ライン

陰影を楽しむ  

通常、照明を考える時に
「光をどう当てるか?」っと考えがちです。


眩しすぎるくらいの明かりに慣れてしまった
我々の生活環境。
ちょっと視点を変えて「光をどう受けるか?」
そこに快適な照明を選ぶヒントが
隠されているような気がしています。

天井は、壁はどのような素材なのか、
材質・色。艶や光の透過性など
部屋を構成する素材によって
光は様々な表情を見せてくれます。

谷崎潤一郎著『陰翳礼讃』
日本人の持つ審美眼を謳った著で
深淵な「闇」を豊かな叙情と捉えた名著である。
その中での一説
・・・日本の座敷の美は全く陰翳の濃淡に
依って生まれているので、それ以外に何もない。

何を言おうとしているのか
我々のDNAの中には
「暗さ」を「美しさ」と感じる美意識が
有るのだと言うことです。

失った叙情を取り戻すためには
光の引き算をしてみるのもいいかもしれない...。

メール アイコン
メール
トップ アイコン
トップ

ライン

(c) Copyright HIDEKI TAKAYAMA 2002.All rights reserved.