頭蓋底陥入症&環軸椎回旋位固定(形態異常 脱臼)

・・・・・・はじめに・・・・・・
娘の病状を綴ったもので、この病気の全ての人に当てはまるとは限りません。
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娘の病気が発見されたきっかけは、学習机のイスから転落して首を痛がったことです。
家の近くの整形外科で他の病院を紹介され、整形外科と脳神経外科で念のために診てもらいました。
そのとき、娘の首と頭に異常が見つかり、検査、転院、手術・・・・の経過をたどりました。
生まれつきの首の骨の形態異常、さらに ケガによる首へのショックが加わり病気が発見されました。
もしも・・・・と考えるのです。
もしも、娘の病気のことを知らずにもっとひどい怪我をしていたら・・・・
頭蓋底陥入症
頭蓋骨と上部頚椎の異常です。
娘の場合、第二頚椎の突起状のもの(歯状突起尖端)が第一頚椎よりもかなり上まで突出していて脊髄を圧迫していました。

環軸椎回旋位固定(形態異常 脱臼)
頚椎がねじれた状態で固定されてしまう病気。
娘の場合、 第一頚椎が本来のドーナツ型ではなくC型(一部骨の欠損があり)第二頚椎も突起も異常に大きいです。
娘の小さいころからの写真を医師に見せたところ
ケガ以前から頚椎の回旋はあった可能性があるといわれました。
(確かに、写真を見ると首が傾いています。親は、写真をとるときの娘のポーズぐらいにしか思っていませんでした。)
生まれつきの頚椎の形態異常で頚椎が不安定だったことに加え
ケガ(今回の発端は 座っているイスからの転落でした。)によるショックのため回旋が進んだようです。

症状
傾斜頭位(首が傾いている)・頚部の運動痛(首を曲げると痛がる)・運動制限(首の稼動域の制限)がありました。

治療
・牽引を試みましたが効果が出ませんでした。
・ハローベストを装着。
 頭蓋骨を直接(骨ごと)ピン(ボルト)で牽引することで骨のズレを矯正します。
 リスク・・・・ピン(ボルト)が頭蓋骨を突き抜けると、硬膜を傷つけ気脳症をおこすことがあります。
       牽引することで、脊髄をいためる危険があります。
       固定が緩み、頭のリングが外れてしまうことがあります。
       (ピンを追加することもあります。)
・手術
 後頭骨・頚椎固定術 椎了形成術
 自家骨移植術(腸骨を取って後頭骨・頚椎の後方で固定する。