育児休業データ -その2言うは易し、行うは難し? 2001年8月13日西日本新聞によると 福岡都市圏の市民グループ「子育てネットびぃ〜んず」(大谷清美代表、約四百人)が、子育て中の父親を対象に実施した意識調査の結果、「育児参加を支援する社会の仕組みが必要」などの回答が九割を上回る一方、「家事・育児について夫婦で話し合っている」とした人は三割にも満たないことが分かった。子育てを後押しする社会システムづくりを切望しながらも、その第一歩となる家庭の取り組みには遅れも目立つ父親像が浮かんでいる。 「子育てしやすい社会について」との設問では、「父親が育児参加しやすい社会の仕組みが必要」(94・4%)、「育児休暇を取るための職場の雰囲気づくりが必要」(91・2%)など、社会や職場で育児を支援する制度や環境を強く求めている傾向がうかがえた。 しかし、その半面、「家事・育児の分担について、夫婦で話し合っている」と答えたのは、わずか27・4%。「育児は夫婦で十分相談すべきだ」(94・2%)、「女は家にいて、育児・家事をやることに専念すべきだ」(28・5%)と、分業、共同参画意識は高いのに、現実とは乖離(かいり)した姿がのぞいた。 具体的な育児方法については「しつけとして時にはたたくことも必要」(89・7%)、「子どもの意思を尊重すべきだ」(96・9%)などが多かった。 市民グループは、大野城市を中心に、子育て中の両親で構成。意識調査は昨年九―十月、発行する機関誌や幼稚園、保育所に配布した調査票で、計二千百四十九人の父親にアンケートした。 同ネットの大谷代表は「職場環境や法整備による子育て支援も大切だが、最も大切なのは夫婦間の理解。社会システムの変革は、まず家庭から。両親で話し合いながら、子育てのあり方を考えてもらいたい」と話している。 じっくりと記事を追って見ましょうか。 ![]() 高い数値がでていますが...必要か不必要かといわれたら、とりあえず必要と答えるのかな? ![]() これもなかなか高い割合なんですね。でも、上の質問の「社会の仕組み」って誰が作るのでしょう?この質問の「職場の雰囲気」って誰が作るんでしょう? ![]() これも高い割合。みなさん、言っていることはすばらしい!!! でも、他力本願ではなく、自分で何らかの行動に移しているかというと... ![]() 育児の土台となる家庭においても、話し合いすら行っていない。他のデータについては新聞記事からは拾えなかったのでなんともいえないのですが、記事のコメントからも口先ばかりの父親像というのが見えてくるような気がします。 ![]() ひとそれぞれの考えだから文句はあまり言いたくないけど、こんなこと言っている人がまだ3割もいるんだものねぇ。 言うは易し、行うは難しとはよく言ったもので。 ベンチャー企業を立ち上げた人とか自営業、小企業の人は職場として育児休業を取ることは不可能かもしれない。 でも、大多数が属するサラリーマン社会では育児休業を取ることできるんじゃない?取ってみようよ、育児休業。一ヶ月でいいから。 職場の雰囲気や社会の仕組みを本当に変えなきゃいけないと思っているなら、自分から変えようとしなきゃダメでしょう。他力本願じゃ、いつまでたっても何も変わらない。 とはいえ、いきなり育児休業をとるなんて現実的にはやっぱり難しいだろうから、まずは、家事・育児の分担について奥さんとじっくり話し合うことが大切なんじゃないかなぁ? |