◆
このホームページをご覧頂いたみなさまへ
このホームページを最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
事務所の片隅で平凡な建築士が、限られた予算でつくったホームページのため、ご覧頂いた皆様には、多々負担をおかけ致しましたこと、お詫びいたします。
このホームページは、こどもに焦点をあて、その家族のために作られたものです。それは、私自身が2児の親である事と、自分の世代が育ってきた時代に対するひとつの反省のようなものからです。
私達の世代は、いわゆる偏差値世代で、人との競争があたりまえのように行われ、その節目ごとに振り分けられては、進路が決められてきました。
日本の国も経済の発展段階にあって、住宅の着工数も年々増え、そうした経済的な豊かさに支えられて、新築住宅には、必ずといっていいほど、子供部屋が作られました。
こども達は、ある面では非常に恵まれた環境のなかに置かれていたと思います。しかしこのことは、客観的に見て本当に幸せなことであったのか?もっとちがう形での幸せがあったのにもかかわらず、これがあたりまえのこととしてわたし達は受け入れてきてしまったのではないだろうか?自分のこどもが再び、自分の歩いてきた道と同じ道へ踏み込んでいく姿をみて、「吹き抜けの意味」と「ミニ図書室」の発想が生まれました。
トピックスの各コンテンツには、考え方の根底に、現代に対する過去からの問いかけと、もうひとつは、人のこころの中にある眼にみえないものを信じるこころへの素朴な憧れです。
すべてをオートマティックにして、手間いらずの物造りを目指すより、人間が主体性を持って手をかけ、つくっていくなかから生まれてくる創意や工夫の発見にものをつくる楽しさがあります。それは、手をかけるという労力の代償を払ってはじめて得ることのできる貴重なものです。わたし達の世代は、特にこの代償を払うことに対して、面倒くさがったり、わずらわしいとすぐ考えてしまう世代といえるかもしれません。
理論や計算による答えより、こども達の5感全てを使った感性による答えのほうがわたしは好きです。カタログや情報があふれ、今のわたし達は感性に頼る必要性を失い、数値で選ぶ打算的な選択をずい分しているように思います
このホームページを機会に、ぜひ自分と同じ世代の人達と一緒に、自分達が見失っていたことや、次の世代へ託していくものについて考えてみたかった。
そういう意味において僕は、人の感性による選択を信じている。
Copyright(c) 2005 小さな家族のための小j通宅. All Rights Reserved.