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接着大百科 朝倉書店
建築用接着剤について
建築工事において工場接着と現場接着がある
共通することは選定に対して 考慮する必要がある
トラブル等の原因と対策を考慮する
建築産業における接着剤
床
第一位の部位として床材仕上げ材料は多く 木材 弾性仕上材(ビニル床 タイル
ビニール床シートなど)硬質仕上材(タイル 天然スレート レンガ)さらにカーペット等
繊維材料
一般の新築工事 屋根裏部屋工事 地階工事 車庫増築工事などの場合 床仕上材料
接着の為 床下地をつくり床下地の施工にも役割がある
既住の釘接合より 床根太と構造用合板の接合など きしみがなく接着床組込工法が
多くとられるが 接着基準において使用者に対する品質保証の明確さがない
○ コンクリート(現場打ち)
コンクリートスラブ下の含水率が問題となる
コンクリート自身の表面の湿りより床仕上の材料と接着剤の種類により有害性が問題
コンクリートに欠損部 荒れがあると接着性が悪く特別の硬貨剤を使用すると表面に
浮き出る塩などで接着性の阻害あり
○ 木質系床下地
合板 集成材
樹脂はフェノール
問題点として 皮膚障害の例もある 皮膚から通したんぱく質の変性の例
遊離ホルムアルデヒト 遊離フェノールの安全性の対応が必要
○ 木質系床材
限定接着剤
@ アスファルト系接着剤・・・蒸気の可燃性の為 作業が危険であまり使用しない
A 溶剤型ゴム系接着剤・・・こて塗りに多いが難燃性
B ポリ酢酸ビニール系接着剤・・・熟練の技術が要求される
C エポキシ樹脂系接着剤・・・取り扱いが複雑 高価で木材の水分との折り合いの問題
○プラスチック系弾性床材
シートタイプ・・・エマルジョン系接着剤にて施工
タイルタイプ・・・ラテックス エマルジョン系よりも低濃度で施工ができる
○硬質床仕上材
陶磁器タイル モザイクタイル 陶磁器質タイル・・・溶剤型系 二トルゴム系 ラテックス型
石・・・ラテックス重鎮剤系
天然スレート
大理石
壁 天井の接着工法 壁仕上材の下地 コンクリート下地 レンガ系下地 漆喰および石膏ボード下地
パネル用接着剤 タイルボード接着剤 フォームボード接着剤 石膏ボード用接着剤
磁気タイル、モザイクタイル接着剤 木材接着剤
天井材の接着 粘着性 マスチック状樹脂系接着剤
大型ボード同様継続性作用の為
特殊接着
シアノアクリレート系接着剤 (スーパー接着剤)
プラスチック ガラス 金属などの接着
エポキシ樹脂系接着剤
※ 硬化剤に毒性があったり硬化に伴い発熱する為取り扱いに注意
工事における製品製造に利用
レゾルシノール系接着剤
※ 反応硬化型のため混練後 可使時間制限あり
耐水性の要求のある木質構造材に使用
二トリルゴム系接着剤
ポリサルファイド系接着剤
※ サルファイドの臭気が強い
シリコーン系接着剤 シーリング材として利用
ホッとメルト系接着剤
接着のトラブル
不適切な貯蔵 不適切な接着剤の使用 操作
冬季の場合 使用の24時間〜48時間の室内放置の必要のある
凍結しなくても温度か゛低い場合粘度が高くなり塗布が困難になる
被着剤と接着剤の相溶性が悪いと接着性に影響する
表面が汚れている場合 接着の阻害となる
下地のできにより接着性の効果が妨げられる場合もある
塗布量の加減 長すぎるオープンタイムその逆も接着性を妨げる
被着材の位置修正 不適切圧締
硬化する前の不適切取り扱い
接着部材用途に合致しない選定
接着剤製造業者の取り扱い要領の無視
対凍結性
ラテックス 及びエマルジョン系は水が分散媒のため凍結の可能性あり
凍結したら容器の中で固化する
トラブルを接着剤にのみとらわれず 根本的原因の解明は必要である。