11ぴきのねことあほうどり
作:馬場のぼる
こぐま社

■あらすじ■
コロッケ屋を始めた11匹のねこ。
毎日食事はコロッケ・・・ねこ達が飽きてきた頃にやってきたのは
一羽の(おいしそうな)あほうどり。
彼は実際あんまり賢くなかった。でも彼が11人兄弟だと知って、
11匹のねこ達は下心を隠しつつあほうどりの故郷の島へ・・・。

■感想■
うーん、あほうどりを食べようなどとはちょっと残酷?
絵本っていうのはそういうのも含まれてると思います。
彼らの表情が面白くって、それも人気の一つではないでしょうか。
ところでこのコロッケ屋、繁盛している割にはねこ達の家はボロボロです。
それもまた世間の厳しさを教えようという作者のねらい・・・ではないですよね、多分。


王さまと九人のきょうだい
中国の民話。
訳:君島久子
絵:赤羽末吉
岩波書店

■あらすじ■
長い間子供がいなかった老夫婦。
おばあさんがそれを嘆き悲しんでいると、老人が現れて不思議な丸薬をくれた。
そうして生まれたのはなんと九つ子・・・。しかも何もしなくても立派に育ち、
おまけにそれぞれが不思議な力を持っていた。

■感想■
王さまがかわいそうだと思うのは私の感覚がおかしいのでしょうか(笑)。
背表紙の彼が印象的です。
この絵本は絵もすごく綺麗だと思います。水彩風で中国らしい感じがします。
訳者のネーミングセンスもなかなかで、いい味出してます。 例:ちからもち、あつがりや、みずくぐり等
この本も、登場人物の多さが逆に話のまとまりを生んでいて読みやすいです。


しずくのぼうけん
作:マリア・テルリコフスカ
訳:うちだりさこ
絵:ボフダン・ブテンコ
福音館書店

■あらすじ■
バケツから飛び出た一滴の水。彼女の名は「しずく」。
ホコリで汚れた「しずく」は綺麗好き、元の綺麗な姿に戻ろうと奮闘する。
クリーニング店や病院等など・・・。果たして彼女の運命は?

■感想■
女の子だったんですか・・・。男だと思ってました(笑)。
絵はちょっと不思議な感じです。水彩・・・とも少し違うような。
レースとか、どうやって描かれているのか謎です。
字も活字ではなく、特徴的な形です。
水の循環の様子もわかる絵本です。


はたらきもののじょせつしゃけいてぃー
文・絵:バージニア・リー・バートン
訳:いしいももこ
福音館書店

■あらすじ■
ケイティーは、ブルドーザーや除雪などで街の人々を助けるトラクター。
冬に大雪が降る中、街は静まりかえっていた。
そんな中、唯一ケイティーだけは動いていた・・・。

■感想■
「ちゃっ・ちゃっ・ちゃっ」というケイティーの動く音が可愛いです。
この絵本の面白いところは、絵が凄く細かいところ。
地図までついていたり、街の施設名まで書き込まれています。
それを眺めるだけでも楽しいですよ。


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