結婚の約束をしたのはいいけれど、その後、気分はブルーになった。
その訳は、私の親への報告だった。
「どうしよう...。言うのいやだなあ〜。反対されるかなあ」
くよくよ考えても仕方がないのでタイミングを見計らうがなかなかチャンスがない。
イヤなことは先に済ましたいのにどんどん時間だけが過ぎて行く。
何日か過ぎても踏ん切りがつかないので、結婚している姉の家へ相談に行った。
私「そろそろ結婚しようと思ってるんだけど、お父さんとお母さんに言いにくいだけど」
姉「あんたそんな相手いたの?」
私「失礼やな〜。もう9年近くもつきあってるよ」
姉「うっそー、今まで内緒にしてたの?あんた凄いわ、ペテン師や」
こんなに驚かれると、両親に話すのがもっとイヤになった。しかし、
姉「大丈夫だと思うよ、だってお母さん早く嫁に行って欲しいって嘆いてたもん、
赤飯炊いて喜んでくれるわ」
そういう風に言われたので、ほっとして家路についた。
家には母しかいなかったので今がチャンスと勇気を振り絞って言ってみた。
私「お母さん、私結婚しよっかなって思って。別にいい?」
母「へっ?誰と」予想通りの返事。
私「大学の同級生と」それから延々と質問責めだった。
母「相手の人を見てみないと何とも言えないけど、とりあえずいいんじゃない?」
う〜ん、心配する必要もなかったが、こんないい加減な答えが返ってくるとも
思わなかった。
(つづく)
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