おもちゃ
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| なんだかいつの間にか増えてしまうのが子供のおもちゃ。そんなに買い与えているつもりがなくても、誰かにもらったりしてなんだか増えている。 沢山あっても気に入っているものは大体決まっていて、中には見向きもされないものもある。いらないのかと、しまっておくとある日思い出して、出せ出せと騒いだりして。でもやはりすぐ飽きる。 沢山あるから飽きやすいのかもしれない。あまり買い与えるのはやめよう。そう決めても年齢が上がってくれば、いつまでも同じおもちゃでは遊んでくれはしない。 |
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| 最近よく行く子供用品屋で娘は必ず同じコーナーで引っかかってしまう。救急車やパトカー、ゾウの形をしたおもちゃがスイッチを入れるとサイレンが鳴ったり、音楽がかかったりする。電池が入っていて、パッケージに入っていないそれらは子供たちが遊び放題。飽きずにスイッチを押し続けてうるさい上に、帰ろうと抱き上げるとものすごく泣く。 子供たちには楽しいこのようなおもちゃも、どうも親の目から見るとあまり与えたくない気もする。スイッチを押すことで音が鳴ったり、光ったり、動いたり。確かに派手できれいなものは刺激的だろうが、みなどれもこれも似たようなものに思える。動きや音が違うだけで、子供の側はいつもスイッチを押すだけだ。これではすぐに飽きるもの当たり前だ。できればもうちょっと工夫の余地があるおもちゃの方が本人も面白いし、飽きも来ないだろう。 |
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| 知育玩具なんて物もあって、0歳児でも将来のためにこれがいい!というようなおもちゃも売られている。しかしあまりに小さいうちから「これで遊べば頭がよくなる」などと考えながらおもちゃを与えるのもどうかと思う。それを食べれば健康になる、と言われる健康食品と似た感じを受けてしまう。 もちろんいろいろ研究の結果発達を促す、と信じるに足るおもちゃなのだろうけど、本人が興味を示さなければ意味がない。娘を見ていると、製作者が意図した使い方をしないことも多い。ブロックは組み立てるのはまだ無理としても積んだりして遊んでよ、と思うのだが棒を振り回す、どこかを叩く、はたまた投げる。私が積んで見せてやると崩して喜ぶのが関の山。大きくてやり易いかと、さいころ状の柔らかい積み木も買ってみたが、まったく無視。テレビの上に積まれたままである。 実はそんな売っているおもちゃよりも、そこらに転がっている日常品が受けたりすることも多い。うちわが面白かったり、泡立て器に夢中になったり。お菓子の空き箱だったり、ペットボトルだったり。お金ばかりかける必要もない。 |
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| 先日、最近出しにくい場所にしまっていてご無沙汰していたおままごとセットを出してやった。包丁で野菜や果物を切ってはフライパンで「じゅ〜じゅ〜」料理をして、お気に入りの二匹のぬいぐるみの皿に盛り分ける。カップを配ってお茶を振舞う。「おいしい?」と聞いている。どんどんごっこ遊びっぽくなってきた。試しに小さなかごにぬいぐるみを入れて「お風呂だよ」とやったらお湯をばしゃばしゃかける真似をしたり、自分も入りたがったりする。片足しか入れない小さなかごだけど。体を洗ってあげる真似をして、タオルで「ごしごし」とふいて、風呂上りはミルクを飲ませて。最期はまな板の上に寝かせてタオルをかけて「ねんね〜」と添い寝。結構できるもんだ。 自分が子供の頃のおもちゃと言えばブロックで飛行機やロボットを作っていた気がする。ヒーロー物の人形でも遊んだ。あとは絵ばかり描いていた。女の子なら着せ替え人形なんかで遊ぶ日が来るのだろうか。歌って踊って、走り回ってばかりいる娘からはあまり想像できなかったが、やっぱりそうなるのかもしれない。 (2003年7月11日) 「おもちゃ図書館」 |