ADHD(注意欠陥多動性障害)とは忘れっぽい、落ち着きが無くじっとして
いられない気が散って一つの事に集中できない、または情緒不安定で興奮しやすく
衝動的に怒りをあらわにするといった行動が人並みはずれて激しく起こるため
周囲になじめずに社会・学校・家庭生活にするのが難しい状態に陥っているような
子供たちの事をいいます。
「障害」であって「病気」ではないので、治るということはありません。
精神病や心の病気や知的障害でもありません。
行動にブレーキをかけたり、ルールを学んだり それを取り入れて物事を
計画したり解決策を工夫することなどADHDの脳は、この働きをしていません。
そのため不注意だったり活発すぎたり衝動性を思うようにコントロールできず
ADHDにありがちな いわゆる困った行動につながりやすいのです。
例えば遊んでいてもルールや順番が守れない・先生の話を集中して聞けない
危険な行動をとる・宿題や約束を忘れる・時間を守れない・・・等です。
このような行動は本人が意図的に行っているわけではないのですが、どうしても
「悪い子」のレッテルを貼られてしまって先生や周りから評価してもらいにくく
なったり、いじめの対象になったり周りから疎外されたりする可能性があります。
子どもはそのたび傷つき、社会生活になじめないということにもなります。
ADHDは「障害」なので親のしつけが悪いためにADHDになるということは
ありません。また厳しく躾れば治るというものでもありません。
しかし、「どのように育てるか」で、症状が激しくあらわれることもあれば
問題なく生活できる場合もあります。そのためにもまず親や社会や学校が
ADHDについて知ってもらう必要があるでしょう。