![]() |
||
あさか山
●奥の細道
等窮が宅を出て、五里計桧皮の宿を離れてあさか山有。路より近し。此あたり沼多し。
かつみ刈比もやゝ近うなれば、いづれの草を花かつみとは云ぞと人〃に尋侍れども、更
知人なし。沼を尋、人にとひ、かつみかつみと尋ありきて日は山の端にかゝりぬ。二本
松より右にきれて、黒塚の岩屋一見し、福嶋に宿る。
●古歌
みちのくの安積の沼の花かつみ
かつ見る人に恋ひやわたらん
よみ人しらず(古今集)
花かつみかつ見る人の心さえ
安積の沼になるぞわびしき
能因集
みちのくの安達の原の黒塚に
鬼こもれりと聞くはまことか
平兼盛(拾遺集)
●メモ
・訪れた日 平成16年8月8日(日)
・駐車場 安積山散策 日和田町行政センター
・ 黒塚 安達ヶ原ふるさと村
・その他 安積山探しでは、夕暮れ時の雷雨となり、芭蕉のように迷ってしまい
「あさかやま、あさかやま・・・」と呟きながらたどり着きました。
旧奥州街道沿いの日和田(檜皮)の丘陵地帯が安積山で現在は安積山公園
となっておりました。郡山市逢瀬町にも安積山があるそうですが、芭蕉は
日和田の安積山の方を指しています。
●写真情報
![]() |
| ▲安積山は旧奥州街道沿いの低い丘陵地帯(遠くに見える丘) | ▲近づいて反対側からの安積山 |
![]() |
| ▲安積山の下にある山の井 | ▲「浅香山影さへ見ゆる山の井の浅き心を吾が思わなくに」万葉集 第六巻 前釆女 |
![]() |
| ▲鬼の岩屋と白真弓観音堂 | ▲阿武隈川 |
| (2004.8.10 UP) |
![]() |