移動日 2002年 8月4日 入国
空港に入ってから はじはずっと
「どこ どこ おとーさん どこにおるの」と言っています。
しかし、わしにはまだ、難関が残っているのだ。
入国審査。
飛行機を最後に降りたので、既にどの列もたくさん人が並んでいました。
かいくんに、ここを普通にVisitorとして通されないようにと言われています。
Visitorとして入国すると、最高でも6ヶ月しか滞在できないらしいのです。
accompany personだと告げて、Immigration officeの方に行ける様に粘れ、と。
粘れって言われても…。
accompany paersonを言い続けるか。かなり つらげな 光景だ。
わしたちの前のフランス人(と思われる)の団体さまの手続きが終わり、わし達の番になりました。
しまった、ちょっとこわそうだ、隣の列にすればよかった、などと思って目が泳ぎます。
パスポートと入国カードを渡して、それからかいくんのImmigrationのコピーを渡しました。
"your husband?"が きこえたので "yes"といいました。終了。"accompany person"使う暇なし。
Immigration officeに入りました。はられているロープに沿って結構人が並んでいます。
ロープをびよんびよんする はじに、「やめなさい」を連発しながら順番を待ち、
やっと次の次になった時でした。はじが
「あっ ひこうきで といれいくの わすれとった」と言ったのは。 ふらふら。
ロープに沿って逆走し、Officeを出ていいものかためらっていたら、番人のおばちゃんが
”まっすぐすすんでならんでなさい!!!”(といっているような気がした)。
”と といれに” ”ならんでなさい!!!” ”でも といれ” ”ならんで!!!” ”・・・”
またロープに沿って戻りながら、「がまんできるかなあ」 「できん でるーーーー」 「そうよねえ」
そしてまた向きを変えて、おばちゃんとこまで行って
”あのー” ”まっすぐすすみなさい!!!” くそう まけるかーー 今度はそのまま
”こどもがといれにいきたいんです” 最後までいえました。
そしたら "ロープ越えて行ってフロアのみぎっかわだよ”(たぶん)。
用を足した後 「あー まにあってよかったねー」とはじが言いました。ほんと よかったよ。
列に戻ると人が少なくなってて、すぐ順番が回ってきました。
パスポートと入国カードとかいくんのImmigrationのコピーを渡しました。
何か言われましたが 早すぎてさっぱりわかりません。
"Sorry?"といいました。それからは一言づつゆっくり簡単な英語で聞いてくれました。
”カナダははじめてですか”
”だんなさんの名前は?”
”だんなさんはUniversityではたらいてるんですか?”
”なに おしえてますか?”
”おしえてないの? Proffecer? Reserch?”
”なにreserchしてるの?
”滞在は一年?”
”だんなさんの電話番号知ってますか?”
聞かれたことはそれくらいだったと思います。
そしてめでたくわしのパスポートにImmigrationがはりつけられました。うれしー。
Accompany Person として はじとそーちゃんの名前もかいてあります。
次は荷物の受け取り。
受け取り場に入ったとたん、”荷物なんこ?””でかい?ちっちゃい?”と迫られびびる。
2個(がろあ含め)と言うとカートをどうぞとしきりに勧めます。
でもがろあのちょーでかコンテナにはコロがついていて、その上にスーツケースを乗せればいいので
カートは不要なのです。"No thank you"とまた言ってみました。
”なんで?2個でしょ?つかったら??”とさらにくいさがってきます。
なんでそんなに使わせたいんじゃ。カートつこたら余計に大変なんじゃ。
"No thank you" "No thank you"と言いながら歩き続けるとあきらめたようでした。と思ったら
また 新たな人が”荷物なんこ?”。"No thank you" "No thank you"
荷物はすぐ見つかりました。がろあもすぐ見つかりました。
がろあはかなりへこんでました。めったにほえないのに ヲンッ て言っています。
早く出してあげたい。
次は検疫です。
パスポートと入国カードと成田で発行してもらった輸出証明書を渡しました。
住所や名前を書く紙を渡されました。
"カナダの住所書くんですか?" "え?Immigration?" "はい" "じゃカナダの住所書いて"
この"Immigraion?" ていうのは、手続きの途中で相手があれ?って感じで何箇所かで聞かれました。
必ず最初に言わないといけなかったのかもしれません。何か書類上ちがってくるのかも。
相手の方が気づいてくださったからよかったけど、と後から思いました。
それから "Cashierに行って32ドル払ってきて"と言われたので、払ってきて、レシート渡しました。
これで全手続きめでたく終了ですーーーー。やーー できたじゃないか わしー。
扉を出るとたくさんのお出迎えの人(いや、わしらのじゃないけど)。ほぼ正面にかいくん発見。
はじに「あ おとーさん おったよ。」と言うと
「どこ ? どこどこ」ときょろきょろきょろしてます。そしてやっと見つけて
「わーーー おとーーさーーーん」とダッシュしてって 抱き上げてもらってました。
嬉しそうに抱っこしてもらってるはじに負けず劣らず 嬉しそうに抱き上げてるかい君を見た。
ちょっと クレイマークレイマーのBGMが聞こえた気がしました。