「いろんな おにの絵本」

節分には、みんなで「鬼はそと! 福はうち!!」と豆まき。
絵本には、いろんな鬼が出てきます。
さびしい鬼、かわいい鬼、愉快な鬼・・、
悪い鬼ばかりじゃないのだけど、鬼がいたらやっぱり怖い??


だいくとおにろく
おにたのぼうし
つのはなんにもならないか
島ひきおに
まゆとおに
おにのここづな
ソメコとおに
おにはうち!
ロボット・おに
おにの赤べえ


だいくとおにろく
  松居直 再話 赤羽末吉 え 福音館書店

村人たちが、何べん架けても流されてしまう橋。橋架けをたのまれた大工が、川を見ていると、おにがぶっくりとでてきた。目玉をよこしたら、代わりに橋架けをしてくれるというのだ。
考えているうちに、りっぱな橋が出来てしまう。おには、名前を当てたら許してやるというが・・・。
ちょっと怖いけど、名前をあてっこするやりとりは、面白くて、一緒にさけんでいます。


おにたのぼうし
  あまんきみこ 文 いわさきちひろ え ポプラ社

「おにた」は、黒鬼の子ども。でも、とても気がよくて恥ずかしがりや。お母さんが病気で ごはんを食べていない女の子に 食事を運んであげるたりする。
人間の前では、角隠しの帽子かぶり、人間の服を着ているので、女の子は鬼だと気付かない。
「あたしも 豆まき、したいなぁ。」という女の子の言葉に、震えるおにた。何も知らない女の子の言葉とはいえ、おにたが可哀想に思えてしまう。節分に追い出される鬼たちは、どういう気持ちなのかな。


つのはなんにもならないか
  きたやまようこ 作 偕成社

鬼の子達が、縄跳びをすれば縄がつのにひっかかちゃうし、紙風船は割れてしまう。「いやだね。つのなんかあって。」
でも、皆で冒険へ行ったら、つのが役にたったりして・・。森を歩く時に歌う歌が、大好きで覚えてしまうほど。(私が、曲をつけたの) 最後のページの「つのはだいじにしなくっちゃ」は、りょうたが頭に手をやって、よくまねをしていたよ。


島ひきおに
  山下明生 文 梶山俊夫 え< 偕成社

小さな島に一人ぼっちで住んでいたおには、寂しくて、たまたま通る鳥や船に「お〜い、こっちゃきて あそんでいけ」と声をかける。
でも、おにのいる島なんて、誰もよりつかない。嵐の晩、助けをもとめてやってきた漁師に、おには、「あんたたちと いっしょにくらすには どうすればいい?」と聞く。「島をひっぱってきたら いっしょにくらせるかも」と言われ・・。


まゆとおに
  富安陽子 文 降矢なな え こどものとも(1999.4月号) 福音館書店

やまんばのむすめ「まゆ」。ある日、まゆにであったおにはかわいいまゆを食べてやろうと、考える。なにも知らずについていくまゆだったが・・。
おには、悪気のないまゆに熱いお湯に入れられて、おしりを焼けどしてしまう。そのおにをまゆは背負って、やまんばのところへ連れて行く。おには、やまんばに、手当てをしてもらい、たくさんごちそうになる。それから、まゆとおにはなかよしになる。初めは怖かったおにも、まゆにかかれば、愉快なおにに見えてくるね。


おにのこごつな
  さねとうあきら 文 片山健 え 教育画劇

美しい娘、うめ。いなくなった娘を探しに、おとうが山奥へ入ると、大鬼とうめとその息子のこづなが一緒に暮らしていた。おとうは、うめとその息子を鬼の手から無事つれだした。
ある日、角の生えてきたこづなは、自分のことを殺してくれとおじいに頼みむが・・。


ソメコとおに
  斎藤隆介 文 滝平二郎 え 岩崎書店

女の子がオニにさらわれてしまった。オニは身代金が目的だ。しかしこの女の子は元気すぎて、片時もオニを休ませずカクレンボだのオニゴッコの相手をさせ、跳ね回る。疲れ果てたオニはとうとう村に脅迫状のかわりに、金をやるからどうかこの子を連れに来てくれ、とお願いの手紙を書いてしまう。


おにはうち!
  中川ひろたか 文 村上康成 え 童心社

幼稚園によくやってくる男の子「におくん」。いつも帽子を被っているので、子どもたちは、におくんが鬼だと気がつかない。野球がとても上手で、女の子が打ち誤ったバッドが、園長先生へ向かって飛んでいくと、すごいスピードでバッドを追いかけた。バッドに当たらずにすんだ園長先生が、におくんを抱き寄せた時、におくんの角を見てしまう。でも何も言わない園長先生。野球のあと、節分の豆まきをやろうとすると、におくんはとつぜん逃げ出した。「いいおにはーうち。」園長先生の優しい掛け声に・・。


ロボット・おに
  浅沼とおる 作 フレーベル館

鬼と子どもたちの1年に1度の豆まき大会が近づいてきたある日、「今年の節分こそは子どもたちに勝つぞ。何か良い知恵はないか?」と鬼の島では大王さまを中心に作戦会議。そこで強いロボット鬼を作ったが・・。


おにの赤べえ
寺村 輝夫 文 和歌山 静子 え 理論社

ある山奥のおにの村に、ちびおにがいた。あんまりちびなので、おにの大人の仲間にいれてもらえない。そこでちびおには、人間の村に行くことに。人間の村では何でもさかさまにしろ、おにの大人達に言われてきたが・・。