私と宝塚

出会い

 出会いはいつだったのか覚えていない。小学生の頃のような気がする。生観劇をはっきり覚えているのは、60周年記念公演、ツレちゃん(鳳蘭さん)の「虞美人」。高校の同級生が、宝塚に引越しをして、お誕生会によんでくれ、その時に観た。
 そこで、宝塚が好きになった。ツレちゃんは、トップスターはこの人だという貫禄と輝きがあった。その時、印象に残った生徒さんは、韓信を演じたルミさん(瀬戸内美八さん)。素敵な人だなあと思った。以後、なかなか生では観ることはなかったのだけど、TVではよく見ていたように思う。


楽しい記憶

 それから何年たったのだろう。次の観劇は就職してすぐ、同僚にさそわれて行った、星組公演「オルフェウスの窓」。奇しくも、ルミさんのさよなら公演だった。なんで、もっと早く宝塚を観なかったのかと後悔するぐらい、ルミさんにはまって、過去のレコードなどを買い集めたのも思い出です。ルミさん退団後、何年間かは、宝塚そのものが好きでよく、観に行った。そのうち、出産等で生観劇が遠のいた時もあったけど、TVでは見ていた。


ブランクへ

 そんなころ、ター子さん(麻実れいさん)のさよなら公演「はばたけ黄金の翼よ」で、一路さんを意識するようになると同時に、子育ても忙しくなり、一路さん2番手、そして、トップお披露目のころは、雪組だけを観るようになっていたと思う。そして、ますます生活面で忙しくなり、「ブルボンの封印」「コート・ダジュール」を最後に生観劇はブランク。TVは一路さんの出演のものは必ず見ていたが。一路さん退団後は本当のブランクとなった。


ファン復帰

 久しぶりに観に行ってみたいと思い立ってから2〜3年たってようやく行ったのが星組公演「ガラスの風景」「バビロン」。たーたん(香寿たつきさん)がトップ。そして、たーたんのさよなら公演。これも奇しくもという言葉があてはまる。懐かしい一路さんの雪組で活躍していたたーたん。「ブルボンの封印」の劇中の歌や「天国と地獄」のダンスシーンなどは生観劇でのインパクトが強く、その時の思いが蘇ってきた。当時、特にファンではなかったけれど、好印象は持っていたのだと思う。しっかり嵌っていた。勢いでスカイステージにも加入した。

たーたんとの出会い



新たな出会い

 2003年の夏、たーたんの退団後、数ヵ月。たーたんの卒業後の舞台を楽しみつつ、暇なときに何気なくCSのスカイステージを見ていた。そんな時、たまたま見たのが花組バウ「ロミオとジュリエット’99」。水さんのロミオを見て、「花の業平」の高子のセリフではないが、「今の宝塚にこんなにカッコイイ男役さんがいたのか」と思った。だけど、生観劇には結びつかず。「白昼の稲妻」は柴田先生だし、荻田先生だし、観てみたいと思ったけど、ちょうど仕事が非常に忙しい時期でもありすんなりあきらめることにした。水さんが出演するというのもわかっていなかったかもしれない。だけど、たーたん退団後の宝塚で1番気になる人ではあったと思う。暇なとき、たまたまつけたCSのニュースで水さんがうつっていると意識して見ていたように思う。でも、まだ、暇のある時・・・。仕事が忙しいと完全に忘れてしまう程度だったのだと思う。


深く深く・・・

 雪組「スサノオ」「タカラヅカグローリー」を観に行く事にした。丁度仕事も休めるゴールデンウィーク。今から思えば、水さんが出るので観に行ったのだと思う。初水さん生観劇。水さんの出ているシーンは水さんを追っていたとは思う。アオセトナはもっと見ていたいと思った記憶もある。でも、それだけだった。ガイさまの歌を聞いて、少しこの人の歌が苦手と思ったかもしれない。(今はそんなことは全く感じていません。魅力的だとすら思っています。)なんと言っても、「スサノオ」は肩の凝る話だったので夢心地にはなれなかった。まあ、でも、次の水さん出演の花組も観たいと思ったのは確かだったと思う。けど、まだその程度。
 そして、運命の7月。スカイステージでの宙組「里見八犬伝」の放送。
 作品全体のできという意味ではいろいろあるのだが、ちょっと見てみようと見かけたらとまらなくなった。やらなければならないことを全てほったらかして、最後まで見てしまった。水さんに関しては、かっこよさ、どろくささ、男くささ、温かさ、やさしさ・・・。いろいろな魅力が迫ってきてどぼんと嵌って・・・。今に至ります。 


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