手術の日の午後


旦那の運転で家に帰った。
家の近くの桜並木の桜が満開だった。
旦那もご飯を食べていなかったので家に帰ってお昼ご飯を食べることになった。
2〜3日は安静にして、ということだったので
せめて旦那のいるその日くらいは寝かせてもらうことにした。
結婚してから、というか私が仕事をやめてからは
家事一切をしなくなった旦那だが
さすがに食事を作ってくれた。
といってもラーメンだけど・・・

ラーメン食べた後、旦那は永遠を連れて買い物に行ってくれた。
体を休めさせてくれようとしたのだろう。
また一人になってしまった。
何かしていないとまた泣いてしまいそうだったので
大学時代、一番信頼していた先輩に手紙を書いた。
その先輩はいつも黙って私の悩みを聞いてくれる人だった。
2番目の子供を流産したこと、
その子供を流産した日が結婚記念日だったこと、
その子に久遠と名づけていたこと、
そして今日手術をしたこと・・・
自分でも気持ちを整理するために書いていたのかもしれない。

その夜、永遠が寝てからとにかく泣いた。
永遠がおきているときは泣かないように頑張っていたがもう我慢できなかった。 
旦那が「今日は辛かっただろう」といったのだけは覚えているが
その他のことはあまり覚えていない。

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