<ショート・バイブローラについて>


アレン・コリンズ氏のExplorer


ご覧のようにアレン・コリンズ氏のExplorerにはショート・バイブローラが取り付けてありました。 ギブソンのショート・バイブローラには下記の3種類が存在します。




上は寿庵氏の62年製SGスタンダードに付いているタイプです。エボニーの化粧板が付いており あまりにチープな構造だったので少しでも豪華に見せようという狙いがあったのでしょう。左下はflat base vibratoと呼ばれるものです。 右下はspacer base vibratoと呼ばれているものです。



下の2つがどう違うのかを角度を変えて見てみましょう。flat baseがその名の通り、 平らなベースプレートを3本のネジでボディに取り付けるのに対して、spacer baseは プレスされた板バネ部分に開けた穴に、スペーサーを介した3本のネジでボディに固定 されるようになっています。flat baseのベースプレートが無いだけの状態ですね。


flat base vibratoとspacer base vibratoは年代により入れ替わるのではなく、 1963年頃から60年代後期まで並行して使用されているようです。 さらにトレモロアームも上のSGに付いている板状のものと、先端に白いプラスチックが付いたものとが混在しています。 一般的には下位グレードに板状の物、上級グレードにプラスチック付きという感じだったのでしょうね。