心配になってきました。家に連れ帰るか、無理に2階へ抱っこしていくか決めかねていると、副校長のN先生が「見せてごらん」と膝に抱え上げ、「なんともない大丈夫大丈夫」と言ってくれたので、やっぱり教室へ連れて行くことに。
左手に赤ん坊、右手にMで階段だけはなんとか抱えあげ、あとはびっこ引きで教室へたどり着き、J先生に原因不明の痛みを説明すると、先生もN先生のしたようにMを膝に抱き上げ、足を調べました。そして「いたいのいたいの飛んでけ〜」をするようにゴシゴシゴシッとこすり、「もう大丈夫!」するとあら不思議、痛みはケロリとなおり、びっこも引かずに朝食の席についたのでした。

ムスメのウソ病いを見抜くこともできず、痛みを止めることもできなくてとても情けない気持ちでした。階下の受付で、「又痛みを訴えるようだったら連絡ください」と声をかけると「タイラノール(痛み止め)をあげてもかまわないか」と聞かれ、初めて昨日の予防注射に思い当たりました。注射は左肩、痛むのは右膝だけど、「関係がある可能性はある」とN先生も言っていました。

昼食後ピックアップに行くと、私の顔を見るなり又「痛い〜」とびっこ。しかし「外遊びの時は駆け回らず砂場で座ってあそんでいたけれど、痛いとは一度も言わなかった」とのこと。J先生が、自分の娘さんは、よく「Growing Pains」だったと教えてくれました。

Growing Pains=成長痛でgoogleってみると、出てくる、出てくる。3歳から5歳と、8歳から10歳の2回をピークにかかる、足の関節や筋肉の痛み。泣きわめくほど痛いけれど、外見の以上はなく、子供自身もどこが痛いかうまく説明できなかったり、痛みが違うところへ移って行ったりする、という。原因がはっきりしていなくて、昼間の活動とかに加えて、親にかまって欲しいという精神的なものもあるらしい。膝の痛みが一番多い、とか女の子は4歳がピークとかも書いてあるので、なるほど、コレか!!!と思いましたが、夕方から深夜にかけて痛くなり、朝にはピタリととまるとも書いてあるのでやっぱり違うのかな。でもこの後は全く痛いと言いませんでした。何だったのでしょうね。

KidsHealth for Parents(英語)

エーザイのサイト、国立小児病院整形外科医長 坂巻豊教

読売オンライン、こどもクリニック

土川内科小児科 こどもの病気あれこれ

 

歯軋りについて 9/22/2004 (Wed)

4歳児検診で、歯軋りがひどいことについて質問してみました。以前歯科検診で聞いてみて、「永久歯ならば処置しなければならないけれど乳歯は問題なし」と言われたのですが、なにしろすごい音で我慢できません。例の、黒板を爪で引っ掻く音、というか、今にも折れるんじゃないかと心配してしまうくらい。

ユーモアのある先生の答えは「どうして歯軋りするのでしょうか?」には「妹がいるからですよ」、「どうしたらいいですか?」には「無視するか、精神科につれていくかのどちらかでしょう(もちろんジョーク)」でした。

体の向きを変えたり、背中をさすったりすると一時的にとまることもある、とは言っていましたが、基本的にできることは何もないようです。先生のお子さんたちもしていた、といっていました。

日本人で3人子供のいる友人に言ったところ、彼女の長女も2番目が生まれてから、長男は3番目が生まれてから歯軋りするようになったそうです。おねえさん、おにいさんって大変なんだなぁ。
「ミニMが生まれてから抱っこしてくれない!」とムスメが文句を言う時、「ミニMが生まれる前の3年間は、独り占めだったんだよ」となだめますが、長い人生で3年なんてちっぽけなもんよね。それでもやっぱり兄弟はいたほうがいい、と私は思うのだけれど。

 

先生にハグ 9/23/2004 (Thu)

1歳半でデイケアに通わせて以来、毎日、さようならの時に先生にハグをさせてきました。担任のJ先生は「Bye、M〜」とは言ってくれるのですが、ムスメが自分からハグをしたくなる雰囲気ではなく、私が癖で「ハグしなさい」と言っても、なんとなくムスメのハグに応えるのに違和感があるような気がします。

学年のおわりには6歳間近になる子供もいるプリKのクラスでは、もうハグなんて幼稚なことはしなくなるのでしょうか?それともJ先生がスキンシップをあまりしない先生なのか?単に私の気のせいか?去年までのクラスのT先生はラテン系のせいもあってかいつも抱きしめたりキスをしたりしてくれました。10人前後の3歳児のクラスと、20人もいるクラスでは、やっぱり違うんだなぁ。朝食の時も、私も座り込んで赤ん坊にチェリオなんかあげながら世間話をしていたのが懐かしいです。

せっかく女の子なのだから、いつも人にハグをしてあげる子供に育てたいのに、ちょっと寂しいです。

 

Aggressive Behavior 9/24/2004 (Fri)

新学期が始まって3週間がすぎたところで、担任の先生から「Aggressive Behavior」についてのプリントが来ました。

Aggressive Behavior、つまり暴力について3回注意された場合はおうちへ知らされる、という内容です。1歳半から通っていて、その時々の担任から何度も似たような手紙はもらっています。ただし、今までの趣旨だけを伝える投げやりな文章とちがい、クラスのルールと目標をのべ、親にはどう対応してほしいか、又、教室を楽しい学習の場に保つためにポジティブな行動を奨励することに注目したい、など、先生が「保育者」から「教育者」にかわったのだなぁ、と実感させられました。

私が実際に目撃したのは、男の子たちが食事の後にお皿を投げて遊んでいたところ、J先生は静かな声で「お皿を拾ってください(please)」と静かな声で言っていました。プリスクールのT先生だったら「Stop it!!」と頭ごなし、かな。J先生に対して期待が高まるとともに、親としてもしっかりしなければ、と気が引き締まります。(実は今週のShow and Tellを持たすのを忘れてしまった私)

ちなみに、まさかムスメがAggressive Behaviorで注意を受けてるんじゃないよね、というのが夫との共通意見です。年上の男の子たちが多いクラスで、中には9月末生まれで、わざわざ1年遅らせた、もうすでに5歳の男の子とかもいて、そのあたりかな、なんて思っています。

 

ジャーナル 9/27/2004 (Mon)

先週は感覚がテーマでした。これが、毎日持って帰って来たジャーナルです。このほかに、smellと、tasteの日がありました。

Hear

See

Touch

ジャーナルは上半分が絵で、下に、英単語ひとつと自分の名前を書くようになっています。
名前は3ヶ月くらい前からだいぶ上手に書けるようになっていたのでですが、そのほかのアルファベットは全く教えていないのに、なかなかうまく書いてくるので感心しています。
自由に書かせているらしい絵も楽しく、いかにもムスメらしいユニコーンには自分と妹を乗せているし、fishy Foodと言うのはなんだかわからなかったのだけれど、実は最近飼いだした熱帯魚の餌だと本人から説明されてなるほど、と思ったりします。

右の手は、Touchの日に作った工作で、親指から、「Hard(ボタン), Fuzzy(羽), Rough(紙やすり), Sticky(テープ), Smooth(つるつるの紙)」と教えてくれました。手の形も手型をとって、自分で切ったそうです。

左のはなんと、舌!金曜日が「taste」の日で、ジャーナルは四角に真っ白が塗ってあるだけで「I taste a toast」だったので笑えましたが、帰ってくるなり、お母さん、「べーして」、と私の「Taste Buds」を見たがりました。

フェンダーベンダー 9/28/2004 (Tue)

ムスメの学校の駐車場は、入って右手が建物、右手に10台程とめられるようになっています。朝の忙しい時間は10台分が埋まってしまうことも多く、その場合は、まっすぐ坂をあがったところの職員用の駐車スペースにとめることになっています。赤ん坊を抱えて坂の上り下りはつらいので、私は下の駐車場がいっぱいの時は上でUターンをして、誰かが出て行くのを待っています。

今朝もそうして待っていると、おかあさん、おとうさんが続々と出てきて、私の目の前で隣り合った2台のバンが同時にバックしだしました。手前の白いバンはまっすぐバック、赤いバンは入り口の方へハンドルを切りながらバック。両方ともそんなにバックしないでもいいのに、というくらいどんどんバックして、「ガチャーン!」赤いバンの後ろのバンパーが、白いバンのサイドに衝突してしまいました。

アメリカ人って大きい車に乗ってるオバサンに限って運転の仕方知らなくて参っちゃうよなぁ、まっすぐバックするなんて信じらんない、なんて思いながら見ていた私。まさか2台とも後ろを全く見ないでそのままぶつかるとは夢にも、夢にも!!!思わなかったから、クラクションで警告することができたのに!!!、と自己嫌悪してしまいました(私が悪いんじゃないのに迷惑な話だ)。

2台のバンを運転していたお母さんたちは、ぶつかったそのままの場所で車から降りてダメージを確認すると、そのまま走り去ってしまいました。すごい大きな音がしたのに大丈夫だったのかなぁ?と不思議がっていたら、反対側から目撃したLちゃんのお父さんが、「白いバンの横はボコンとへこんじゃってたよ」と教えてくれました。二人とも急いでいたらしく、駐車場から窓の子供に手を振っていたお父さんが邪魔で車を出せなくていらいらしていたみたい、だから後ろを見なかったのかも、と言っていました。

 

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