健康情報

◆◆◆ ビタミンの話 ◆◆◆

 

ビタミンの話その1

 

         

 

ビタミンの種類には現在、A、B群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、C、D、E、Kの13種があります。今回は上記のビタミンのうち、ビタミンB群とCを中心に簡単に述べてみたいと思います。

まず、ビタミンB群ですが、@疲れやすい、体がだるい時には「B1」を、A口内炎、まぶたのかさつきには「B2」を、Bじんましん、湿疹等のアレルギー症状には「B6」を、そしてC鉄分不足とは異なる貧血には「B12」、「葉酸」を摂るとよいでしょう。

そして、ビタミンCは風邪のウイルスの活動を阻止すると言われていますので、風邪の予防や治療に効果があります。また、ストレスが生じると大量のビタミンCを消費しますので、日頃から大量に摂取していればストレスにも強くなります。

なお補足ですが、筋肉を動かすためにはビタミンB1が必要です。もしB1が不足すると結果的に体に「疲労物質」がつくられ筋肉も疲労します。このためB1が不足すると疲れやすくなります。ですが疲労の原因はB1不足ばかりではなく、タミンC欠乏等にも原因があります。ビタミンC欠乏の初期症状にも疲労感があるからです。ですから、近頃どうも疲れやいという人はビタミンB1ばかりではなく、ビタミンCもあわせて摂るとよいでしょう。

また、ビタミンB群とビタミンCは水溶性ですので、多く摂っても体に必要な量より多い分は尿中に排泄されてしまいますので、毎日適量摂るのが良いかと思います。

〜 補足 〜

ビタミンは消化器が活発に働いている「食後」に飲んだ方がよく体に吸収されますので、「食後」に飲むと効果的です。なお、ビタミンB群とCのような水溶性ビタミンは一度に大量飲むと体に必要な分以外は尿へすぐに排泄されてしまいますので、一度に1日分を飲むのではなく、朝・昼・夕食後等に分けて飲むと体に適量ずつ供給されて効果的です。左記の点を踏まえて、ビタミンB群とCを毎日飲んで健康を維持してください。

 

ビタミンの話その2

 

     

 

前回に引き続き、ビタミンの話をします。前回はビタミンB群とビタミンCについて述べましたが、
今回は残りのビタミンA、D、E、Kについて簡単に述べてみたいと思います。

まず、これらビタミン類の働きについて述べていきたいと思います。
ビタミンAは@夜や薄暗い所でもモノを見る能力に関与、A皮膚や粘膜の発育に必要、B癌に
対する予防効果があります。ビタミンDは@カルシウムやリンの吸収を助ける、A特に乳幼児の
骨の発育に関与、B腎機能を活性化させる。ビタミンEは@老化防止に関与、A血液の循環を
よくする。そして、ビタミンKは@止血作用と凝固作用あり、Aカルシウムの吸収に関与します。

次に、これらビタミン類が不足するとどんな症状を引き起こすか述べます。
ビタミンAは@暗闇で目が慣れにくくなる、A抵抗力が低下し、病気にかかりやすくなる。
ビタミンDは子供では「くる病」、大人では「骨軟化症」、老人では「骨粗そう症」になります。
ビタミンEは血行が悪くなり、特に冬場しもやけ、ひびやあかぎれができやすくなります。
ビタミンKは多くの食品に含有し、腸内細菌がビタミンKを合成しますので心配ありません。
ただし、抗生物質を服用中はビタミンKの働きが妨げられますので注意が必要です。

さらに、これらビタミン類を過剰に摂るとどんな症状を引き起こすか述べます。
ビタミンAは頭痛、吐き気、食欲不振が出やすくなります。ビタミンDは骨がもろくなりやすくなります。そしてビタミンEとKは現在のところ副作用はないようです。

このようにこれらのビタミン類は「脂溶性ビタミン」といって、前回述べたビタミンB群のような「水溶性」ではありませんので、摂りすぎれば体に蓄積されて上記のような過剰症を引き起こしますので摂りすぎに注意が必要です。

以上で2回にわたり簡単ではありますが、ビタミン類13種の概要をお話ししました。
次回は具体的に症状別にビタミンの効用について話していきたいと思います。

 

ビタミンの話その3

 

前回の2回で13種類のビタミンの概要を述べてきましたが、今回は具体的に症状別にビタミンの効用を話していきたいと思います。症状としましては女性の関心事と思われる5項目を中心に話していきたいと思います。

まず、「便秘」についてですが、一般的に女性の半数以上は便秘に悩まされています。
便秘にはいくつかの原因がありますが、体質的なものやストレスによるもの等があります。
食物繊維を摂り、運動をし、水分を多く摂れば軽いものは治りますが、しつこい便秘には下剤を使わざるおえません。しかし、ビタミンCは下剤としての作用もありますし、ストレス解消にも役立ちますので便秘に効果があります。

次に、「シミ」についてですが、強い日光を受けて日焼けをするとシミやソバカスができやすくなります。ビタミンEは血行を良くし、皮膚の新陳代謝を良くします。そのため皮膚が入れ替わりシミやソバカスが消え元の肌に戻ります。また、ビタミンCはシミの予防にも役立ちますので、屋外でスポーツ等をされる方は日焼け止めクリームの使用と同時にビタミンCもたくさん飲んでおい下さい。

第3番目に「お肌」についてですが、皮膚の乾燥を防ぐにはビタミンA、B2、B6が必要です。
Aは皮膚の表面の潤いを良くし、B2・B6は欠乏すると皮膚が角質化して肌荒れの原因になります。また、ビタミンEは皮膚の新陳代謝を促し皮膚に潤いと張りを保たせますので、上記のビタミンと同様に必要なビタミンの1つです。

第4番目に「冷え性」についてですが、真夏にオフィスで冷房病に悩んでいる女性が多いと思い
ます。冷え性の女性は手足の末梢の血液の循環が悪いのが特徴です。そんな方にはビタミンE
とビタミンB群のナイアシン(ニコチン酸)の摂取をお勧めいたします。両ビタミンは共に末梢血管
の循環を良くし、血流量を増やす働きがあります。その結果、体温を上げますので冷え性の改善
に効果があります。

最後に、ケーキを食べると疲れやすくなるって知ってますか?実はケーキ大好きの女性は肥満
の心配ばかりでなく、ビタミンB1の欠乏症にもなりやすいので注意が必要です。ビタミンB1は
糖質の分解を助ける働きがあります。糖質そのものといえる砂糖が多量に含まれているケーキを食べるとビタミンB1を余計に消費します。したがって、ケーキを食べ過ぎてビタミンB1が不足すると糖質の分解が進まず、その結果「疲労物質」が体内に蓄積されて疲れやすくなります。

以上で症状別のビタミンの効用についてお話ししました。次回は今回お話しした以外の症状別のビタミンの効用についてお話しします。

 

ビタミンの話その4

 

今回は前回お話しした以外の症状別のビタミンの効用についてお話しします。

まず、「目の疲れ」ですが、パソコン・ワープロ作業をする機会が多い現在ですが、何時間も画面を見続けていると目が疲れます。そんな疲れ目に必要なビタミンはビタミンAです。ビタミンAを含有している食品の代表はレバーとうなぎです。また、緑黄色野菜にはビタミンAと同じ働きをするβカロチンが含まれています。しかし、緑黄色野菜が嫌いな方はレバーか総合ビタミン剤でビタミンAを補給して下さい。
その他に目の保護のためには目の神経細胞の栄養に関与するビタミンB1・B6・B12等も必要です。また目の水晶体の老化の防止の役割を担っているのがビタミンCとB2です。つまり、目の健康には「ビタミンA・B群・C」を十分に摂ることが大切です。

次に、「運動不足」についてですが、現在のように車社会になると歩く機会も減って運動不足になりがちです。長期の運動不足は心肺機能を低下させスタミナがなくなります。また、動脈硬化の元となり、心筋梗塞等の原因もになります。本来は運動をするのが大切ですが、運動時間の取れない方には「ビタミンB2とE」をお勧めします。
ビタミンEは血管の老化を防ぎ、動脈硬化の原因である血中のコレステロールが血管に付着するのを防ぎます。また、ビタミンB2は脂質をエネルギーに変えて肥満や高脂血症を防止します。

最後に、「夜勤」についてですが、最近は仕事の勤務形態も複雑になり、私の勤務先の医療機関も例外ではありません。夜勤が多い方はどうしても睡眠不足になりがちです。
そんな時は「ビタミンB1・B2」を摂ることをお勧めします。疲れたとき、乳製品や肉類等の高タンパク食品を主体にした食品を摂るときにビタミンB1・B2が必要になります。
糖質(炭水化物)、脂肪をエネルギーに転換させる時にそれぞれビタミンB1、B2が消費されるからです。

以上で3項目の症状別のビタミンの効用についてお話ししました。他にもいろいろな症状に
対するビタミンの効用があります。他にもいろいろな症状に対するビタミンの効用がありますので、また何かビタミンに関して知っていれば便利なお話しがありましたらお話しします。

 

 

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