介護する時のポイント
寝 た き り の 人
一日中ベットで過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する。
1.自力で寝返りをうつ
2.自力で寝返りもうてない
睡 眠
ベット上の生活がほとんどになってきます。今までは介護される人にあわせてベット選びが必要
でしたが、介護する人にあわせたベットを選びましょう。ベットの高さが調整できる・食事介助がしやすい・おむつ交換がしやすいなど特長が様々ありますのでうまく利用していきましょう。
寝返り支援ベッド
機能ベット(介護する方が
介護受ける方に近づけ労力
を軽減することができる)
床ずれ
積極的に床ずれ予防に心がけましょう。
床ずれはいろんな所にできてしまいます(絵を参照)ので、各場所にあったパットやクッションをうまく使いましょう
@
後頭部
A肩甲骨
B仙骨
Cかかと
D肘
E尾てい骨
F耳
G肩
H肘
I大転子
J手の甲
K膝と膝があた
るところ
Lくるぶし
予防ポイント
・こまめに体位交換を行う
・ねまきは背中に縫い目のないものを使用
する
・おむつはムレの少ないものを使用する寝
ている時の床ずれしやすい部位(絵参照)
に注意をしましょう。コントロール機能
のあるエアマットなどの利用をおすすめ
します。
パッド クッション
パッド マットレス
移 動
ベット上での生活であっても、お風呂や移動の時は人の手がいります。そこでリフトが便利でしょう。リフトシートには、トイレ用・お風呂用・首の固定ができない方用など用途が様々あります。リフトの説明や安全で楽であることなどを理解してもらい使用しましょう。
介護する方にとって便利な道具は介護される方にとっても良いものでありたいですね。レフトをつかって気分転換にも利用できたらいいですね。
ス
ライドボード
フルサイズシート トイレ用シート
排 泄
排泄介助は、性器が他人の目にふれさせられる場面でもあります。おむつ交換の回数はできるだけ少なくしたいもの。1日のリズムをつかむために2週間に1度は小水・便の回数・時間・量をチェックしておくと、お互い楽になれるかもしれません。夜中は尿取りパットで充分吸収してくれる量であれば頻回に交換する必要はないかもしれません。
おむつとりかえ手袋 携帯用洗浄器
便器・尿器 ゴム製便器
入 浴
訪問入浴サービスを毎日というわけにはいきません。清拭(身体ふく)はできるだけ毎日したいものですが、今日は「ココ」と計画を立てることをおすすめします。
陰部はおむつ交換時に洗浄するようにすると良いでしょう。寝る前に足を洗ってあげると、良いすいみんの導入につながりますので工夫してみましょう。ただ清拭だけでは気分転換にはつながりません。簡易風呂やリフトを使ってお風呂に入れてあげましょう。
清拭フォーム お風呂昇降機
プール型お風呂
着替え
*ねまきの着せ方(文の番号は絵の番号の説明
です)
1.横向きになるように寝返りをうたせます。
2.肩の部分から手を入れ、腕にそって袖を脱が
せます
3.新しいねまきを体の上に広げ、袖口から腕を
通します。
4.新しいねまきの残り半分を体の下に差し込み
ます。
5.介護者は反対側に回って、寝返りの向きをか
えます
6.汚れたねまきの残りを脱がせます。
7.体の下に差し込んでおいた新しいねまきを引
き出し、袖に腕を通します。
8.仰向けにして、しわが寄らないように前をあ
わせま す
。
ねまき おむつ用ズボン
食 事
食事の形態はだんだんと変化していくことを理解しておきましょう。つまり飲み込む力や噛む力の低下により、誤飲(空気の道:気道に食事が入ること)しやすくなります。食事にとろみをつけられる製品などを利用すると食事介助もスムーズにできます。また、食事はできるだけ上半身をベットであげて食事介助を行いましょう。
ゼリー状のオブラート
レトルト食品(食べやすい形態)
住 居
ベット上での生活が多くなると、同じ天井・同じ景色になりがちですが、それでは楽しくありません。何かの機会をみつけて場所を変えてあげることもいいかもしれません。「介護する部屋」は介護する側にとって動線が良く便利ですが、同じ部屋ばかりでは家族とのコミュニケーションがとりにくくなりますね。そこでベット引っ越しも計画にいれておいてほしいひとつです。
(介護用品情報提供 フランスベッドメディカルサービス株式会社)
歩
ける人
幾分歩ける人
ほとんど歩けない人
寝たきりの人