秋田の住宅(未来)を造りたい


住宅に対する私の考え

住とは、どうあるべきなのか。
 家とは、寝る所、食べる所、団らんする所・・・。
 本来、家とは、雨や風をしのぐ場であれば良かったものではな
かったのか。
 それが今では、人間の欲の塊のようになってしまったのではな
いか。
高気密・高断熱・床暖房・常時換気・防音構造・防火構造・
バリアフリー仕様などなど。
それが悪いとは言わないが、外の気候も知らなかったり、隣の家
族が閉じこもって何をしているのかわからないようでは、過剰と言
う他ならない。
 家事に関しても、[全自動洗濯機・乾燥機・食器洗浄機・
電気炊飯器・電子レンジなどなど。
家事には時間が掛からなくなった。
昔の例えで、「カラスの鳴かない日はあっても、嫁の泣かない日
はない」と言われたそうだが、今は、その影すらなくなってしまっ
た。
 家事の苦労がなくなったことは、母親の存在を軽くし、苦労して
いる所を見ていない子供は、手伝いなどする必要はなく、家族の
絆も、会話もなくなってしまったのではないだろうか。
 子供には、個室を与え、その結果、こどもは閉じこもり、まるで
独房のように、孤立しているのではないだろうか。



私の設計したい家
 家族が生活するための空間で、かっこつけない暮らしのできる
家。
 共有できる空間を出来るだけ広くし、個室は少なく小さくする。
 団らんのできる住まいを目指したい。



家を建てる時に考えてもらいた事
 ・どんなところで(どんな空間で)くつろぎたいのか。
 ・どんなところで(どんな空間で)家族とだんらんしたいのか。
 このことさえうまく出来れば、多少あきらめるところがあっても、
気持ちよく住むことができるはず。

 住むだけであれば、1Kのアパートでも2人で暮らすことができる
だろうし、2DKに4人家族で住んでいる人もいる。
 建てる家に欲を持ち込み過ぎてはいけない。



私が求める家の設計
 ・視覚的おもしろさのある家
 ・意外性のある家

 普通の家であれば、大手ハウスメーカーのチラシに載っている
家でもよいのであろう。それが標準解なのだから。
 せっかく建てる家なのだから、個性のある家にしたいじゃないで
すか。
 住みにくいというのは、言語道断であるが、標準とは違うプラス
αがほしいと思う。