薬師如来

 

 薬師如来 奈良 薬師寺
       銅造 白鳳時代(7世紀)

 正式には薬師瑠璃光如来といい、東
方浄瑠璃世界の教主。『薬師瑠璃光如
来本願功徳経』には12の大願を説き衆
生の病苦を取り払う。

 薬師寺は、天武・持統の両天皇によっ
て藤原京に造営されたが、平城遷都に
ともなって現在の寺地に移転した。

 小川光三・西村公朝著
ほとけの顔(V)寛容(毎日新聞社)より

 

 

 インドでは作例がなく、中国でも敦煌
にごく一部存在するのみだが、朝鮮半
島には作例が多く残されている。

 日本では飛鳥以降信仰が続き、奈良
時代には病気平癒を願って造像された
ものが多く、国分寺の本尊とされた。

 また比叡山延暦寺の本尊として薬師
如来が安置されたことから、天台系で
は薬師如来がつくられた。

 脇侍として日光・月光菩薩を従えるも
のが通例で、十二神将を従えるものも
ある。 

 

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