阿弥陀如来

 

 阿弥陀如来 京都 平等院
       木造 平安時代(11世紀)

 阿弥陀如来はその寿命が無限であることから
無量寿如来、またその光が無限に十方世界を
照らすことから無量光如来とも呼ばれる。

 『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の浄土
三部経によれば、法蔵菩薩は限りない徳行を
積んだ後、四十八の大願を成就して阿弥陀仏
となり西方極楽浄土を主宰する。

 このうちの第十八願は、阿弥陀仏を念ずるも
のに極楽往生を約束するものであり、念仏修行
の根拠とされる。

 日本では平安時代に末法思想が広まり、法然、
親鸞の浄土経が発展し、一般的に信仰されるよ
うになった。脇侍として観音・勢至菩薩を従えるも
の、さらに二十五菩薩を従え、往生者を迎えにく
る聖衆来迎の様子を表す場合もある。

 小川光三・西村公朝著
ほとけの顔(V)寛容(毎日新聞社)より

 

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