妊娠〜産休に入るまで


1999年6月、通常生理の周期は25日〜28日であるのに、今月は予定日の範囲内に生理がこない。結婚して3年待ちにまった妊娠?!はやる気持ちを抑えつつ、妊娠検査薬を使ってみることに・・・待つこと5分。 「や〜ん、妊娠反応が出た〜!!」震える手、高鳴る心臓、何度も何度も取り扱い説明書を読み返す私。ドキドキドキ、、、妊娠しちゃったよ〜。 夫への報告も今となっては、なんと言って伝えたのか定かではないが、夫も喜んでいたのは確かである。
翌日、同僚へ病院へ行くので遅刻すると電話を入れ、喜び勇んで自宅近所の産婦人科へGO!少量の出血があり安静にとの指示があったものの、確かに妊娠しており夫と同僚へ報告のTELをし、遅刻しているにもかかわらず、ニヤニヤしながら出勤し、その日から私の妊娠生活が幕を切った。


妊娠が発覚したとたんに街の風景が変わって見えてきた(単純な私)。特に道行く人の中に妊婦さんが多いこと、多いこと・・・ でも回りから見たら私は昨日までと同じ私であって、妊娠がわかったからといって、急にお腹が「ドーンッ」と大きくなるわけでもない。

通勤については、会社が東京都内にあると言っても始業時間が9時30分と他の会社と比較すると遅いほうなので、幸い電車通勤にありがちなギュウギュウ詰めラッシュではない。朝は運が良ければ会社の最寄駅まで座って行けるし、帰りは100%座れる。でも妊娠初期は、お腹が大きい訳ではないから、席を譲ってもらえなくてもしょうがないなぁって思ってたけど、さすがに妊娠後期に入ってどこからどう見ても妊婦という姿になっても席を譲ってくれる人は少ないのには正直驚いた。

妊娠初期の頃は社内数名にしか、妊娠報告をしていなかった私。ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたんで。でも安定期に入ってからは、産休中の仕事の引継ぎもあるし、いろいろと提出しなければいけない書類関係もあったので、会う人、会う人に報告しまくり。
「よかったね、おめでとう!」と言ってもられると、そんなに親しくない人であっても素直にうれしかった。が、絶対聞かれるのは「仕事続けるの?」だった。私の勤めている会社には、子供がいても仕事を続けている先輩ママさんがとても多い。私なんぞただただ会社にいるってだけで、キャリアなんて言える代物でもないが、仕事は絶対続けるって思っていたし、そんな私に夫も何も言わなかった。現実問題、私が仕事を辞めたら家賃・車のローン・・・ギリギリの生活になるのは目に見えてる。でも本当は、私の世界を持っていたいい、子供だけに縛られたくないっていう気持ちもあったし、両立できるはずって変な自信があった。


通常規定では、妊娠中に何かトラブルがあった場合(切迫早産のため安静など)は、通勤時間を1時間遅らせるなど、病院からの証明を勤務先に提出すれば、遅刻扱いにならない。また、妊娠の週数に合わせて実施される検診もしかりである。
私の場合妊娠初期〜生産期に入るまで、毎回検診の度に

「安静」・「下がり気味」・「切迫流産・早産の恐れ」

と、言われ続けたけど、よっぽど危険な状態でない限り「安静」と言われたからって、そうそう会社は休めない。「子供の命と仕事とどちらが大切なんだ」と言われてしまえばそれまでだけど、仕事を続ける人は殆どがそうだと思う。私の配属されている部署は、かっこいい言い方をすれば「秘書室」だけど、実際の業務は殆どデスクワークが中心。そして部屋には、私を含めもう一人の秘書と二人ぽっち・・・よって、少々の融通がまかり通ってしまうのは有難いが、その反面彼女に対しては最新の気配りが必要。なんてたって、産休中は彼女は部屋に一人になってしまうのだから。


仕事の引継ぎも終了し、取引先の会社などにも産休に入る旨の手紙を郵送し、あとは産休突入日を待つばかり。高校を卒業してから現在の会社に入社して13年。一度も会社を辞めたことがない私にとって、初めての長期休暇。期待と不安でワクワク・ドキドキ。出産後は里帰りを予定しているため、その間に夫のために用意しておかなければならないことや、赤ちゃんが産まれた時に必要なもので買い忘れたものは無いか?などなど、とりとめもないことを心配していたけど、実際産休に入ってしまうと、「時間はまだある、明日にしようっと」っと、元来ルーズな性格の本領発揮。大きいお腹を理由に、ギリギリまで働いていたんだから、ゆっくりしよう、ゆっくりしよう、ゆっくりしよう・・・と日は流れて、あっというまに出産。予定日より1週間早い出産でしたが、初産にしては超安産なお産でありました。



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