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お気楽出産物語


7月9日(金)

午前中、いつものように洗濯物を干していると
突然、生理痛のような”ど〜ん”とした痛みが・・・
ムムっ!? もしかしたら・・・この痛みは・・・
陣痛??

■陣痛=規則的な子宮収縮のためにおこる痛み。
予定日(7月5日)も過ぎ、出産が待ち通しかったので うれしさのあまり、仕事中の相棒にさっそくTEL。 「あのね、陣痛が来たみたい(^o^)」 ちょっと早めに帰宅してくれた相棒と 「2人きりの外食なんて当分出来ない」 ということで、近所の寿司屋へ夕飯を食べに行く。 陣痛の痛みに耐えながら 寿司をパクつき、ビールを少し飲んでちょっとイイ気分。 これから出産が始まるというのに、お気楽すぎ!?
■この時、すでに十分痛かったのだが、実際ピーク時の  痛みに比べたらほんの序の口でした(笑)。  恐怖の陣痛はまだまだこれからっ!
今日中に入院すると思っていたので、帰宅後は バタバタと入院の準備と入浴を済ませる。 ・・・・とりあえず睡眠。 あとは陣痛が10分間隔になるのを待つのみ。
■急なお産の時の為にも普通は前もって準備しておきます。  でもあたしは面倒くさくて適当にしかやってませんでした。
■私がお産した病院では初産の場合、「陣痛10分間隔」が  入院の目安でした。その他は破水したとか出血がひどい時。
夜中、トイレに起きると、「おしるし」がある。 順調に出産が始まっているのだ。いよいよだぁ!
■ごく少量の出血。胎児を包んでいる卵膜が子宮の壁から  はがれて出血したもの。
一応病院に電話。 「入院の準備をして来て下さい」とのこと。 診察の結果、私の陣痛の痛みがまだ本格的じゃないので 時間がかかりそうだから、明日まで様子をみましょう ということになった。 7月10日(土) 朝9時に相棒と一緒に病院へ。 陣痛は相変わらず強くなってこないが、一応10分間隔になっていた。 内診の結果少し破水していることがわかりそのまま入院することに。
■破水=胎児を包んでいた膜が破れて中の羊水が流れ出ること。
今度こそ、いよいよ出産だ。 少し緊張。 無事、産まれてきて欲しい。 看護婦さんに病室(個室。すごくキレイっ!)へ案内され パジャマに着替える。 まだまだ陣痛が強くなってこないのでとりあえず部屋で 過ごすことになった。 ちびちゃんの心音と陣痛の波を見る機械をお腹につけられ 定期的に襲ってくる陣痛に耐えながら少しずつ時間が 過ぎていく。 このころ実家の母が来てくれる。 陣痛の間隔を私の「来たっ」を合図にこまめにメモしてくれる相棒。 それと同時に腰をさすってくれる母。 ずっとつきそってくれる人がいてとても心強い。 平日だったら一人っきりだったのできっと心細かっただろうな。 休日に出産をはじめてくれたちびちゃん、キミは良い子じゃ(^。^) 昼食を食べる頃になってもやっぱり陣痛は強くなってきてくれない。 長期戦が苦手な私はちょっと不安になってきた。 時々、内診され、子宮口の開き具合をチェックされる。 こちらは順調に開いてきているようだ。 少し一安心・・
■どうやってチェックされるかというと・・・・  アソコに手を突っ込まれて、確認されるんですっ(>_<)  はじめて体験したときは驚きと痛みで泣いてしまいました。  泣いているあたしを見て先生は「この人本当に出産できるのだろうか・・」と  内心心配だったらしいデス(笑)←後日談
3時のおやつ(入院中の楽しみの一つだった)が出る。 食べる余裕あり。
■食事が摂れる余裕のあるうちは、はっきり言って  たいした痛みじゃありませんっ。
陣痛が強くなってこないので「陣痛を強める薬」を1粒飲むことになった。 「これで本当に陣痛が強まるのぉ?」なんて思っていたら 急に気持ちが悪くなってきて、我慢できずに吐いてしまう(^^;; 急激に襲ってくる強い痛みに体が耐えられないと、吐いてしまう人がいるらしい。 私はそのタイプの人間だったのだ。げげっ(T_T) こんなんでこの先どうなっちゃうの? ずっと吐き続けるの? いやだよぉ(T_T)
■陣痛促進剤というヤツです。私の場合、錠剤では効きが  弱かったらしく後に点滴に変えられました。
少しずつ時間を開けながらさっきの錠剤を数回飲まされる。 その度にゲーゲー吐く。最後なんて胃液しか出ないのに吐きつづける。 あぁ、あたしの体って根性ないのね(T_T)。 痛みも少しずつ強くなってくると、ついに夕飯は食べる余裕も なくなった。おまけに、あまりの痛さに「うぅぅ〜」と自然に声が出てしまう。 そしてその度に看護婦さんや相棒が呼吸法をリードしてくれるけど、 はっきりいってそれどころじゃない。(ごめんっ)
■有名な「ヒッヒッフー」がありますが、私は最後まで3秒呼吸  「1・2・3(吸ってぇ〜)、1・2・3(吐いてぇ〜)」だけでした。  妊娠中は「呼吸法を練習しておくように」と周りから言われつづけていたが  面倒でぜんぜんやらなかった(^^;;;、でも大丈夫。なんとかなるもんです(笑)  私が思うには、呼吸法をやっていればツライ陣痛の痛みにパニックにならずに  すむだけのような気がします。だって、ちょっとでも気を抜くと痛みのピークには  自分をコントロールできなくなっちゃうので・・・
「呼吸法をちゃんとしないと、赤ちゃんが苦しいよ」 とくどい程言われ続ける(怒鳴られる)が、出来ないものは出来ないっ。 そんなに言うならあんた達が変わりにやってくれぇ〜〜〜〜〜〜!
■あたしがちゃんと呼吸をして酸素を摂り込まないと、お腹の中の  赤ちゃんに充分な酸素がいかず、赤ちゃんが呼吸困難になってしまうらしい。
つねにちびちゃんの心音はチェックされているので 弱くなってきたら(←とっても危険)すぐわかる。 だけど看護婦さんもびっくりするほど、ずっと元気な 心音を聞かせ続けるちびちゃん。キミは強い子じゃ。 PM8:00頃、病室から陣痛室へ移動する。 陣痛促進剤は錠剤から点滴に変えられる。痛みはどんどん増すばかり。 一言もしゃべることができなくなり、何か言われる毎にすごく不快になる。 実家の父が来たときも顔をあげることも出来ないぐらいぐったり状態。 この頃、あまりの痛みから逃れたくて「睡眠」へ走ってしまう私の体。 眠ってしまえば楽になるとでも思っていたのだろうか。 陣痛の合間に寝よう寝ようとして看護婦さんにまた怒られる。 「そんなんでどうするの!赤ちゃん、産まれないよっ!」 このまま気絶したら帝王切開になるかな?  ちびちゃんの心音が弱くなって帝王切開になってほしい。 痛みに耐えられなくなって、弱気な考え、逃げの考えしか出来なくなる。 そして、とうとう先生に泣き言を発してしまう。 でも結局産むのは自分。先生も甘えからきてる言葉だってことは百も承知。 何もしてくれるわけがない。(オニ〜!)
■何かトラブルがあったとき等、お腹を切って赤ちゃんを取り出す。
■「色々考えたんですけど・・・(考える暇があったんかいっ!)」  「もう、産むのやめます・・・(やめれる訳がないだろっ!)」  ( )内は相棒のツッコミでございます。
そんな弱気のあたしを一生懸命励ます相棒。 呼吸法をずっとそばでリードしてくれている。 それに応えられない自分が情けない。 ・・・と、その時 今までとは違った激痛が!! なんだかわからないが、自然にお腹に力が入ってしまう。 あまりの痛さと急激な展開にパニクッてしまうあたし。 うわ〜ん。助けてぇぇぇぇ〜〜(T_T) ど・どうしたらいいのぉぉ???? やめてぇーーーーーーーーーーーーーー もうダメーーーーーーーーーーーーーー (後で聞いてわかったのだが、先生が点滴の量を増やしたのだった。) そうこうするうち、私の「もう出ちゃうぅ〜〜」(←本当にこういう感じ)の 連発に陣痛室から分娩室へ移動することになる。 立ち会い出産はしない約束(血に弱い相棒なの)だったので 相棒と母は外で待つことに・・・。ここからは一人。頑張るぞ。
■夫婦一緒に出産をすること。最近は自分から立会いを望む旦那様も多いとか。
内診の結果、子宮口は全開大。先生の「いきんでいいよ」を合図に ありったけの力を振り絞り、ちびちゃんと共に頑張る。 どこにそんな体力が残っていたの?と自分でも不思議なぐらい がんばっちゃっているあたしの体。うぉぉーーーパワー全開!
■子宮口が全開(10cm)になる前にいきんでしまうと  赤ちゃんの頭がスムーズに出れなくなって危険らしい。
■陣痛が来たら2回深呼吸をして、膣や肛門のほうへ力いっぱい、いきむ。  このとき、声は出しちゃいけない。目は開けたまま力いっぱい、いきむ。
先生や看護婦さんも今までのあたしとのギャップに驚きながら 「うまいよ。その調子、もうちょっとだ。がんばれっ」 と応援してくれる。おだてに弱いあたしは調子に乗って益々パワーUPっ そしてPM11:45頃(分娩室に移って1時間程経過) 「よーし。もう産まれるよ。頑張れ。」 「この時間だと自分で子どもの誕生日が決めれるよ」 「10日と11日どっちがいい?」 えぇ? 汗びっしょりになりながら「んーーーー」「うぉ〜〜〜〜」と頑張っている最中に 誕生日が選べるという先生のノンキな発言に「それどころじゃないんだけどなぁ」 とツッコミを入れたい気持ちを我慢しながら、頭の片隅で 「1分でも早く産んでしまいたい。(そうすると誕生日は10日)」 「あ、でも、平成11年7月11日って覚えやすくていいかも」 などと色々考えてしまうあたし。(結構余裕アリ!?) そして0時5分前ぐらいになると先生がまた「さぁさぁどっちにする?」と 聞いてくる。もう、どっちでもいいよ。あたしゃ疲れたよ(ちびまる子ちゃん風) この頃、最後の追い込みに入った段階で意識朦朧とした状態。 「いきむのをやめて、ハッハッハッって短く呼吸して」 先生と看護婦さんのリードに身をまかせながら「ハッハッ」とちびちゃんが 出てくるのを待つ。この間(1、2分程度)
■赤ちゃんの頭が出た状態デス。もうここまできたら産まれたようなもの。  この頃は自分の意識とは別の何か本能的な部分で体が反応しているようで  とても不思議だった。
7月11日(日) 「ギャーーーーーーーーーーー」 (赤ちゃんの泣き声ではありません。あたしの叫び声デス) とものすごい声が出た(自然に出ちゃいました)と同時に 「産まれたよ」と先生の声。 え!? ほ・ほんとに? ほんとに生まれたの? やったーー! やっと、終わった。つ・つかれたよぉぉ。 「男の子だよ。えーと、0時2分だから11日生まれだ」 「体重は・・・3670g。おぉ、思ったより大きかったなぁ。」 (検診の時に推定3200gだったので)
■「小さいお母さんから大きい赤ちゃんが産まれたわねぇ」  入院中色んな人に何度も何度も言われた言葉です。  そして決まってその後に「大変だったでしょう?」と必ず言われてました。  大変って言われてもなぁ、初めての出産なんだし、比べる対象がないのよねぇ。(^^;;;
看護婦さんに呼ばれて分娩室へ入ってくる相棒と母。 すぐに私のところへ来てくれて頭をくしゃくしゃに撫でながら 「がんばったな」などと一生懸命声をかけてくれる相棒。 (興奮してて何を言われたのか思い出せない・・(^^;;) 嬉しさと感動の為、自然に涙が出てしまう。 私達のちびちゃんがついに産まれたのだ。 これから「子供がいる」という新しい人生のスタートだ。 家族3人、楽しく暮らしていこうじゃないですか(^。^) 新米パパ・ママの私達だけど、どうぞ、よろしくねっ、ちびちゃん。

............END............



最後まで読んでくれてさんきゅぅデス。

ここまで読んで下さったあなたに
とっておきの情報を差し上げましょう。

子供を産む前に足腰を鍛えておくべし!

抱っこ、オムツ替え、授乳、の繰り返しで
肩こり、腰痛・・・もう体ボロボロです(T_T)
今ならまだ間に合いマス。




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