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なんで私の顔って垢抜けない印象なんだろう、と昔ふと考えたことがある。元来面倒くさいことはしない性質で、まわりがぼちぼち色気づきだす13〜14の頃もまだまだ眉毛ボウボウで走り回っていたが、まあ時代も10ン年以上昔、しかも田舎なので今時のコギャルほど派手な子も少なかったためさほど気にならなかった。むしろ『アタシってひとつひとつのパーツは悪くないのに、なんでトータルで見るとパッとしないかな〜』など思っていたくらいだから若いってスゴイ。
そんなある日、TVのバラエティ番組でゲスト(先代藤山寛美系な顔のヒト?だった)がこう発言していたのを聞いて衝撃が走った。「自分でも、な〜んでこんな間抜けツラしとるんかなーと思ってたけど、よう見るとマユゲと目の間の距離が長いんですわ〜!」(あっ、アタシの目と眉の間も広っ・・・!アタシって、ま、間抜けヅラだったんだ!!!)
思い込みの激しい年頃のこと。落ちついて鏡を見れば、やや離れているとしてもあくまで「普通」の範疇内にすぎないのだが、一旦第三者によって理屈づけがなされるともうそうとしか考えられない。そういうワケで私はその後ながらく自分の顔の難点をすべからく目と眉が離れているせいにしていたものだ。
大人になり、少し客観的に自分の顔を見れるようになって、昔ショックを受けたことは実はさほど問題ではないということ、そんなとこよりもっと改善すべき点が山ほどあるということもわかるようになった。
いまでは私も眉を整える。眉の上部のラインを崩すと顔がガラッと変わるので、基本的には眉の下側のカーブを上にあわせてちょっとづつちょっとづつ剃る。
だが今でもその作業をする時は、自分から眉と目の間を広くするなんてー!と、おびえる中学生の自分が連想されて、おかしかったりするのだが。
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