戻る
夏風邪
咽頭結膜熱、ヘルパンギーナ、手足口病が代表的。
免疫力を高めて予防しよう!
風のウィルスの中には、高温多湿に強い性質のものがいくつかあり、それらが夏になると活発に活動し、夏風邪を引き
起こします。代表的なものに、咽頭結膜熱・ヘルパンギーナ・手足口病があります。
咽頭結膜熱は「アデノウィルス」というウィルスによって引き起こされる病気で、プールを介してうつることが多いの
でプール熱とも呼ばれています。のどと目が赤くなり、高熱が3日ほど続きます。
ヘルパンギーナと手足口病は、どちらも「エンテロウィルス」というウィルスによる病気で、普通の風邪と同じように
経口感染がほとんどです。ある日突然高熱が出て、翌日のどが痛くなったらヘルパンギーナの可能性大。口内炎ができ
2〜3日は物を食べるとかなり痛むので、熱が下がっても機嫌が悪いことが多いです。手足口病はその名のとおり、手・
足・口の中に赤い湿疹ができるのが特徴。口内炎ができるのはヘルパンギーナに似ていますが、こちらは熱が出ないの
が普通です。
ウィルスを避けることはなかなか難しいので、ウィルスを撃退するための免疫力を保てるよう、規則正しい生活をして
きちんと栄養を取り、十分な睡眠をとることが免疫力を高め、夏風邪を予防することにつながります。
夏風邪をひいたらどうする?
何日も症状が続くようなら、一度は病院で診察を。
市販薬ではなく、処方薬を飲ませます。
何日も症状が続くようなら、一度は病院に行って診察を受けます。一見風邪のような症状であっても、もっと重大な病
気である可能性がないとはいえないし、まれに髄膜炎のような合併症にかかる危険性もあるからです。
また、一見治ったように見えても、口内炎など違う症状が出てくることもあるので、念のために受診したほうが安心。
市販の風邪薬は飲まさないようにしましょう。市販の総合感冒薬は風邪のあらゆる症状を和らげる成分が入っているの
で、それを服用するとそのときの症状とは関係ないいわば余分な成分まで体内に取り込んでしまうからです。きちんと
医師の診察を受けた上で、症状に合った薬を処方してもらうのが一番です。
風邪には根本的な治療法というものはありません。風邪薬というのは、のどの炎症を和らげたり、鼻水を抑えたりする
いわば対症療法なので飲めば治るというものではないのです。まずは栄養と睡眠をきちんと取って体を休めることを第
一に考え、そのうえで症状に合った薬を使うようにします。
また、解熱剤もむやみに服用すると、ウィルスに対する防御システムを阻害し、かえって症状を長引かせることにもな
りかねます。本当に苦しそうなときや、熱が高くて眠れないときに限って使うようにします。
風邪のとき、家出のケアは?
子供が快適だと思う環境を整え、普段どおりの生活を。
食欲がないときは水分の多いものを。
夏は家の中と外の温度差が激しい季節です。そんなときに風邪をひくと、暖めればいいのか、冷やせばいいのか迷って
しまうかもしれませんが、基本的には子供が快適だと感じる環境にしてあげることです。
「クーラーは使わないほうが?」と思いますが、よい使い方ならOK。暑いからといってかけすぎると、体を冷やしす
ぎることになり、風邪の症状を悪化させることも。暑くて寝苦しい夜、クーラーで冷やせばぐっすり眠れるのであれば
これはよい使い方。ただし、朝までかけっぱなしというのはよくありません。
子供は風邪をひいていても意外と元気なことが多いです。そんなときは、無理をさせない程度に普段どおりの生活を。
また、ヘルパンギーナや手足口病にかかって口内炎ができている場合は、食欲がなくなりがちです。そんなときは水分
の多いものや、口当たりがソフトで食べやすいものを中心に食べさせてあげます。症状を見ながら、いつもの食事に戻
していくようにします。
戻る