39th week    *大出産*


39週に入って、アレックと一緒に車の登録にでかけた時、
にぶーいお腹の痛みが・・・。 「もしかして、陣痛かも!?」
とアレックに言うと「登録が終わるまで、待って〜〜」・・・。
そういえば、今週は忙しいから待って、とか、妊娠線予防クリー
ムが終わるから生まれて〜、とか、勝手なわたしたち(^-^;)
とりあえず無事、登録を済ませることはできました。 親孝行
な娘でよかったねぇ、なんて言っていたその夜、とうとう
ホントの「陣痛」がやってきたようです! やっぱり、夕方の
痛みは「陣痛」だったんだ!!
10月14日(日曜日)
午前0時40分   にぶーいお腹の痛みで目が覚める
午前5時ごろ    15分おきだった痛みはいつの間にか消え
  知らない間に寝てしまう
午後12時ごろ   なーんだ、まだか・・・と、ショッピング
  センターをうろうろ。 フードコートで
  昼食中、20分おきの痛みが復活。 昼食
  食べながら、フーー、フーーと呼吸法。
  主治医に電話するが、携帯つながらず。
午後8時半ごろ   15分おき。 アレックは飛行場に旅行帰
  りの義母達を迎えに。 主治医の携帯が
  未だにつながらず、あせり始める。
午後9時ごろ   10分おきになる。 アレック帰宅。
  やっと、主治医に連絡がつく。 なんと
  週末でダーチャ(ロシアの別荘)に行って
  らしい。。。 間にあってよかった・・・。
10月15日(月曜日)
午前5時ごろ   きっかり5分おき。 こうもきっかりくる
  ものかと感心。 腹ごしらえにカーシャ
  (ロシアのオートミールがゆ)を食べる。
午前6時   そろそろだね、ということで主治医宅に
  電話。 病院へのGOサインが出る。
午前6時半   里帰りでもするかのような荷物と共に、病院
  に到着。 書類手続きなどを済ませる。

その後の内診では、お医者さんに「お腹、ちっさいわねー!!
ほんとに39週!? いつ生みたいの???」とさんざん言われ
てしまいました。 陣痛がきてるから来院してるっちゅーねん。。
そして、内診に続き、「恐怖の大浣腸」が行われました(T0T)
なんと、「水枕」からホースがびよ〜ん。 斜め切りにされたホ
ースをぶっすり突き刺され、ぐんぐん入ってくるのは「冷たい水」。
頭の中で「拷問だ〜、拷問だ〜〜!!」という言葉がぐるぐる・・。
思わず「うぉーーー〜〜」と叫んでしまいました(^-^;) 大浣腸が
終わると同時に「トイレ行っていいですか!?」と、同じ部屋の
浣腸後専用トイレにダッシュ! そこでの、あまりの出来事に
しばしトイレに座っていると、「あんまり長く座ってないでね」と
看護婦さんに促され、隣りのこれまた専用シャワーできれいさっぱり。
は、いいけど、真水を入れられた後の体は冷え冷え。 ガタガタ震え
ながら部屋をでると、軍仕様(?)のような服を羽織ったアレックが。
そして、我らがヒーロー(になったのは産後だけど)、主治医・アレ
クサンドル登場!! いよいよだー!!!
午前7時半   日本でいうLDR室(というか、L(陣痛)D(出産)
  はここでR(リカバリー)は別室だったのでLD室
  ?)へ。 広くてきれいな部屋で、お腹にBabyの
  心音を聞く装置をぐるぐる巻き。 静かな部屋に
  これから生まれてくるBabyの心音が・・・。
午前8時   主治医によって、人工的に「破水」。 生温かい
  羊水がいっぱいでてきました。 ちょっと、グロ
  い。。。

ここから2時間程、陣痛が10分おきになったりして、なかなか進ま
ず、隣りの部屋から聞こえてくる、叫び声やBabyの産声を聞きながら
余裕で過ごしました。
午前10時    「陣痛促進剤」を注射される。
Wellcome to the HELL!! ここからが地獄の始まりです。 促進剤が
即座に効き始めたのですが、看護婦さんに「陣痛を進める為に、部屋
を歩いてくださいね」と言われ、アレックに支えられながらウロウロ。
その時、アレックはわたしを励まそうと「♪王様はどこへ行くのかな、
それはおっきなひみつっ、ひみつ〜〜ぅ♪」と、ロシアの古いマンガ
の歌をうたっていましたが、陣痛中のわたしには王様がどこへ行こう
が知ったこっちゃないわーーい!! という感じです。 どうやら、
わたしがよろよろ歩く姿が「年老いた王様」みたいに見えたらしく、
この歌を思いついたらしいです。(失礼な・・・- -;)
午前11時   耐え切れなくなってきたころ、1時間ほど効くと
  いう弱ーい麻酔と痛み止めを注射してもらうが、
  弱すぎるのか目が開けられるほどで、痛み止めも
  40分できれてしまう。
午前11時半   もう1度、麻酔をお願いするが、陣痛が弱まった
  り、いきめなくなるから、と却下。

この頃から、すごーーーーいウンコがしたい感じが始まりました。 
主治医は何回も覗きに来ては「まだ、いきんじゃダメだよ!」と言い
残していきますが、かなりウンコはそこまでやってきてるような感じ
です! 「ウンコしたいよ〜〜〜」と陣痛がやってくるたび、手で
おしりを押さえてました(^-^;;) 2〜3分おきにやってくる陣痛は
腰とお腹がメリメリメリ〜〜〜〜っ。 近所の部屋からも叫び声が
聞こえてきたので、わたしも思いっきり「ぐぉーーーー〜〜!!」
いきんじゃダメと言われても、もぅ、これ以上はムリですーーー!!
あぁ、今度からウンコする時は感謝します、絶対〜〜!!! がまん
も限界で、いきみを逃しつつもついついいきみが入ってしまい、遂に
主治医、助産婦長、Baby担当医登場。 ベッドに足を乗せる台、いき
む時につかむ用のハンドルが登場し、ベッドがウィ〜〜ンと上がります。
もぅ、この時のウンコ具合は絶頂期を迎え、お医者さん達に向かって
「プー(英語)、ハチュ〜〜〜〜ッッッ!!!(ロシア語)」(ウン
コ、したーーーーーーいっっっ!!!)と叫びまくり、さらには
「ダイ、メニャ(ロシア語)、ペインキラ〜〜〜〜ッッッ(英語)!!
!!!!」(痛み止め、ちょうだーーーーいっっっ!!!!!!」
そんでもって、ベッドに足をつけたりしてくれてる主治医に向かって
「ハリーーーーーーーーーー〜〜〜〜ッッッ!!!!」(急いでーー
〜〜〜〜!!!!) これだけ叫んでたので、助産婦長に「すごいわ
ねぇ、落ち着きなさい」とたしなめられてました。 だって、だって
ぇぇぇぇええええ。。 足を台に乗せてから、2回の陣痛はいきまな
いでね、と言われましたが、足を広げてのそれは、すんごい拷問です(>_<)
そして、やっといきんでよし!! のGOサインが・・・。 ここぞ
とばかりにウ〜〜〜〜〜ン!! ホントにウンコの時のいきみ具合に
そっくり!! 早く終わらせたい一心で、陣痛が来てないのにいきんで
しまい、また、たしなめられました(- -;) 2回目の陣痛でいきんでい
る時、歯をくいしばってたので、主治医がアレックに「口閉じろって
言ってください!」と通訳を頼んだのですが、隣りで立ち会ってる
アレックは舞い上がってしまっていて「あ、あうあうあうあうあう・・」
結局、主治医がわたしにロシア語で「口閉じろっ!!」ハムッ!!
2回目のいきみが終わり、アレックに「あと何回、いきめばいいの?」
「あと一回でいいって!!」 よっしゃ、あと1回!!! いきむと
同時に助産婦長の「ウンコ! ウンコ! ウンコ! ウンコ!!」と
いう、わたしの唸り声よりもでかい励まし声(?)(しかも、ウンコ
って言ってたっていうのは、後で知った・・・)が響き、パチンっと
会陰を切る音がし(全然痛くなかった。。。陣痛の痛みの方がはるかに
上!!)するんっ、とBabyの頭がでた感触が・・・。 でも、まだ
体は残ってるみたいで、もうひといきみ!!! オギャーー!!!!!
午後12時40分  とうとう、わたし達のBabyがこの世にやってきました*
へその緒のついたまま、「ホラ、抱っこして」とお腹の上に乗っけられた
娘は「SO SMA〜〜〜LL!!!! BEAUTIFUL!!!!!」
隣りでアレックは両目をごしごし。 助産婦長さんに「あらあら、感情的
なパパねぇ〜」と笑われてました。 わたしも感無量で、肩がひっくひっく
してるのに、パワーを使い果たしたせいか、涙はでてきませんでした。
それでも、卒業式の時のような深い感動に包まれていました* 娘はあっと
いう間に、ロシア式にぐるぐるマトリョーシカのように布で巻かれ、わたし
は後産で胎盤をだしたものの、中にまだ何か残っていたらしく、麻酔専門
のお医者さんがやってきて、全身麻酔をされ、中の掃除(?)をされました。
麻酔が効いてるのに、ぐあーーー!! と、また叫んでいたらしいです(^-^;)
午後3時30分   麻酔から覚める。 横で、アレックが娘をビデオに撮っ
  たり、写真に撮ったりしている。
午後4時ごろ   アレック帰宅。 わたしはこれから5日間過ごすことに
  なる病室へ移動。

こうして、わたしのいろいろあった妊婦ライフも幕を閉じました* 妊娠中
は融通がきかなくて、早く産みたい! と、なかなか妊婦ライフをエンジョイ
できませんでしたが、やりとげた満足感と陣痛の痛みは言葉では言い表せられ
ないほどです(*^-^*)  これからの育児ライフがとっても楽しみです*