| 7月1日
片腕の1匹が卵を産んだ。このザリガニは4匹の中で一番おとなしく、体も小さかったが、メスであることが判明。
紫がかった黒っぽいキャビアのような卵を尻尾の内側の脚につけて守っている。全部がザリガニになってしまったら家では面倒を見きれないため、行船公園の池にこのメスを逃がしてくることにした。 |
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7月2日
逃がす前に、Jが卵を産んだザリガニをともだちに見せたいというので、保育園に持っていった。
本物のザリガニとその卵を見て、子どもたちはみんな大喜びだった。 |
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| 7月12日 残った2匹のつわもののうち、どちらかがまた脱皮した。
「どちらか」というのは、もうどちらがボスかわからないほど2匹とも立派な体格になったからだ。
ペットショップで買ったエサに「元気に大きく育つよ」と書かれているのは、ウソではなかった。 |
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7月13日
おそらく12日に脱皮したほうだと思うが、外出先から帰るといつのまにか片腕が取れているのが1匹いた。
また内乱が起きたのか、脱皮したてのヤワな腕をどこかに引っ掛けてしまったのか? |
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| 7月14日 朝食を食べているとき、水槽の中をのぞいたらザリガニたちも朝食だった。
しかし、その朝食は脱皮した自分の殻を食べていた。共食いするぐらいだから殻も食べるだろうが、自分の殻をよく食べる気になるものだ。 |
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| 7月16日
夜遅く、仕事から帰って水槽を見てみると、様子がおかしい。2匹が絡まっている。一方がもう一方の腕をつかんで逃がすまいとしているが、ケンカなのか交尾なのかよくわからない。しかし、ケンカだったら激しく取っ組み合いをするはずなので、交尾だと思われる。
だとするとオス2匹のように見えたのが実はつがいだったのか?それとも「ボス」と呼んでオスだと思っていたのが、実は気の強い女帝だったとか?
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7月20日
息子と近所の公園の「金魚祭り」に行った。
そこでばったりと保育園の友達に会い、金魚を6匹もらってきた。
これまで金魚を小さい水槽に、ザリガニを大きい水槽に入れていたが、さすがに金魚でも9匹も小さい水槽に閉じこめるのは酷なので、入れ替えをした。
←ザリガニの棲み家を占拠した新入りの金魚
(オレンジの大きいのは古株) |
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| 7月21日
ザリガニの棲み家だった大きな水槽に移住した金魚たちの様子が変だ。エサを与えてもすぐには食べに来ないし、特に大きいほうの金魚は底のほうでじっとしているばかりで今一つ元気がない。妻が言うには、水を取り替えたときに冷たい水をいきなり入れてしまったので、寒いのではないか、と。
しかし、若僧が入ってきたために緊張しているのだろうという憶測のもとに、しばらく様子を見ることにした。 |
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| 7月22日
事件が起きた。保育園の友達にもらった新入りの金魚が一匹死んでしまった。我が家に来てからたった3日間の命であった。しかも他の金魚たちも依然として底のほう深いところでじっとしている。やはり水質に問題があるとみえる。
しかし、頻繁に水を取りかえることは金魚にとってもストレスのもとになるため、下手なことはできない。 |
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| 7月23日
大事件が起きた。なんと金魚が3匹も一度に死んでしまった。仕事に出かけている昼間のことであった。水質以外にも、金魚に特有の病気をもった者がいたのではないかという可能性がでてきた。
そしてさらにもう1匹、昨年の金魚祭りでもらってきた大きい金魚が死んだ。いまさら水を取り替えても、病気は蔓延していることは、水のにごり具合で想像できた。 |
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| 7月24日
そして悲劇は起きた。大きい金魚2匹が死んで全滅、小さい新入り金魚1匹も次々に死んでしまい、残るはただ1匹。見ると、明らかに弱っているがもはやなすすべがない。
妻と一緒に原因をあれこれと考えたが、仮に低い水温にいきなり入れることが金魚にとって負担の大きいことであっても、これまでに何度も水を取り替えるなかにはそういうことも多々あり、一年間生きてきた金魚までもが水温が原因で死んでしまうというのは考えにくい。病気を持った金魚が混ざっていたとする可能性のほうが高いのではないか。 |
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| 7月25日
ついに最後の1匹も息絶えた・・・。
結局、金魚祭りでもらった金魚たちは我が家で1週間もたなかった。そして、1年間元気に過ごしてきた金魚も彼らの道連れとなった。
よくよく考えたが、ザリガニは野生のものを釣ってきた。一方で金魚は完全に人の手によって養殖された、いわば温室育ちのようなものである。ザリガニと金魚を入れかえるときに、丹念に水槽と砂利を洗ったが、温室育ちの金魚が抗体を持ち得ない雑菌が、野生のザリガニに棲息していたのではないだろうか。
この間ザリガニはどうしていたかといえば、狭いながらもきれいな水槽に移されて、ますます張り切っていた。 |