水道水のはなし

名水の町に原虫の影・水源脅かす産業廃棄物……水道水は安全か?

名水の町に原虫の影----鬼怒川の支流大谷川を水源とし、おいしい水を売り物にした今市市が日本最大・36億円をかけて『濾過機』を導入し稼働し始めました。これは、塩素(カルキ)で死なないクリプトスポリジウムという貝にも似た原虫が既に埼玉県越生(おごせ)町等で大きな事故を発生させているからです。96年夏越生町では、人口1万四千人の内、約8千八百人が下痢や発熱・頭痛を訴えました。この事故を契機に厚生省(当時)は全国94の水源、282地点を調査した結果、秋田、山形、群馬、栃木、熊本、沖縄の8地点でクリプト原虫を検出。調査後も、東京、千葉、神奈川で水道水を取水する原水からクリプト原虫の検出が報告されています。

水が危ない----1998年秋から1999年夏にかけて、本部を福岡市に置くグリーンコープ連合は、季節毎に代表的環境ホルモンとされているノニルフェノールとビスファノールAが水道水に含まれているかどうかを9県24河川を調査した結果、水道水と河川の全てでビスファノールAが 0.01-0.1ppd(ppdは10億分の1)、ノニルフェノールは水道水5地点と河川21から0.01-0.14PPB検出された。

水源脅かす産業廃棄物----廃棄物の不法投棄は水にとっては脅威です。ミネラルウォータの水源が点在する富士山の裾野、朝霧高原で2001年3月危険な廃液『硫酸ピッチ』4.65トンとドラム缶68本が撤去された。朝霧高原は静岡県富士宮市の最上部に位置し、南西に約4キロ下ると約850人の簡易水道が水源に使っている涌き水がある。無秩序に埋められ、捨てられた都市のごみは山に隠された『地雷原』といえるかもしれない。山の水を知らぬ間にむしばんでいる。

朝日新聞より抜粋

浄水器と濾過機----大型電気スーパーにたくさん並んでいる浄水器。水を考える上では全国家庭に40%普及しているという買って安心の浄水器。しかし、農薬や環境ホルモンやウィルスの大きさとその浄水能力を比較すると、驚愕してしまいます。その構造と効果を考えると????

    

          クリプト原虫の正体 | 環境ホルモン |浄水器と濾過機

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