弥勒菩薩

 

 弥勒菩薩 京都 広隆寺
    木造(赤松) 飛鳥時代(7世紀)

 この「弥勒菩薩」は、渡来人秦氏が
聖徳太子の為に建立した蜂岡寺(現在
の広隆寺)の創建時の本尊と伝えられ
る。

 小川光三・西村公朝著
ほとけの顔(T)祈り(毎日新聞社)より

 

 

 弥勒三部経と云われる『弥勒大成仏経』
『弥勒下生経』『弥勒上生経』によると、弥勒
は釈迦在世の頃、南天竺のバラモンの名家
に生まれた実在の人物とされる。

 釈迦が未来仏について説いた時、自ら志願
したところ、釈迦涅槃後56億7000万年後、華林
園の龍華樹の下で悟りを開くと予言された。

 そして弥勒は現在遥か上空の兜率天で菩薩
として修行中であり、釈迦涅槃後56億7000万年
後如来となってこの世に姿を表すとされている。

 釈迦の代わりを務めあとを補う事から「一生補
処」の菩薩とも云われ、また未来に如来になる事
が約束されている事から「未来仏」「当来仏」とも
云われる。
 

 

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