2003.1.26(日)チャレンジ開始 なかなか庭土との格闘は苦戦していますが、そもそもここの土は改良が必要です。 栄養素なんかあまりあるように思えません。客土をするにしても今ある土を 入れ替えるわけではないので、土壌改良が必要。 土壌改良にはいろいろ混ぜる必要がありますが、なるべくお金はかけずに 出来る方法をと調べていくと、腐葉土なんかも自分で作れることがわかった。 ただし、時間がかかりそう。すぐ近くに山があるので、そこから枯葉を 拾ってきて庭に漉き込んでおけば、時間はかかるものの自然の力で腐葉土になる。 これは採用としよう。 ただし、庭土の整備をしてから。 さらに出来ることはないかと調べていくうちに、生ごみ堆肥に出くわした。 生ごみならば、もともとは捨ててしまう予定のもの。これを有効に使って肥料 になるのであれば、ごみの減量にもなるし一石二鳥。 新居に引っ越してからというもの、ごみの分別が細かくなり面倒になっていた矢先です。 作り方には何種類かある。 1.コンポスト容器 庭に容器を置いて、その中に土と生ごみを交互に入れて自然発酵させる。 これは基本的には庭に生ごみをそのまま埋めたのと同じ原理でしょうね。 ということは、堆肥になるのに何ヶ月も時間がかかる。 猫なんかが掘り返したり、虫がわいたりしそう。 2.EM菌による方法 EMぼかしを生ごみにふりかけて容器に密閉する方法。 これは嫌気菌による発酵で堆肥化するものです。途中で出てくる水分は抜き取る 必要がある。この水分は希釈して配水管に流すと臭いが消えたり、パイプのつまり が解消したりするらしい。 ただし、嫌気菌によるため2次発酵させるために容器を開けるときは、すごい臭い がするという。これは勘弁願いたい。 3.市販の電動生ごみ処理機によるもの 電動生ごみ処理機にも2種類有る。 @乾燥減量方式 水分を取り去ることで生ごみの容積を減らすもの。 これは生ごみの減量化には役立つものの、堆肥化させて利用するという私の目的 にはあっていない。 Aバイオ熟成方式 微生物の働きとヒ−タ−の熱で生ごみがさらさらの有機肥料になる。 電動生ごみ処理機は臭いが発生しないし、手軽に使えそう。ただし、当然ながら 機械を買わなくてはならない。(市の助成があるとはいえ、結構高い) それに電気代がかかる。 お金を使って生ごみを処理するには抵抗がある。 というわけで、どれも難点がある。 さらに調べていくと、ダンボール箱を使って生ごみを堆肥化している人がいるらしい ことがわかった。 このやり方の代表例はここにマニュアルがあります。 (PDFファイルですので、Acrobat Readerが必要です) この方法は好気菌による発酵で堆肥化させるものです。 バイオ熟成方式の電動生ごみ処理機と同じ原理と思われます。 微生物の働きにより、生ごみのほとんどは水と二酸化炭素に分解される。 特別な道具やお金が必要無いところが気に入りました。 ということで、早速試してみます。 引越しの時に使ったダンボール箱がまだいくつかありますので、これを 使います。 ピートモスのかわりに、余っていた黒土を もみ殻くん炭のかわりに米ぬかを使います。 それに肥料用に買ってあった牛糞を使います。 (牛糞といってもホームセンターで売っていた肥料です。 本当は鶏糞がいいようですが・・・・・。腐葉土でもOK) ダンボールに土を6割程度いれ、そこに生ごみとぬか・牛糞を混ぜ合わせたものと 埋めます。これでOKのはず。 黒土が完全に乾燥しているので、少し水を補給しました。 ダンボール箱は勝手口の近くの軒下に置きました。 うまく発酵してくれると良いのですが・・・・・。 ちょっと不安なのは、今は真冬なので温度が低いこと。 2003.2.1(土)失敗? この1週間でどのていど変化があったでしょうか? 残念ながら箱のなかは見た目にはほとんど変化無し。箱の中の温度も あがっていない。 ただし、臭いは発生していない。(冬だからかも) 発酵を促進させるために攪拌し、食用廃油も混ぜてみました。 これで微生物の活動が活発になるはず・・・・・。 2003.2.8(土)変化の兆し この1週間のあいだにママが新しい生ごみをダンボールに投入したときに ほのかに暖かかったという話を聞き、どのくらい変化したのか楽しみでした。 結果・・・・・ 小さい生ごみはかなり発酵が進んでいました。ただし、思ったほど変化が ありませんでした。臭いはあまりありません。土らしい臭いが強くなった程度。 好気菌を活用するために攪拌しておきました。 さらに発酵を促進させるためには、やはり温度が必要なのでしょう。 微生物が活動するためには10度は必要ということなので、寒い日や朝晩は お休み状態なのでしょうね。ダンボール箱ではせっかく微生物が活動してあがった 温度が逃げてしまいますから。 2003.2.11(火)箱を変更
大き目の発砲スチロールの箱を手に入れたので、ダンボール箱からこれに変更。
ダンボールの中身を発砲スチロールにいれました。
これで様子をみます。ここまでで約2週間分の生ごみを投入しましたが、
臭いは発生していませんし、小さなごみはどんどん姿を消していますので、
一応は成功しているのでしょうが、発酵のスピードが遅い。
2003.2.15(土) 発酵開始
発砲スチロールの箱を覗いてみたら、いままでとは明らかに違っていました。
糸状菌が土の表面に出現しています。箱の中の温度もあがっており、攪拌したら
湯気が立ちました。これはうまくいっている証拠です。
やはり、保温効果のある発砲スチロールに変えたことで発酵がうまくいくようになったのでしょう。
夏であれば、ダンボール箱を屋外においても大丈夫でしょうが、冬に屋外ではダンボール箱
ではだめというのが結論です。