言われると恥ずかしい
2003年 3月 5日


 昨日の朝、いつものよーに家を出て、電車に乗って、駅から会社までてくてく歩き、事務所ビルのエレベータに乗り込んで、「おはよ〜ございます〜」と女子更衣室に入って服を着替えようとして、はじめてヘアクリップをとめたままだったのに気づいてあぜんとした。
 ワタシは朝の化粧の際、そこらへんのヘアピンやヘアクリップ2−3本でジャマになる前髪をびっと横に留めることが多い。だが勿論化粧が終わればちゃあんとクリップもはずす。特に今は冬で、最後にマフラーを巻いてさっと鏡でチェックして出るからめったなことでは忘れないはずなのだ。
 それなのに昨日はどういうわけか見落としてしまった。いつもの通りぽいぽいとはずして出たのに、一本だけぽっちりと右のこめかみに不自然に前髪を引っ張って残っていた。大ショックである。このアタマで電車にも20分間ゆられていたし、エレベータでもご丁寧に左を壁に寄せて立っていた。
とはいえ、ワタシが自分で思うほど周囲は気にはしてないのだろう。案外ヒトのことなど見ていないし、見てもモノがヘアクリップなので、位置が微妙だが本人オシャレで留めているつもりかもしれない。そうなると他人はもとより、親しい間柄でも案外指摘できないものだ。まあこれがヘアピンでなく洗濯ピンで前髪留めていればさすがに人目をひいて、早い段階で誰かに言われたと思う。洗濯ピン留めて出なくてホントによかった。(だって家の中で留める程度ならどっちだっていいもんね)
 さらに今日、会社で朝お手洗いにいってから普通に仕事を始め、その後1時間くらいして9階の総務に行ってから1階のメール室に行ったところ、そこの顔見知りの女性にはじめて「制服のうしろがめくれてるよん」と指摘された。ガーン!は、恥ずかちぃ〜!てゆーか昨日からなんか立ち直れねぇ〜!!(10秒くらいで立ち直ったけど)
 そんで、「いやー失敗しちゃったよん」とそれらをネタにお昼に友達とハナシをしていたのだが、すると出るわ出るわ、いろんな失敗談がその場に出てくる。前髪にカーラー巻いたまま出てきちゃった先輩とか、水上バイクでビキニの上がペロリでポロリの友達など。こういうのはサザエさん世界だけかと思っていたがそうでもないらしい。
 それに指摘するほうも、相手の精神的打撃が予想できるだけに、結構気まずいのだこういうの。ワタシが例えば会社で指摘されるなら、できればやはり同性で、中途半端な顔見知りよりはいっそ親しいヒトに軽い調子で言って欲しい。だから自分がそういうのを見つけても『自分が指摘するよりはもっとふさわしいヒトが指摘してくれるまでそっとしておこう』などと親切なのか不親切なのかわからん心配りをしてしまう。
 まあ指摘がなければなかなか気づかないことは多いし、その状態が長引けば長引くほど被害は拡大するのだ。
 だから例え朝っぱらから、「あーちょっと、ベストのすそめくれてるで」「ハッありがとーございます部長!」という会話で気まずさいっぱいになろーとも、それはやはり早い段階で言われるほうがいーにきまっているのだ。きっとそうなのだ。
 しかしワタシ、ほんとに制服のスソよくめくって歩いているんです・・・。