噛みつきって・・・。
 満1歳を過ぎる頃からごくまれに見られる『噛みつき』。これは子どもが1人だけでなく、相手がいて初めて
問題になる事ですよね。「いきなり噛んだんです!」とビックリするお母さんもいるようです。噛んだ側のお母さんも、噛まれた側のお母さんもビックリですよね。

 まだ1歳というと、殆ど言葉も出てなくて、自分の意志をなかなか伝えられない。言葉で伝えられないから、体で伝えようとするんです。状況をよく見てみると、だいたいおもちゃの取り合いとかが多いんです。どうすれば噛みつきがおきないか・・・一概には言えないんですが、一例として、子どもの気持ちをしっかりとくみ取ってあげると言うのが一番です。○○して欲しいのね、○○が欲しいのねと。お友達と遊んでいるとき、相手が持っている物を欲しそうにしていたら「貸して(ちょうだい)って言うのよ」と仕草を教えてあげたり、はじめは一緒に声をかけてあげたり。(何でもやってしまうと過保護になってしまいかえってよくないので、要注意。)噛みつくという行為意外の意志の伝達方法をしっかりと教えてあげることがいいですね。

 噛みつきはおこるまえに止めるべし。これも大切です。小さいうちは、学習能力が高いんですよね。噛みつけばお友達が泣く→おもちゃが貰える(お友達に勝てる!)と学習してしまう可能性がないとも言えないんです。友達同士で自由に遊ばせるのはとってもよい事です。でも、その間もお母さん達はちゃんと子どもを見てあげてください。いつなにがあっても止めに入れるように・・・。実際勤務していた保育園では1歳児の子ども20人に対して保育者3人だったので、噛みつきを止めに入るのも大変でした。あちこちで未遂があった事もありますねぇ・・・。

 もし、噛みつきがおこってしまっても、噛んでしまった子は怒らないであげてください。怒るなら話す!こっちの方が効果的です。1歳過ぎれば、話せばちゃんと解るんですよ。「噛んだら痛いよね。お友達泣いてるね。痛かったんだね。おもちゃ欲しいときは、ちょうだいするのよ・・・」優しく声をかけてあげてください。噛んでしまった子のお母さん、子どもには誠意をもって謝る事は忘れずに。成長の1つとして見てくれる人もいればやっぱり大事な子どもが噛まれたのよ!!とお怒りになるおかあさんもいます。怪我をさせてしまったのは事実ですから、どんな状況でも謝罪は忘れてはいけません。

 噛まれたあとの処置ですが、そのままにしておかずしばらく冷やしてあげてください。子どもは手加減なんて知りませんから、そのままにしておくと結構痕が残ってしまったりする場合があるんです。十分冷やしてあげたら軟膏を塗ってあげてください。


 噛みつきはする子もいればしない子もいます。成長するにつれて言葉で伝えられるようになってくると、全く見られないようになります。でも、「成長したらなくなるからいいわ・・・」と放っておくのではなく、ちゃんと子どもをよく見て原因や、どうしたらいいかと考えてあげてください。