わ〜 久々のこのコーナーだ!本当はこの項目、別ページを作ろうと途中まで書きかけていたんだけど、ADSLの事件もあったり、長文を書くには時間が足りずに、結局このコーナーへお引っ越し。書きかけていたものよりも時間も経ってしまったし、簡単に書くことになってしまうことをお詫びします。
11月10日に30年来の友人と出かけたコンサートはフルオーケストラに、バイオリンのソリストも加わって、何年振りかに優雅な気持ちになって帰ってきた。
ととろの森のすぐ近くにあるその大ホールは白木のぬくもりが感じられ、正面にはパイプオルガン、舞台も客席からとても近く感じた。指揮者の方がお話もされ、その方もまた、オーケストラのみなさんがとても若手なのに驚いた。黒い衣装のオケとは打って代わって、真っ赤なドレスに身を包んだバイオリンのソリストも新進若手の女性だった。きれいなおねえさ〜ん・・・それにコンサートマスターもお若かった。
「気軽にクラシック」と名の付いたそのコンサートは観客もみなさん普段着のまま来ていて、私もホッとしたのだ。演奏プログラムを開くと、「あっ これ知ってる」って題名をみてすぐにわかるものが多かった。指揮者の方も、「みなさんご存じの曲ばかりです」 と説明をしてくれた。
本当は すべての曲についてその時の気持ちとか聞こえてきた楽器のことなどに付いて書きたい気持ちなのだが・・・どうも10日もすぎてしまうとそうもいかないらしい・・・・。ま〜なんとしたことだ!とりあえずプログラムを載せますのでご参考までに。
♪ ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」〜〈春〉
♪ モーツァルト:交響曲第40番 ト短調〜第一楽章
♪ グリーク:「ペール・ギュント」第1組曲〜〈朝〉〈山の魔王の宮殿にて〉
♪ スタナメ:交響詩「わが祖国」〜〈モルダウ〉
♪ メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜〈結婚行進曲〉
♪ ベートーベン:交響曲第5番ハ短調「運命」〜第1楽章
♪ エルガー:愛のあいさつ
♪ サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
♪ ラヴェル:ボレロ
アンコール
♪ 外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
♪ ハチャトゥリアン:ガイーヌ〜レズギンカ
なかなかでしょ?題名は知らなくても演奏が始まると「あ〜この曲か」ってものばかりで本当に眠くなることはなかったな。良かった!思わず松田聖子の「ハートをRock」になったらどうしようって本当はちょっぴり思ってた。さてこの中から3曲私の感想など・・・・
〈山の魔王の宮殿にて〉 これは実は大昔ピアノの連弾で弾いた事があった。実はこの曲はオケで聴いたのは2回目だったなあとその時思い出した。やっぱりピアノだけの音と違い、オケの演奏は迫力があるのは当然。これはいつも主役級のヴァイオリンが脇役にまわる。弓で弾かず弦を指ではじくあの音が今でも耳に残る。
〈愛のあいさつ〉 3曲ソロのヴァイオリンが入る曲があったが、これもその中の一つ。これを聴くとどうしても恋人同士が顔を近づけて楽しそうに尚かつはにかみながらおしゃべりしている光景が脳裏に浮かんでくる。今の若い人たちはこういう恋愛しているんだろうか・・・・ってふと余計な事まで思った。こんな事思うなんておばさんなのかな。
〈ボレロ〉 これは生のオケで聞いたのは当然初めてだった。こんなに興奮するとは思わなかった。演奏前に指揮者が「この曲は、指揮者が興奮してはいけない、オーケストラと観客が興奮するのが良いとされる」というようなお話をしていた。最初はよ〜く耳をすまさなければ聞こえないくらいの小さな音でチェロの音で始まった。そしてあの旋律、多分クラリネット(かな?怪しいぞ)が一番手。そしてみなさんご存じのように同じ旋律を色々な楽器が交代で奏でていく。ちなみに私の好きな楽器の音は[ファゴット]、どちらかというとあの金管楽器の‘カ〜ン’というのよりも 暖かみのある木管楽器が好き!そしてそしていつの間にやら 小太鼓のあのちっとも狂わないリズム。この曲の主役が・・・・・打楽器だからそれは後ろの左の方のはずだって思ってそこをみてもどうしても小太鼓が見あたらない、でも私の耳によるとその正確に刻まれる音は舞台の中央から聞こえてくるような気がずっとしていた。でもその姿は私からはどうしても確認出来なかった。途中からは小太鼓の音ばかり気になってなんだか自分がたたいているような気にさえなり、あの正確な音がいつ乱れるのではないかと心配までし始めてしまった自分にちょっとびっくり。何とも言えない興奮と感動指揮者とオケと観客までが一つになってボレロにすっかり飲み込まれてしまった様な気がした。本当に素晴らしかった。大きな大きな心惜しみない拍手で活躍奏者が紹介されていく。そっそして 私の探していた小太鼓奏者はちょうど私からみると指揮者に隠れたところにいた!やっぱり真ん中だった!隣に座っていた友人が「小太鼓、どこにいるのかずっとわからなかった」って言った。「真ん中から音は聞こえてたでしょ」って言ったら、「わからなかった〜」って。私の耳も捨てたモンじゃない・・・かも!
たまには いいですよ そんなにクラシックに詳しくない私でもこんなに興奮して帰ってこられたので、みなさんに是非もお勧め!
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