「ひつじの絵本」

ひつじ年に「ひつじ」の絵本を集めてみました。
絵本には、どんなひつじたちがでてくるかしら・・。


まりーちゃんとひつじ
ラルーシとひつじのぼうや
こひつじクロ
しりたがりのひつじ
ヒツジがこおりですべったとさ
ひつじのリンジー
ひつじのコートはどこへいった
ちいさなひつじフリスカ
ひつじがいっぴきおひるねしてる
ひつじ


まりーちゃんとひつじ
   フランソワーズ 作 与田準一 訳  岩波書店

ぱたほんというひつじの名前がもう、かわいくて、大好きな絵本です。
まりーちゃんは、ひつじのぱたぽんに言います。
 「ぱたぽん、おまえは いつか  こどもを 一ぴき うむでしょう。
 そしたら わたしたち、その毛をうって  すきなものが なんでも かえるわね  ぱたぽん」

 するとぱたぽんは答えます。
 「ええ、こどもが 一ぴき できるでしょう
 そしたら わたしたち、  みどりの はらっぱに すむでしょう。ーーー」
 そうすると又、まりーちゃんは言います。
 「おまえは こどもを 二ひき うむかも しれないわ」
 そしたらたくさん毛が取れて、新しい靴が買えると言うと、ぱたぽんはいらないと答える。

 でも又まりーちゃんは言う。
 「おまえは こどもを三びきうむ…」
 どんどんまりーちゃんの夢が広がり、もしかしたら、もしかしたら、
どんどんどん羊の赤ちゃんが生まれて、その毛で立派なおうちが建っちゃうかもーなんて、大変、大変。

 でも、ぱたぽんは一匹しか生まなかったの。
それでも充分幸せなことをまりーちゃんは知っている。かわいい絵本です。



ラルーシとひつじのぼうや
  サゾン・スラザーコフ 文 ベーラ・フレーブニコワ 絵 松谷さやか 訳  福音館書店

自然の中に生きるラルーシという女の子といつもいっしょにいるひつじのぼうやの日常生活を描いたアルタイ民族のお話です。
ある朝、おばあちゃんが、産まれたばかりのこひつじを抱っこして言いました。
「あたたかいうちのなかでしばらくめんどうをみてやっておくれ」。
ラルーシはミルクを飲ませたり、遊んでやったり、甲斐甲斐しく世話します。
それからは、ラルーシとこひつじはどこへいくにもいっしょになりました。
ある日、おばあちゃんとラルーシがお出かけ中、こひつじはいたずらして、テーブルの上にあがり、鏡を割ってしまいます…。
 とっても仲のよい二人ですが、羊のぼうやがラルーシから離れて暮らすべきときはやってくるのです。
あんなにべったりだった羊と離れることも、ラルーシは当然のように受けとめます。
でてくる人みんながほほえんでいる、心をゆったりさせてくれる絵本です。



こひつじクロ
  エリザベス・ショー 作 ゆりようこ 訳  岩崎書店

ひつじかいのおじいさんは、犬のポロと一緒に羊の番をしている。
刈り取った毛でセーターやマフラー、毛布等を編んで、市場へ持って行って、生計を立てている。
ひつじのなかで、1匹だけ黒いクロ。ポロは、クロを厄介者扱いする。
でも、おじいさんは、そのままでいいんだよと慰めてくれる。
ある日、急に空が暗くなって、嵐が来た時、おじいさんとポロは羊をそのままにうちへ帰ってしまった。
明朝、いってみると、一面の雪。羊はどこにもいない。 クロの考えで、洞穴にいたのだ。
クロのおかげで、おじいさんは羊たちを1ぴき残らず、見つけることができた。
毛を刈る季節、おじいさんはいいことを思いついた。
白い毛に黒い毛で、セーターやマフラーにかわいい模様ができることを。
市場でもたくさん売れた。
それからは、黒い羊を増やしたおじいさん。おじいさんの羊たちはいろんな模様で、にぎやかになった。
クロのひたむきな強さとおじいさんの温かさが伝わってくる、ほのぼのとした絵本です。



しりたがりのこひつじ
  エリック・カール 作  福音館書店

しりたがりのこひつじはちょうちょうが空を飛ぶ事が、不思議でしかたがない。
ちょうちょのあとについて行って「ねえ?」「なんで?」と質問攻め。
そこへ雨が降ってくる。ちょうちょは、見えなくなってしまう。
でも、木蔭に雨宿りをしたこひつじは、自分の背中にちょうちょが止まっているのを見つける。
ちょうちょは暖かい南の島へ飛び立って行ってしまうんだけど・・。
一見、自由な感じのするちょうちょとこひつじの会話が楽しい、ほのぼのとした絵本です。



ヒツジがこおりですべったとさ
  ミラ・ビンズバーグ 作 ホセ・アルエゴ&エアリアン・デューイ 絵  山口文生 訳  評論社

こおりの上にのって、滑っってしまったヒツジは「こおりさんは世界一強いの?」と尋ねる。
こおりはおひさまの方が強いと答える。
ヒツジはおひさまの所へ行き、「おひさまは世界一強いの?」と尋ねる。
いろんなものに、あちこち尋ね歩いて一番強いとわかったのは・・・・・
「ねずみのよめいり」に良く似たお話かも・・・。



ひつじのリンジー
  ターシャ・テューダー 作 ないとうりえこ 訳  メディア・ファクトリー

今日はシルヴィー・アンのお誕生日。
お客さまを迎えるためにテーブルをかざり、ごちそうを用意して…。
でも、悩みのたねはいたずらもののこひつじリンジーのこと。



ひつじのコートはどこへいった
  クリストファー・メイナード 文 コリン・ホーキンス 絵  評論社

ヒュー、ジョジーナ、ゴゴールの三匹のひつじが海へ遊びに行きました。
さて泳ごうとするとオオカミが「毛皮のコートをぬいだら」というのでぬいで渡すと、
オオカミはその毛皮をもって逃げてしまいます。
さあ、大変!!ひつじのコートはどこへ行ったの?




ちいさなひつじフリスカ
  ロブ・ルイス 作 かねはらみずひと 訳  ほるぷ出版

あたたかいぬくもりを感じる絵で、ほのぼのとしてちょっと考えさせられるお話です。
フリスカは、なかなか大きくなれない ひつじです。
友達にも ちいさいことを からかわれたりします。
フリスカは、いかに じぶんを大きくみせようかといろいろ知恵をしぼります。
でも、どんなに外見を飾ったとしても、それはニセモノでしかないのです。
本当の自分は ちいさいままなのですから。

大きくなりたい!という願望は、永遠にかわらない子供の意識かもしれません。
でも、大人だって自分を成長させたいという意識はあるはずです。
本当の意味での「おおきくなる」ことって…?考えさせられる1冊です。




ひつじがいっぴきおひるねしてる
  おくのりょうこ 作   偕成社

ひつじがいっぴきおひるねしてる。
どんなゆめをみているのかな?
おひるねしているひつじがふえれば、見ている夢も増えていく。
三匹、六匹・・・どのひつじがどの夢を見ているのか、わかるかな?




ひつじ
   ゴードン・クレイトン 写真 アンジェラ・ロイストン 文 山口文生 訳  評論社

写真絵本です。生まれたての羊の赤ちゃんがどんどん成長していく様子を、美しい写真で追っていきます。
生まれて4時間の羊の赤ちゃんはもう目も見えるし耳も聞こえます。
足はまだよろよろふらふらだけど、ほらほら立てるよ。
「ほーらおおきくなったでしょ」シリーズには、他にこねこ、ひよこ、かえる、あひる、うさぎ、こうま、こうし、があります。