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感動宿泊施設 そ・ふぃい so-phy
私の頭の中の 宿泊施設は、駆け込み寺の要素があるという部分を除けば、他に特徴のない施設だった。 最後は気の良い仲間達とワークホームとして使えれば良いや、そんな気持ちでいたから割と気楽に、しかし真剣に考えていたと思う。 実際に設計図が出来上がってきて、建築家の加藤さんの 「特徴を持たせなければ・・・ あなたがやりたいことを もっとはっきりと打ち出さなければ 誰も気が付いてくれませんよ。」 その言葉に ああ なるほどな と頷いた。 加藤さんにしても、せっかくのデザインを簡単に潰されたのでは泣くに泣けないだろう。 人さまに喜んでもらえて、大袈裟だけど後世にまで残るような そんな施設を作りたいんだろうと 勝手に思った。 故に 最初に私が考えていた 10室のうち 3室は常に駆け込み寺のために という条件は外してしまって、駆け込み寺の必要のなくなる施設 というコンセプトになった。 カウンセリング という言葉も外し、知らないうちに自分を見つめることができる、ああ 私ってこんなこともできるんだ そんな風にも考えられるんだ という自分を見つけてもらう。 そういうプログラムを組むことにした。 その中心は 真知子さん。 彼女の経歴を私は詳しく知らない。 しかし 彼女の生きる姿勢はすばらしい と思う。 自分の意見をしっかりと持ち、自分の人生は誰にも邪魔されない という確固たる信念を持っているように見える。 しかし 彼女の生き様を知っていくと、その姿勢はさまざまな経験に裏打ちされたものであることがわかってくる。 ドライでクールにも見える真知子さんが、本当はとてもあたたかで 情にもろい人だとわかってくると、この人をおいて 私のパートナーはいないのではないか とさえ 思えてくる。 9日の日曜日 13時に待ち合わせをして食事をし、場所を変えてまたおしゃべりして・・・ 家に帰り着いたのは 21時を充分に回っていた。 彼女との会話の中で 特に書き残しておきたいことがある。 「ねえ あなた 教祖になるつもりじゃ ないでしょうね?」 『ああ 教祖ね、良いわねぇ 考えたわよ。』 「やっぱり・・・」 『でも 止めたわ、私の柄じゃないから。この施設を作るに当たっていろんな事を考えた。私の思いがぎゅっと詰まっているんだから、私の思うような運営をして欲しい とか、人材も気に入った人しか使わない とか う〜ん 他にもいろいろ 考えたのよね。でもね み〜んな 止めたわ。』 「どうして?」 『だって そんなことをしたら 成功するはずないもの!』 「あら わかってるじゃい!」 『私がどうして ひとつのことをじっくりとやって来れなかったか、その辺に答えがあると思うのよ。』 「それで?」 『私がやらなければいけないのは 全体をまとめること。だからほとんどのことを かじってきた。その結果 自分には、例えば事務を中心になってすることは無理だ とわかったの。』 「おもしろいのね・・・」 『だって 敵わないわよ、専門の人には・・・ 自分がなんて無能なんだろう ってこと しみじみ感じたもの。』 「ふ〜ん」 『だからね、私は施設の近くにテイクアウトの寿司ショップを作るの。』 「え〜 なに? どういうこと?」 『もちろん 経営者は私だから責任は取るわ。でもね、それだけを見ていると 皆が息苦しくなっちゃうと思うの。私は元来 重箱の隅をつつく人だから。大まかな筋書きは私が作る。スタッフはそれに従って 自分たちのイベントを組み立てていけばいいんじゃないかな と思うの。』 「それで 良いの? バラバラにならない?」 『もちろん その時々にミーティングはするし、道を外れそうだったら注意はする。でも 口やかましく言いたくないの。』 「だから? 寿司ショップ?」 『そう、私の最後の仕事。どの道 私にまでしっかりとした報酬が届くとは思えないのよ。もし もらえるなら それは駆け込み寺として使う人たちのためにストックしておかなければいけないしね。』 「そうだね〜」 『お金持ちになりたいとか 大きな家に住みたいとか 思ったことないのよね。ブランド物にも興味ないし・・・ 生活できるだけで充分。あとはパートナーかな?』 「そういう考えなら 私はあなたと組めると思う。」 長い時間をかけて話したことだし、多少の脚色はあるが本筋では間違っていないはず。 なにより Machiko さんは ほぼ 私と同じ魂を持った人だと思っている。 人の下に立つことは嫌な人。 全てのことに 全力投球する人。 出来れば 自分が教祖になりたいと思う人。 でも それではうまく行かない と理解している人。 ずっと 私を上手に使ってくれる上司が どこかにいるはず と探しつづけてきた人。 そして 自分が自分の上司になろう と決めた人。 感動宿泊施設 そ・ふぃい so‐phy は、4つの分野をそれぞれ独立させようと考えている。
1.メインのこころの部分 それらをまとめる事務・経理・営業 といった分野を私が統括する。 だから 真知子さんも これから探すレストラン、農業+クラフト、メンテの人も、私の部下ではなく パートナー。 私の趣旨に賛成してもらえて その上に自分の夢を重ねてくれる、大切なパートナー。 既に 何人かには手伝ってもらえませんか? と連絡を取ってあるけれど、もしも わたしなら とか 知り合いに同じ魂をもっている人を知っている人は 是非 お知らせください。 もっと もっと 詳しく お話させていただきます。なかなか実現できない夢だけど、一生懸命努力しています。 |