出産日記

2000年3月4日

おばちゃんとおばあちゃんがお祝いを買ってくれるというので、ジャスコへみんなで行く。服をいっぱい買ってもらいヨカッタ 。おばあちゃんはやや恩着せがましい。まあ、無理ないか。シングルマザーなど、大正うまれのおばあちゃんに理解してもらえない よね。(とはいっても家族で応援してくれる人もないが・・・。)pm6ごろより陣痛のようなのが。pm11ごろおしるしも。 (少量の出血。)予定日は3月9日。ウェイトかなりオーバーで、13キロ増の私。主治医にはこの間、増えすぎといわれ、むくみ もあるから注意してと。結構、あかちゃん大きいといわれていて、ビビッテた。早めにでてくれるとなんかたすかるよ。明日には生 まれるかなぁ。夜はよく眠れない。明け方、5分おきぐらいに。

3月5日

am5ごろ病院へ。助産婦さんに診てもらうが、まだ全然、子宮口がひらいてないので自宅へ帰ってくださいと。えー、すごい お腹イタイんだけどなぁ。帰ってきてもイタクて眠れない。pm1からpm2、少し眠った。pm3ごろ、出血。また夜になるとイタ イ。

3月6日

am7ごろ病院へ。主治医が子宮のなかをかきまわす。いい陣痛がくるよと。(他に表現できないなぁ。普通、そういうことし ないんじゃないか?)やはり、自宅待機してと。pm4ごろあまりにもイタイので入院。ソノトキ助産婦さんが「何度も病院にきて ますが、今度は前より痛いんですか?本当に陣痛ですか?」などといわれた。初めてなのにわかるかっての。

3月7日

そろそろ生まれるのかとおもったら、一泊してしまった。今日こそ産みたいが、なんか自分でもまだかなーとかおもってきた。 陣痛室に仲間がっ。ヒーヒーフーが激しいので、つられて私も呼吸する。夕方ごろなんか水っぽいものがでたかなぁ。助産婦さんに 診てもらう。なんかリトマス紙みたいので検査すると、破水だそうだ。たいへんだぁー。私の予備知識によると、24時間以内に出産 しないとあかちゃんが感染症にかかりやすくなってしまうらしい。うわっ、ガンバンナイと。夜中になるにつれて、すごいイタクなって きたぞー。骨盤もメリメリいってるし。お腹にまいてる陣痛監視装置にもいい波がっ。子宮口も9センチひらいてるって。

3月8日

明け方、いい陣痛がっ。2分おきくらい。やっと助産婦さんも「午前中には産まれそうよ。がんばって。」(なんかやっと、認め られたって感じ。)だがっ、重大な異変がっ。陣痛仲間が医者や助産婦さんにとりかこまれているっ。なんと、あかちゃんの心音が弱っ てきたそうだ。みんなアタフタしていってしまった。帝王切開らしい。手術室にいくので、私とは遠いところ。私についていた助産婦さ んまで「私、とりあげられないからね。まだいきんじゃだめよ。」と分娩台に私を残し居なくなる。陣痛2・3分おきなのに私ひとり。 こんなときにだんなは必要かも?いや、やさしい母もほしい。(仕事にいってる。)やさしい兄弟でもいい。(妹と弟がいるはず。) すると、陣痛がやんだ。ピタリと。しばらくたち、さっきとは他の助産婦さんがきた。やさしい人だった。陣痛が遠のいてしまった。 みんないなくなって不安だったと話すと、同情してくれた。なんか食べて力つけると陣痛くるかもっということで、分娩台の上でフルー ツとプリンをたべた。あんまり分娩台の上で食事するひとはいないだろう。やはり、こない。陣痛室に戻って眠ったらということになっ た。

2時間くらいねた。もうpm3時。やばいとおもい助産婦さんに指示を仰ぐと今度は歩きまわれと。素直にガンバル。若干、きた。 pm7ごろお母さんがくる。そのころには陣痛きている。5分おきくらい。助産婦さんが(また違うひと)トイレでいきめということで 素直にしたがう。「うまい。うまい。少しさがってきた」引き続きトイレにこもる。あまり、トイレでいきんだというひとも少ないだろ う。便器に産み落としてしまったらどうしようとハラハラ。だがあまりにもながびいているし、また一泊したくないし、言うことを聞く。 pm9ごろ分娩台へ。だが助産婦さんはいったりきたり。ひとりでいきむ。こうなると不安だなどといってられない。ひとりでも産んで やるって感じ。陣痛くるこないにかまわずいきむ。(普通、陣痛がきてるときにいきむものらしい。)

pm10くらいになってもまだまだ。さすがに助産婦さんも悩む。(とっても体育かい系なかんじのおばさんだった。)いまだ陣痛 5分おき。(1分おきにバンバンこないと産まれないそうだ。)医者に陣痛促進剤をもらってくると走っていった。点滴する場所をあら かじめとっておいたのですぐおとす。 それでもいいのがこないとボヤイていた。私はいきむのみ。やっと医者が様子をみにきて、「お母さん、あかちゃんの頭がみえてきまし たよ。がんばって」と5メーターくらい遠くから眺めている。もうひとり助産婦さんがきた。私のあたまの上にまたがり、合図とともに 私はいきむ、ひとりの助産婦さんはお腹を押す、もうひとりの助産婦さんは赤ちゃんの頭をひっぱる。失敗。「切るよ。」とパチン。 (全然、イタクなかった。)もう一回。

pm11時10分「グギャー」なんか野太い声だった。壮も大変だったらしく、頭がとんがっていた。だが、壮も よくガンバッタね。すでに爪がのびていた。あとできってあげるね。その後、助産婦さんが縫いながら、「あんた、根性あるね。イタイ っていわなかったもんね。ひとりで子供育てようってひとは違うね」と誉められた。だってアナタ怖いんだもの。