ちび♀

 

今飼ってる犬のお母さん。

俺が中学校二年の時に拾ってきて、ずっと飼ってました。

 

<妊娠>

 

俺が高三の夏くらいに、暑いから日陰に連れて行って、俺は家で休憩してたら、外で「キャーーーン」って。

走って行って見たら、通りすがりの犬にやられてました。

離そうとしても離れなくて、涙流して泣いてました。

きっと痛かったんだろうね。

そしたら俺のお母さんが「どうしたら離れる!?どうやったらしぼむ?あんた男だけ分かるだろ!」って。

俺に言われても・・・・。

しぼませるのって、出すしかないんかな?と思いつつ、ホースで局部に水かけてました。

でも、全然抜けないから、しばらくほっといたら、抜けました。

妊娠してたら大変だから水で流してはみたものの、そんなの無駄で、妊娠しちゃってました。

 

<心臓>

 

子供を産んで数ヶ月。

なんかちょっと太ってきたな。って言う感じでした。

しばらくすると、おなかがパンパンになってきて、おなかを引きずるくらい。

これはおかしいと思って病院に連れて行きました。

そしたらお医者さんは

「心臓の病気でもう治りません。」

「死ぬんですか?」

「もってあと数ヶ月です。」

最後の方は、おなかに水が溜まって、入りきらなくなって、おなかが切れてそこから水がぽたぽた流れてました。

そんな事お構いなしにひなはちびの耳をかんだりして遊んでた。

それでもちびは、子供達の面倒を必死で見てて、お母さんて強いなって思ったね。

それから数ヶ月、俺が就職して1ヶ月くらいした頃だったかな。

その頃汽車(鳥取はまだ汽車なんです。)で通勤してて、仕事終わって汽車に乗って帰ってたら、携帯にメールが・・・・。

姉ちゃんからだった。。

「私が帰ったらちび死んでた」

「マジで?」

「昼過ぎに死んだって」

汽車の中で泣きそうになったけど、人がいっぱいいるから我慢して、走って帰ったら、ダンボールの中で横になってた。

「ちび?」って呼んでも返事しないのね。

その日は寝るまでずっと一緒にいてあげました。

次の日に家の庭に埋めた。

今も庭に眠ってます。