Vol 2
| 最初の方は余裕がなくあまり記録を残していないので思い出しながら、管理人と妻の2人で文章を作ったので視点がちがう文章が多いので読みにくいとは思いますが、よければ目を通していただけたら幸いでございます。 |
5月11日午前9時すぎ、大阪赤十字病院に到着。
かかりつけの病院の方から予約を取ってもらっていたので、すんなりと手続き完了。
診察室では紹介状を見ながらいくつか質問され、愛美も賢く先生の言われたとうりに行動してくれたので予診もすぐに終わりました。
その後、頭の『CT』を撮ることになりました。
CT室へはパパが付き添い、少し愛美も不安そうにしていましたが10分ほどで終わりました。
それから出来た写真を持って診察室へ・・・
先生がその写真を眺めながら・・・・
「はっきりした物はこの写真からは分からないので、一応『MRI』も撮っときましょうか。」
と言われ、3日後の5月14日に『MRI』の予約を取ってもらいました。
5月14日 この日はママと愛美の2人で病院へ行きました。
パパは仕事で、もえみ(次女)は、おばあちゃんが仕事休んで見てくれる事になりました。
前回の『CT』とは違い『MRI』は少し時間もかかりました。
それに撮影中は工事現場のような音が鳴り、愛美の体も土管のような所にすっぽり入って行きました。
愛美もかなり怖がっていて、終るまでずっと愛美の足を握って、
「ママちゃんといてるからー!怖くないからがんばって!」
と声を張り上げてなんとか無事に乗り切ることができました。
そして、結果を聞きに診察室へと戻りそこで、衝撃の結果を聞く事になりました。
「『MRI』の結果、腫瘍らしき物が見えるので、期間はどのくらいか分かりませんが入院してもらいます。」との事でした。
入院が決まり早々小児科病棟に入りました。
ママから電話が入り仕事をキリの良い所で終らして会社を早退し、急いで病院に行きました。
病院に着くと、愛美の担当の先生になった、W先生が愛美について話をしてくれる事になりました。
愛美が侵されてる病名は『橋神経膠腫(きょうしんけいこうしゅ)』と言うものでした。
はっきり言って訳がわからず、どういう事か尋ねると、脳腫瘍の1種で脳幹部(延髄部)(主に呼吸機能など無意識に行う動作をつかさどる神経が凝縮されている部分)に5〜6cmぐらいの腫瘍(ガン細胞)が出来ていて、この部分は摘出手術も出来なくて、仮に手術しても全摘出出来ず神経を傷つける恐れがありリスクが大きすぎるとの事でした。
とりあえず、出来る処置としては『コバルト(放射線治療)』と脳圧を下げる薬で出来るだけ進行を止めると言う事でした。
先生2人で説明してくれていたのですが、その他の話というと今後の愛美の精神的ケアをどういう風にしていくか、と言う話ばかりで聞いていると遠まわしに助かる可能性は極めて低いと言ってるようにしか聞こえませんでした・・・・
????僕は入院していきなり訳わからん事言いやがって!と思ってました。
しかし、話が終りナースステーションを出ると何故か涙が止まりませんでした。
ママは話の途中から泣いていましたが、僕は事実を受け取れず訳がわからないまま泣いてしまいました。
病室に戻ると愛美は看護婦さんと大人しく待ってくれてました。
そして愛美には「ちょっとばい菌がなるみの中に入ってしまったらしいから、ちょっとだけ入院してばい菌やっつけような!」って言うのが精一杯でした。
愛美は少し不安そうな顔していましたが「うん!」って言ってくれました。
これから長くて辛い闘病生活が始まるとは知らずに・・・・・