「豆の絵本」

節分といえば、豆まきです。
季節の違う豆もあるけど、「豆」の絵本を集めてみました。
絵本には、どんな豆がでてくるかなあ。
おいしい豆だといいけど・・。


まめのかぞえうた
ジョディのいんげんまめ
おなべぐつぐつ
ぷちぷち
そらまめくんのベッド
まめとすみとわら
ジャックと豆のつる
えんどう豆の上にねむったお姫さま
ひとつぶのえんどうまめ
5つぶのえんどうまめ
まめ



からにとび、画像がみられます。

まめのかぞえうた
  西内みなみ 文 和歌山静子 絵  スズキ出版

ひとーつ、まめひとつあったとさ。
はたけにうめて、つちのなか。
ふたーつ、ふたごのはっぱのあかちゃん、げんきよくでてきたよ。
豆の木がぐんぐん成長してできた豆を、福が来るよう元気良く食べる、楽しいかぞえうた絵本。



ジョディのいんげんまめ
  マラキー・ドイル 文 ジュディス・アリボーン 絵 山口文生 訳  評論社

おじいちゃんが、ジョディにさやいんげんの種をくれた。
春に種を植え、芽が出て、夏になり、ぐんぐん伸びて、秋に収穫。その季節が移る間、ジョディはずっと豆の世話をする。
おじいちゃんの「見守っててごらん。見守っていればわかるから。」という言葉がいい。
この先どうなるか、言ってしまうより、自分の目で見て、感じることが一番だもの。
秋の終わりに最後の収穫をした。でも、とても食べられないくらい大きくて、硬そうな豆。
おじいちゃんは、それを割って豆を取り出して、12個テーブルの上に並べた。
そう、また来年さやいんげんになるんだよ。
この絵本を見れば、さやいんげんを育てることができると思います。
絵がとても細かいけど、かわいい絵本です。



おなべぐつぐつ こどものとも012
   ほさか あやこ 作  福音館書店

おなべぐつぐつ なににているの  で始まる絵本です。
豆は、おなべのふたを取って初めてでてくるのだけど、ぐつぐつ煮た後にできたお豆は、本当においしそう!!



ぷちぷち
  ひろかわさえこ 作  アリス館

一粒のえんどうまめがさやから「ぷちっ ぷちぷち ぽーん」。
「たんたん とん ととんと とん」と歩いていくと、お花の中に「すぽ」。
ぽとん、ころころ、ぽて…と、言葉の響きが楽しい絵本です。
擬音語や動きを表わすことばだけで、緑色の種が「ぷちっ」とはじけ出てから、
土に落ちて芽が出るまでが描かれています。
緑色の豆達も表情豊かで、赤ちゃんでも楽しめる絵本です。



そらまめくんのベッド
  なかやみわ 作   福音館書店

そらまめくんの宝物はベッド。くものようにフワフワで、わたのようにやわらかい。
えだまめくんたちがうらやましがりますが、ぜったいに貸してあげない。
ところが、その大事なベッドがなくなってしまい、ほかの豆たちがベッドを貸してくれます。
でもぴったりしないの。ここでそれぞれの豆たちの特徴がわかります。
 ベッドをみつけたものの…すぐにはもって帰れません。少し、様子を見ようと草のおうちを作って見張ります。
 そこでうずらのひよこが生まれるんです。そらまめくんは、大喜び。
しゅうまの大好きなかわいい絵本です。

「そらまめくんとめだかのこ」もおすすめ!!



まめとすみとわら
  つるた ようこ 再話・絵  アスラン書房

まめの一つがころころ転がって、炉端へ落ちました。
そこには、すみとわらがいました。
まめとすみとわらの三人がよって、「お伊勢参り」に行くことになったけど…。
紙版画が素朴で、温かい絵本です。



ジャックと豆のつる
  リチャード・ウォーカー 文 ニーアム・シャーキー 絵 阿川佐和子 訳  ブロンズ新社

おなじみのお話。いいかげんな家に育ったジャックは、何かおもしろそうな事件が起こる時だけはりきる少年でした。
食べるものがなくなり、牛を売りに行くことに…。
ユニークな絵と訳で元気に生まれ変わった絵本です。

「ジャックと豆のつる」木下順三 文 田島征三 絵  ほるぷ出版もおすすめ!!




えんどう豆の上にねむったお姫さま
  ハンス・クリスチャン・アンデルセン  作 ドロテー・ドウェンツェ 絵 ウィルヘルムきくえ 訳  太平社

昔々、ひとりの王子がいました。王子は本物のお姫さまをおきさきにしたいと思っていました。
世界中を歩き廻りましたが、なかなか本物のお姫さまはいません。
ある大嵐の夜、お城にぐしょぬれのお姫さまがやって来ました…。
布団の下にたった1粒のえんどう豆があっただけで一睡もできなかったというお姫さま。
しかし、そんなか弱く感じやすい姫こそ世界で一番の姫だということになり、
王子と結婚し、ハッピーエンドとなるお話です。
こんな突拍子もないストーリーもお話の世界ならありかなあ。
でも、絵がとってもきれい。美しい布を見ているような色彩。
そっと、飾っておきたいような表紙です。




ひとつぶのえんどうまめ
  こうみょう なおみ 作  BL出版

さやから一つぶ飛び出したえんどう豆。ころころ転がって、えんどう豆は一体どこにへ?
あっちへころころ、こっちへころころ、えんどう豆がたどりついたのは・・・。
阪神大震災の混乱の中、目の病気が悪化して失明した作者が、より多くの子どもたち、
そして目の不自由な人たちに、絵の楽しさを知ってほしいと願って作った絵本。
針金で形をとって原画を描いた作者の創意を生かし、
絵の輪郭が浮き上がるように特殊なインクを使用して書かれています。
絵を触ってイメージを実感できる心で見る絵本です。
是非、触ってその優しさを実感してもらいたい一冊です。




5つぶのえんどうまめ
  アンデルセン 原作 西本鶏介 文 石倉ヒロユキ 絵   チャイルド

緑色のさやの中に5つぶのえんどう豆が坐っていました。
お日様が照り、雨が降るたび、豆たちはずんずん大きなっていきます。
病気の娘に寄せるえんどう豆のやさしさが、身にしみるようなお話です。
ガーデニングの本や絵本を書かれている画家の絵は、かわいいながらも詳細に描かれています。




まめ かがくのとも傑作集
   平山和子 作  福音館書店

とにかくいろんな豆がでてくる。みんな知っているかしら。
ほぼ実物大なので、比較もしやすい。
さやにおさまっているところ書いているところでは、「そらまめくん」の仲間も揃っていて、
いかにそらまめくんのベッドが他のそれに比べて、大きいかがわかります。
三尺豆などは、4ページに渡って書かれていて、子供達もびっくりしていました。